作品一覧

  • 山暮らしニート、ひとりで家建てます。
    完結
    3.0
    全1巻1,210円 (税込)
    社会不適合者で鬱な男・カトー。 都会での生活に嫌気がさして、逃げるように向かったのは長野の山であった。 山に暮らし、自ら住居を建てることを決意したカトーの孤独な戦いが始まる。 たったひとりでの住居建築の過酷さや、極寒の山暮らしの壮絶な日々、山で出会った人々との人間模様などを描く ★単行本カバー下画像収録★
  • しんさいニート
    完結
    4.0
    全1巻1,210円 (税込)
    それでも、生きていくために。虐待、父の死、3.11の被災と故郷の喪失、強烈な自己否定、うつ病……。悩んで悩んで悩みまくった男が辿りついたのは、“しんさい”をきっかけに溢れ出た、己の「膿み」を描くこと。──誰からも必要とされず、社会にとって有益なものを何ひとつ生み出せない、非生産的な自分の存在が、とても情けなく許せなかった。情けないという思いに、ボクは幾度となく涙を流した──(本文より)。
  • そして父にならない
    3.5
    1巻1,222円 (税込)
    父親にはならない。けど、愛してる 小さい頃から父親からの心理的虐待を受けて育ち、そのせいで他者との距離感が取れないまま成長した著者。 果ては東北大震災でも被災をうけ、うつ病になってしまう。 「自分のような人間が、家族を持つべきではない」 その信条のもと、長い間恋人も作らず、1人山奥にこもって家づくりに励んできたが、ひょんなことからある女性と出会い、お付き合いすることに。 その女性は「もっち」という5歳の男の子を育てるシングルマザー。 実の父親から虐待を受けて育った男が、突然「父親」的な存在になってしまう。 しかし、初めて出会った日「もっち」をとても可愛く愛しく感じてしまい……。 父親のこと、自分のことを見つめ直しながら「もっち」と過ごす中で、著者が見つけた答えとは───。 【目次】 プロローグ 第1章 マダ見ヌ君トロクデナシ 第2章 未知トノ遭遇乱レル心 第3章 自分ノ気持チト子供ノ気持チ 第4章 君ノ力トボク等ノ立場 第5章 ブツカリ稽古ガ始マルヨ 第6章 男ト女ト親ト子ト 第7章 線ヲ繋ゲルヒトシズク 第8章 家族ト呼バズニ何ト呼ブ 第9章 環境激変孤独ノ戦イ 第10章 君ノ未来トボクノ未来 エピローグ

ユーザーレビュー

  • しんさいニート

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    東日本大震災の復興未だ・・といった印象で読み始めたが、震災よりも父親の厳しい教育による自己否定、期待に応えなければならない自責、完璧主義、他者への不信、うつ、自己表現願望・・、といったドロドロと少しの光明を、自身の分析的な思考で綴ったエッセイ漫画だった。
    自分を最低と思っている著者にも多くの友達や仲間がおり、支えあっていること、不完全さを受け容れていけばいいことは分かっていても、そんな答えよりも「苦しいよね、キミが悪いんじゃないよ」と受け止めてほしいんだよね。
    心に刻んでおきたいと思った。
    17-148

    0
    2017年12月30日
  • そして父にならない

    Posted by ブクログ

    自分の経験と重なるところが大きかったです。
    シングルマザーの私と結婚せずに、3年間娘を可愛がってくれた彼も同じように様々考えてくれていたのかな、と思いました。
    私たちの関係は、彼が終わりにしたけれど、カトーコーキさんたち3人は、ずっと皆で仲良く幸せに家族を続けて欲しいなぁ、と部外者ながら思いました。

    0
    2021年10月29日
  • そして父にならない

    Posted by ブクログ

    NHK理想的本箱、から。毒親と認識している親から育った著者が、翻って自身がその存在になるにあたっての葛藤。著者は、過去の自分との対話を繰り返すことにより、苦悩しつつも、比較的最適に近い解を選び取っていく訳だけど、当然容易ではない。考えたり向き合ったりを放棄して、自身の経験を繰り返す方が楽だし、だからこそ、断ち切るのが難しい負の連鎖が存在する。本書は、そんなループから脱出するための、一つの答えになり得る。

    0
    2023年09月04日
  • しんさいニート

    Posted by ブクログ

    自分と似ている点があった。

    ・自己分析
    ・自分の意見をハッキリ言える。
    ・周りの目を過剰に気にしてる。

    0
    2022年11月16日
  • しんさいニート

    Posted by ブクログ

    中盤の北海道に住み始めたあたりから、面白かった。病気のことが描かれており、共感の嵐だった。自分だけ苦しんでいるわけじゃないんだと、勇気をくれた。

    0
    2022年10月25日

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