作品一覧

  • 諸国カメムシ採集記
    -
    1巻2,310円 (税込)
    図鑑作成のためにカメムシを採集する「カメムシ採集人」である著者が、カメムシや採集の日々について語る!カメムシといえば、「くさい匂い」を出すイヤな虫というイメージがありますが、青りんごの香りを放つものがいたり、芸術品のようにきれいなものがいたりするなど、カメムシは知れば知るほど奥深い昆虫。ひょんなことから「カメムシ採集人」になった著者が、カメムシの基本的なことを解説したうえで、さまざまなエソードを紹介します。変わった生態をもつカメムシの話、カメムシを求めて世界を駆け巡った話、カメムシの捕まえ方の話、捕まえてから図鑑ができるまでの話など、カメムシ採集人ならではの話題が満載。
  • 「自然との共生」というウソ
    4.0
    私たちが見ている自然は本物の自然ではない!自然が好きなら人間の手を加えるな!里山保全、生物多様性、レッドデータブック、外来種排除、地球温暖化阻止、エコツアー、無農薬野菜……。「自然との共生」という美名のもとに蔓延する数々の運動・風潮のウソ・まやかしを衝き、自然と人間の真の姿をさぐった快著!

ユーザーレビュー

  • 「自然との共生」というウソ

    Posted by ブクログ

    武田邦彦的な批判論というより、
    あくまで価値観や視点から安易な自然保護思想に切り込む

    ツッコミどころも多いと思うけど、共感するところも多かったような…
    シャローエコロジーww

    0
    2011年10月20日
  • 「自然との共生」というウソ

    Posted by ブクログ

    「自然と共生する」は聞こえは良いが、実は人間が都合の良いように解釈しているだけで、本来の自然を人間が住みやすいように、変えているだけ。
    稲、仏教、里山の文化も外来種でもある。

    0
    2020年11月23日
  • 「自然との共生」というウソ

    Posted by ブクログ

    チェルノブイリやマーシャル諸島は、人間が住まなくなったため、動植物が繁栄している。

    人間は目立つ動植物だけを保護しようとしている。蛍、ギフチョウなど。
    レッドデータブックに載っているものは、相当の覚悟と出費が必要となる。

    ナス科のアルカロイドを取り除くと、害虫の餌食になる。

    農薬の危険性を訴えた「沈黙の春」では作られた自然を自然と呼んでいることになる。

    里山が復活して緑になっているのは、燃料として木を取らなくなったから。

    イネも外来種である。とまと、ナス、じゃがいも、いちご、とうもろこし、などなど。牛、馬、鶏も外来種。
    外来種は防げない。

    新しい生態系へ変化しているにすぎない。

    0
    2017年09月13日
  • 「自然との共生」というウソ

    Posted by ブクログ

    しかしこの大事な伝統というものがなくなってもしばらくたつと、そんなものがあったことすらすぐに忘れられてしまう。そしてあるとき、そんな伝統があったことを思い出した人が、それがなくなっても結局は日常生活になんの支障も生じなかったことに気が付いて驚くのだ。ここに郷愁というものの持つ性格がよく表れている。  田舎にいけばいくほど、人々は表面的には友好的態度を保ちながらも侵入者の値踏みを入念に行う。純朴なのはむしろ無防備な都会人の方だ。からすなわち都会人がそこに隅人々と大きくことなる価値観を持ち、少しでも問題を起こしそうだと見るや否や、田舎のひとは手のひらを返したようにこのよそ者を追い出すしたたかさをも

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    2009年10月07日
  • 「自然との共生」というウソ

    Posted by ブクログ

    自然保護、絶滅種保護の背景に】横たわる人間のエゴ、ご都合主義を議論し、また人間と自然との共生の難しさをその遺伝子と心の問題にまで掘り下げて分析を行っている。
    人間もまた自然の一部であり、かつて地球上で栄華を誇った恐竜と同じように、爆発的な反映の後に滅亡するしかない
    しかし、その利己的なDNAはその一部を変異させ発現形態を変化させ、生きながらえる
    高橋氏の主張は理解できるが、それでも自分自身に出来ることは無いか、自分自身の行動が他人に影響を与えることが出来ないか考えさせられる

    0
    2011年08月05日

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