原田伊織の作品一覧
「原田伊織」の「小栗上野介抹殺と消された「徳川近代」 ~幕臣官僚がデザインしたもう一つの維新~」「官賊に恭順せず 新撰組土方歳三という生き方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
「原田伊織」の「小栗上野介抹殺と消された「徳川近代」 ~幕臣官僚がデザインしたもう一つの維新~」「官賊に恭順せず 新撰組土方歳三という生き方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
小説・文芸
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
幕末明治維新の印象がひっくり返った本。
明治新政府が清廉潔白でないことは承知の上だったが、まさかここまでとは。
岩倉具視、勝海舟、大久保利通の印象はそのままだったけど、西郷隆盛の印象は180度変わってしまった。
まさに明治維新というのは、倫理観も品格も持ち合わせていない最下層貧民があらゆる卑劣な手段で政権を奪取したクーデターであった。
篤姫の筋の通し方はあっぱれ。
大義は徳川側にあったと断言できる。
しかし、戦に負けてしまったから今日の歴史観が築かれている。
過激派長州人が中心になって明治政府を築いたから、あのような無謀な戦争に突っ込んでいってしまった。
そして、戦後の現在もその体制は続いてる。
政治の中心にいるのは、常に長州薩摩出身の人ばかりである。
教育で明治以降の歴史をやらないのは、現代日本の権力者にとって都合が悪過ぎるということがよく分かった。
なぜ徳川は滅びてしまったのか本当に惜しい。
慶喜を精神分裂病と考察している箇所は、色んな意味で納得。
Posted by ブクログ
明治維新司馬史観という過ち 原田伊織✕森田健司 悟空出版
目からウロコの新しく確かな情報が満載
本気の歴史家や作家はここまで調べ通して行くのだと感動
かつての友人を探し出すのでさえ簡単でないのに
何百年も前の関が原や会津などの動乱で
散り散りになった人間を追跡して
日記や手紙などの資料を見つけ出す気の遠く成るような作業
あるいは遡って生まれや育ちからその人となりを読み解く
その御蔭で知ることのできた人間味あふれる史実と出合え
更にそのスポットをつなげて平面的に俯瞰し立体的に理解する
その結果が今を判断して選択する要ともなる
過去は利権や権利として所有することなく
情報として今の選択に役立てるべきものであるのだから
独り占めせずに得たすべてを公開する必要がある
その上で手にした情報を持ち寄り切磋琢磨することで
それぞれの思いを紡ぎ出していくものである
坂本龍馬にしても「竜馬が行く」とさり気なく
字を変えているのであるが
世間ではこの物語が史実として独り歩きしてしまい
あるいは誰かの意図的に史実として塗り替えたのである
本物の龍馬は時代に翻弄された使い走りだったというのが
事実のようである
更に作られた人物像である勝海舟も西郷隆盛も伊藤博文も
大久保も徳川慶喜も福沢諭吉も土方歳三も
司馬史観とは別物の「事実は小説よりも奇なり」である
明治を美化している司馬さん自体が
「我々が持続してきた文化というのは弥生式時代に出発して
室町で開花し江戸期で固定し明治後崩壊し続け
昭和四十年前後にほぼ滅びた」と「街道を行く」の中にある
そして「ノモンハン事件」に関する日本一の資料を持ちながら
書かない理由として「あまりにも汚くて書けない」言ったという
小説はあくまでも読み物であって信ずるに足るものでないことを
肝に銘じるべきだと言うことである