古書山たかしの作品一覧

「古書山たかし」の「怪書探訪」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 怪書探訪
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    あの有名作家がこんな本を書いていた!!!! ・明治の文豪が書いた桃太郎のぶっ飛び後日譚。 ・コレラ菌になっちゃった米少年文学の有名主人公。 ・大衆文学の雄がキングコングを元に時代小説。 ・プッチーニのオペラを名人噺家が落語に翻案。 ・国民的作家が雪男を書いたり、ツチノコを書いたり。 本好き、活字好きだからこそ 読めば驚愕、知って呆然。

ユーザーレビュー

  • 怪書探訪

    Posted by ブクログ

    古本マニアの筆者が出会ったミステリ、指南書、SFの怪書を紹介。驚くのは欲しいと思った本をたとえ高額でも買っていく姿勢だ。しかしこのような方がいるからこそ古書の世界は成り立っているのかもしれない。あらすじ紹介はやや冗長な箇所もあるが入手までのストーリー含め楽しく読める。

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    2024年06月24日
  • 怪書探訪

    Posted by ブクログ

    愛書家が古書蒐集人生にて出会った、怪書や珍書の探訪エピソード。
    第1章 古書の海に溺れて
    第2章 探偵小説と歩み始めた 我が古本人生
    第3章 日本仰天本
    カラーとモノクロの書籍関係の画像多数。コラム有り。
    古書蒐集家による、怪書や珍書を巡るエピソードが語られる。
    少年時代の古書蒐集の発芽、古書収集から珍本道へ一直線。
    トーマス・マンの署名本入手の出来事から始まり、
    サミュエル・ジョンソン『英語辞典』への述懐。
    溢れる大阪圭吉愛。『怪人ジキル』等の怪作について。
    新田次郎、吉川英治等の著名作家によるトンデモ怪作。
    ハックルベリー・フィンの続編にもトンデモ怪作。
    リライトの多い『幽霊塔』。『楊牙児

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    2020年10月11日
  • 怪書探訪

    Posted by ブクログ

    『楊牙児奇獄』の解題の章が白眉
    広く古本に関ること、昔の本の事情についてが内容なので怪書探訪といふ題が適当かどうか、「あの作家がこんな本を書いていた!」といふ帯の惹句もほんの本の一部でしかないが、さういふのにありがちなトリビアルな内容に終始せず作家の背景や歴史的事実を絡めて解説するところに好感が持てる

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    2017年06月03日
  • 怪書探訪

    Posted by ブクログ

    中盤以降は若干衒学的なところが気になり出すこともあったが、職業作家でないながらも総じて文章は適度なユーモアを交えて読み易く、ストレスなく古書蒐集の深みを覗く旅へと連れ出された。

    分野問わず、マニアの世界というものは実に趣深くまた狂気に満ちていて、その筋の人にとっては常識の事柄がもちろん門外漢にとっては甚だ非常識だったりするので、そのギャップに驚くだけでも楽しかったりする。
    私も本好きは自認するものの、新刊だけでも読みたいものをすべて追っかけることなど到底できておらず、ここに描かれているような古書蒐集の世界とはまったく無縁なので、出てくる本やエピソードは皆知らないことばかり、大変面白かった。

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    2017年05月24日
  • 怪書探訪

    Posted by ブクログ

    タイトルどおりの内容。特に前半がめちゃめちゃおもしろい。後半が前半のような内容であったら間違いなく★5つでした。

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    2017年01月11日

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