音真司の作品一覧
「音真司」の「Fランク化する大学(小学館新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「音真司」の「Fランク化する大学(小学館新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
Fランクの大学の現状を聞いて、個人的には、あまり驚く事実はなかった。
まぁ、そうだろうなと言う感じである。
四則演算もまともにできない大学生は、以前から当たり前にいただろうし、
簡単な読み書きもできない大学生もいる。
また授業を聞くことができない(理解できる、できない以前の状態)子もいる。
学校や先生達の、取り組みには、頭が下がるが、
それは、学生が学費を払ってくれる、消費者だという認識があるからだろう。
余談ではあるが、日本の大学生は、先進諸国の大学生と比べて、学習時間が著しく低い。
大学経営政策研究センターの調査では、1日で学習する時間は、
日本では8割以上の学生が1時間未満(半分が、
Posted by ブクログ
<目次>
はじめに
第1章 大学の「現在」
第2章 学生も教員も「Fランク化」
第3章 大学の何が問題なのか
第4章 良い大学の見分け方
第5章 大学生活はゼミで決まる
<内容>
民間経験後、3つの大学で非常勤教員を5年やられた著者の本。ある意味赤裸々なものだが、「おそらくはこうだろうな」と思っていたことを証明してもらった感じ。むろん、「たった3つ」なので、700もある他の大学は違うのかもしれないが、この場合は「推して知るべし」だと思う。大学に学生を送り込む立場からして、「こんな生徒が大学生か…」と思うことが多々なので、入出口一致しているからだ。
ただこの本の第4章は良いのではない
Posted by ブクログ
5年間大学教員の経験をした著者が、現在の大学が抱える機能劣化の実態を語った本。
本書に出てくる事例は極端なものがありますが、現在、大学が抱える問題がある程度見えてきます。
大学の機能劣化問題は複数の要因が絡んでいます。大学数の多さや教員の賃金、小中高の教育のあり方、大学経営のあり方などの問題が、結果として大学の機能劣化へとつながっていると思われます。
大学選びを誤らないためには、「将来、何をしたいのか」をじっくり考える時間を作ることが必要です。また、「自分の未来を実現できる大学はどこか」が見つけられるよう、オープンキャンパスなどのイベントを活用するのも重要です。