菅野ヘッケルの作品一覧
「菅野ヘッケル」の「ダウン・ザ・ハイウェイ ボブ・ディランの生涯」「ボブ・ディラン自伝」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「菅野ヘッケル」の「ダウン・ザ・ハイウェイ ボブ・ディランの生涯」「ボブ・ディラン自伝」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ずいぶん前に購入して読まずに置きっ放しにしてました 読みづらい内容なのはわかっていたのと忙しくて手に取れませんでしたがコンプリート武道館を含めてディラン関連への接点んが増えてきましたので久々に手に取りました
一番面白いというか、キチンと読んだのはオーマーシーの録音エピソードでボノから紹介されたダニエルラノワとのやりとりと曲への考え方です 気難しいというか謎に包まれたあアルバム作りの一部が本人の語りで記載されてるのは面白しです ネヴィルブラザーズとのやりとりも興味深い
ライブにかける意気込みやしの魂を乗せたいというディランの考えがなるほどと思いました
Posted by ブクログ
フォークの神様、ボブ・ディランの自伝。
本書はボブの幼少期、アマチュア時代、デビュー当初、黄金期、スランプ、そして復活に至るまでをつづったもの。
これを読むと彼が時を越えて、分野を超えて、本当に多くの人たちに影響を受けていることが分かる。
ヴォルテール、ルソー、ジョン・ロック、モンテスキュー、マルティン・ルター、ピカソ、ロイ・オービソン、ウディ・ガスリー、ヴァン・ロンク、ビートルズ、ボノ(U2)などなど。
本書には数えきれないぐらい多くの人物が登場する。
そしてそれに彼が育った社会的背景も相乗して彼の思想を構築し、独特のリリックが生まれた。
あの短いセンテンスに含まれる高密度のエッセンス
Posted by ブクログ
Bob Dykanの自伝。
以前読んだウッドストックの本に
「暴動が起りかけたウッドストックを、ヒッピーが歌い出した"Blowing in the Wind"が鎮めた」というエピソードがあった。
だから自分は彼の歌の持つ歌詞といい、人の心を揺さぶるパワーといい、何か特別な人間なのだと思っていた。
だけど、真相はそうではない。
彼は神でも代弁者でもなんでもない。
彼は一人の人間であり、ミュージシャンだ。
この本を読めばそれがわかる。
ただ、やはり彼は普通の人間ではない。
それは彼が生きてきた時間軸によるところが大きいのだろう。
彼は、彼が生きる時代より昔の本を好ん
Posted by ブクログ
ボブ・ディランの音楽に興味ない人には全く必要のない本かと思いますが、ディランを聴き続けてきた私にはたまらなく面白い本でした。
何度読み返しても新たな発見があり、神がかったアーティストではない血の通った人間、ディランの言葉がぎっしり詰まっています。
特に、大好きなアルバム「オー・マーシー」の章は何度も読み返してしまいました。
80年代後半は思ったように活動ができなくて引退も考えていたと弱気な発言も。詩人であるディランの全てが実際の出来事なのかは定かではありませんが、立ち直るきっかけや、曲ができあがる瞬間など詳細な記述は驚きの連続でした。
この本の二冊目はいまだ発表されていませんが、是非とも読んで
Posted by ブクログ
4月のライヴに向けて気持ちを盛り上げていくために再読。
まさに稀代のトリックスター、自伝と銘打っているがどこまで事実なのか定かではない、というか真実の意味さえ考えさせられる。
ディランにまつわる唯一の真実は彼が奏でる音楽だけ、他のことは全てについて虚構と言っても差し支えないかも。それ位この男は本能的に社会を煙に巻いているような気がする。
それはともかく第4章の『オー・マーシー』が絶品、栄光から墜ちた人間の心の動きが目の前で繰り広げられているかのよう。
ついでに言えばラノワとの出会いが90年代後半からのディランのある意味での絶頂期に繋がる訳なので、この章だけでも本作を読む価値が十二分にあると思わ