作品一覧

  • 給食無償化――子どもの食格差とセーフティーネットの構築
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    1巻1,760円 (税込)
    子どもの食のセーフティーネットである学校給食の無償化が進みつつあるが、すべての子どもたちへの提供にむけ、現状分析と今後への提言を行う。 子どもの貧困対策、食習慣と健康の保障のため喫緊の課題に対して豊富なデータをもとに説く必読書。
  • 給食費未納~子どもの貧困と食生活格差~
    3.8
    1巻814円 (税込)
    2015年、埼玉県の中学校で給食費未納が3カ月続いた場合「給食を提供しない」ことを決定したニュースが朝日新聞の第2社会面トップで報じられた。アメリカでは給食費未納を理由に生徒の昼食が目の前で取り上げられる事件も起きている。「保護者の責任の問題」「払わないなら食べるな」そう批判するのは簡単だが、本当の問題が見えているだろうか? 「子どもの貧困」を「食」という側面から考え、福祉の新しい視座を提言する。

ユーザーレビュー

  • 給食費未納~子どもの貧困と食生活格差~

    Posted by ブクログ

    公立小中学校の教員の魅力といえば、給食を食べられること!
    と実は言い切れない給食のディープな問題について探究できます。
    給食費を払わない・払えない家庭に社会は何ができるか。
    給食にまつわるエビデンスの宝庫。必読です。

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    2022年07月06日
  • 給食費未納~子どもの貧困と食生活格差~

    Posted by ブクログ


    給食制度そのものの歴史を紐解きつつ、日本の相対的貧困について知ることができました。
    ある種政治的な要素を孕むため、ゼロヒャクの議論ではなく日本の現在と向き合いながら決めなければいけないと痛感します。

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    2023年10月06日
  • 給食費未納~子どもの貧困と食生活格差~

    Posted by ブクログ

    給食費未納が問題なのではなく、給食費すら払えないことから見える家庭の問題、子どもたちの環境に目を向けなければならない
    だが、そこへ対応するとなると、一人の教員としてでは、力不足であり、学校全体だけでなく、専門家の力も必要となる
    専門家とは?役所の人か?児童相談所の人か?法律家?
    その線引が曖昧でもあり、決められないことも悩ましい
    この問題の根は深い

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    2021年01月28日
  • 給食費未納~子どもの貧困と食生活格差~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ◾️公共サービスとしての給食
    以前から、なぜ給食費は個別聴取なのだろうか?と考えていた。
    税金でも良いのではないかと考えていた。
    そこにきて"給食費未納問題"が表面化し、子供の貧困・見えない貧困問題がクローズアップされた。
    また、比較的裕福な親も給食費を納めないという問題も散見された。
    ◾️本書概要
    本書は、その給食費未納問題を様々な視点から分析し、"給食"という公共サービスの"あり方"を模索するない様になっている。
    事は単純ではないというのがよくわかる良著です。

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    2018年09月16日
  • 給食費未納~子どもの貧困と食生活格差~

    Posted by ブクログ

    ちょっとかたいし退屈になってしまった。
    結局は給食無償化がベストだとは思う。
    私も中学まで給食あったけど、
    関東に来て、ないところも多いと聞いて驚いた。
    子供手当を多少減らしてその分の財源を使えば
    スムースに行くと思うんだけどな。
    現金なら他のことに使われちゃうけど、
    先払いとしての給食費還元なら
    子供には被害がなくて済むんじゃないか。

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    2018年10月11日

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