作品一覧

  • ノクターナル・アニマルズ
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    二十年前に別れた元夫から送られてきた犯罪小説の原稿。その真意とは? アカデミー賞にノミネートされた傑作サスペンス映画原作
  • ブラック・ダリア
    4.1
    1巻804円 (税込)
    1947年1月15日、ロス市内の空地で若い女性の惨殺死体が発見された。スターの座に憧れて都会に引き寄せられた女性を待つ、ひとつの回答だった。漆黒の髪にいつも黒ずくめのドレス、だれもが知っていて、だれも知らない女。いつしか事件は<ブラック・ダリア>事件と呼ばれるようになった――<暗黒のLA4部作>の第1作。

ユーザーレビュー

  • ブラック・ダリア

    Posted by ブクログ

    LA4部作を読み直し。
    先ずは1冊目のコチラから。やっぱり映画よりも原作の方が断然良いな。
    ちっともダレることなく、一気に読み進められる小説としての面白さは本当にすごい。実際の事件をもとに書かれているとしても、これほど読者を惹きつけたままラストに持ち込めるのは普通にできることでは絶対ない。エルロイすごい。
    次作やそれ以降につながる単語や人物がワンサカ出てくるし。
    意外な人が犯人だったけど、後半の怒涛の伏線回収もさすが。あ、これ何か暗示してるな、、ってのは逐一気付くのは気付くんだけれども、ココに来るのか!という驚きもあった。
    次も早速読みたいな

    0
    2025年12月13日
  • ブラック・ダリア

    Posted by ブクログ

    当時のこのミス3位。1位がウンベルトエーコの薔薇の名前、2位がアンドリューバクスのブルーベル。
    芳醇な年だったのだと思います。
    最近はエルロイを知らないという方も増えたかと思いますが、この本は読んでほしい。次作のビッグノーウェアと、その以前の血まみれの月も読んでいただけたらと思います。伏線あり、生き方を考えさせてくれるところありの読まずに死ねるか本です。

    0
    2025年09月15日
  • ブラック・ダリア

    Posted by ブクログ

    ジェイムズ・エルロイによる暗黒のL.A.(ロス・アンジェルス)四部作の第1作にあたる。第二次大戦後まもないロスを舞台に、実際に起きた事件を題材にしたミステリー。

    語り手はロス市警の巡査で元ボクサーのバッキー・ブライチャート。 バッキーはやはり市警に勤める元ボクサーのリー・ブランチャードと、ボクシングの試合を通して知り合い、やがて仕事のパートナーとなった。 バッキーとリー、リーのガールフレンドのケイの三人には、奇妙な友情が育まれていった。しかし、1947年1月に起きたブラック・ダリア事件が三人の運命を狂わせてゆく。胴体を二つに切断された惨殺死体で発見された、ブラック・ダリアことエリザベス・ショ

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    2021年11月02日
  • ブラック・ダリア

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    実際にあこった未解決事件ということで、読者は想像を掻き立てられ妄想を膨らませ充実した読書タイムを味わえることとなった。真実は闇の中とはいえ、ストーリーを追ううちにこれはフィクションとは思いつつもストンと腑に落ちる解決の技に納得。

    0
    2018年10月15日
  • ブラック・ダリア

    Posted by ブクログ

    実際にあった事件を基にした話。主人公たちが追いつめられていく、暗い話。後半は謎解き、どんでん返しが続き、ミステリーとして秀逸。

    0
    2012年04月20日

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