作品一覧

  • ダウン・ザ・ハイウェイ ボブ・ディランの生涯
    -
    1巻3,850円 (税込)
    60年代から現在まで、時代時代の音楽を吸収して常に現役でありつづける最も偉大なアーティストの決定版の評伝。殊に謎につつまれていた90年代以降の活動・私生活が初めて明らかに。
  • ボブ・ディラン自伝
    4.1
    1巻1,980円 (税込)
    選考委員らは彼の自伝「Chronicles(邦題:ボブ・ディラン自伝)」のみならず社会状況や 宗教、政治、そして愛をとりあげた彼の音楽を評価したという。 伝説のシンガー、ボブ・ディランの半生が、今、自らの手によって明かされる! 全米で売上げ50万部を突破したこの自叙伝は、 これまで謎に包まれていた彼の私生活やその折々の彼の心情が赤裸々に吐露されている。 「本書の真の文学的偉業は、ディランが青年時代の彼自身に贈った、うっとりするほど魅惑的な声である」 -- ニューヨーク・タイムズ・ブック・レビュー 「名人級のエッセイスト、世間が注目せずにいられない文化評論家、 そして、もちろん、空中曲芸師のふりをする詩人の手による傑作」 -- ワシントン・ポスト 「ロックンロールの世界において、本書はいわばシェイクスピアの日記の発見のようなものである。 20世紀の偉人によって書かれた自伝の中で、本書ほど本人の内面に迫っているものはない。」 -- デイリーテレグラフ(ロンドン) 伝説のフォークシンガー、ボブ・ディランの自叙伝。 60年代の初めにニューヨークに出てきてコロンビアと契約するところから話は始まり、 ディランの生い立ち、グリニッジ・ビレッジでのカフェホワッ?の舞台裏、 バイク事故とウッドストックの隠遁生活、 「新しい夜明け」や80年代の最高傑作「オーマーシー」ができるまでの過程とレコーディング風景、 恋人スーズとの出会いなど、彼の目で見たものが彼の言葉で書かれている。 彼の音楽人生に大きく影響を与えた数多くのミュージシャンにも言及。 また、これまで謎に包まれていた彼の私生活やその折々の彼の心情、 あるいは当時の社会情勢に対する彼の思いも細かく描写されている。

ユーザーレビュー

  • ボブ・ディラン自伝

    Posted by ブクログ

    ずいぶん前に購入して読まずに置きっ放しにしてました 読みづらい内容なのはわかっていたのと忙しくて手に取れませんでしたがコンプリート武道館を含めてディラン関連への接点んが増えてきましたので久々に手に取りました

    一番面白いというか、キチンと読んだのはオーマーシーの録音エピソードでボノから紹介されたダニエルラノワとのやりとりと曲への考え方です 気難しいというか謎に包まれたあアルバム作りの一部が本人の語りで記載されてるのは面白しです ネヴィルブラザーズとのやりとりも興味深い 

    ライブにかける意気込みやしの魂を乗せたいというディランの考えがなるほどと思いました

    0
    2024年01月02日
  • ボブ・ディラン自伝

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    フォークの神様、ボブ・ディランの自伝。
    本書はボブの幼少期、アマチュア時代、デビュー当初、黄金期、スランプ、そして復活に至るまでをつづったもの。
    これを読むと彼が時を越えて、分野を超えて、本当に多くの人たちに影響を受けていることが分かる。

    ヴォルテール、ルソー、ジョン・ロック、モンテスキュー、マルティン・ルター、ピカソ、ロイ・オービソン、ウディ・ガスリー、ヴァン・ロンク、ビートルズ、ボノ(U2)などなど。

    本書には数えきれないぐらい多くの人物が登場する。
    そしてそれに彼が育った社会的背景も相乗して彼の思想を構築し、独特のリリックが生まれた。

    あの短いセンテンスに含まれる高密度のエッセンス

    0
    2011年05月02日
  • ボブ・ディラン自伝

    Posted by ブクログ

    Bob Dykanの自伝。

    以前読んだウッドストックの本に
    「暴動が起りかけたウッドストックを、ヒッピーが歌い出した"Blowing in the Wind"が鎮めた」というエピソードがあった。

    だから自分は彼の歌の持つ歌詞といい、人の心を揺さぶるパワーといい、何か特別な人間なのだと思っていた。

    だけど、真相はそうではない。
    彼は神でも代弁者でもなんでもない。
    彼は一人の人間であり、ミュージシャンだ。

    この本を読めばそれがわかる。

    ただ、やはり彼は普通の人間ではない。
    それは彼が生きてきた時間軸によるところが大きいのだろう。

    彼は、彼が生きる時代より昔の本を好ん

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    2010年01月13日
  • ボブ・ディラン自伝

    Posted by ブクログ

    ボブ・ディランの音楽に興味ない人には全く必要のない本かと思いますが、ディランを聴き続けてきた私にはたまらなく面白い本でした。
    何度読み返しても新たな発見があり、神がかったアーティストではない血の通った人間、ディランの言葉がぎっしり詰まっています。
    特に、大好きなアルバム「オー・マーシー」の章は何度も読み返してしまいました。
    80年代後半は思ったように活動ができなくて引退も考えていたと弱気な発言も。詩人であるディランの全てが実際の出来事なのかは定かではありませんが、立ち直るきっかけや、曲ができあがる瞬間など詳細な記述は驚きの連続でした。
    この本の二冊目はいまだ発表されていませんが、是非とも読んで

    0
    2024年07月24日
  • ボブ・ディラン自伝

    Posted by ブクログ

    4月のライヴに向けて気持ちを盛り上げていくために再読。
    まさに稀代のトリックスター、自伝と銘打っているがどこまで事実なのか定かではない、というか真実の意味さえ考えさせられる。
    ディランにまつわる唯一の真実は彼が奏でる音楽だけ、他のことは全てについて虚構と言っても差し支えないかも。それ位この男は本能的に社会を煙に巻いているような気がする。
    それはともかく第4章の『オー・マーシー』が絶品、栄光から墜ちた人間の心の動きが目の前で繰り広げられているかのよう。
    ついでに言えばラノワとの出会いが90年代後半からのディランのある意味での絶頂期に繋がる訳なので、この章だけでも本作を読む価値が十二分にあると思わ

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    2014年02月15日

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