井上ユリの作品一覧
「井上ユリ」の「姉・米原万里」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「井上ユリ」の「姉・米原万里」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
タイトルの通り、姉である米原万里を妹の視点から書き下ろした本書。
米原家のルーツや家族・親族の話。妹のユリさんから見た米原万里の姿が新鮮。
米原万里の関連図書を紐解くと、いかに米原万里がお父さん子だったか、また、妹思いであったかが分かる。
父・昶さんに対してはありったけの愛情を持っているのが文章から伝わるが、母・美智子さんに対しては少し斜に構えているような少し辛口の書きっぷりだ。妹・ユリさんのことは溺愛している。
本書を見て理解した、最愛のお父さんが美しいお母さんにゾッコンだったからなのだ。
本書に掲載された若い頃の万里の写真には本人により修正が加えられているものがある。眼を二重にしてみた
Posted by ブクログ
妹から見た米原万里。妹は井上ひさし夫人。当然ながら、井上ひさしは15歳年下の万里を「お姉さん」と呼ぶ。なんとなく可笑しい。
小学生の頃、プラハのソビエト学校での踊りの授業。教師は老齢のオリガ・モリソヴナ。「おしゃれで、化粧が濃くて、口が悪くて、足がきれい」だったという。まるで万里そのものではないか。その影響で、帰国後も踊りは続けた。そしてそれらの体験は小説『オリガ・モリソヴナの反語法』として結実することになる。
家の建築にも興味をもち、訪れた家の間取りを帰宅後よく描いていたらしい。建築家を夢見たこともあった。後年、その関心や知識は、鎌倉の自宅「ペレストロイカ御殿」に生かされたという。
同時通訳
Posted by ブクログ
題名が示す通り、米原万里の妹さんが書かれたもの。
プラハの子供時代から、残念ながら2006年に亡くなられるまでの米原万里のエピソードが満載で、私のような米原万里ファンにとっては、読んでいてとても興味深い本である。
そればかりではなく、米原家というひとつの家族の物語としても読めるものであり、米原万里をあまり知らなくても、1冊の本としても普通に面白く読めるものだ。
米原万里はとてもユニークな人であったようであるが、本書の作者、妹の井上ユリさんも面白い人だ。北大卒業後、教師を2年やった後、調理師学校に入学し、料理の勉強を始める。その後、イタリアで料理修業し、帰国後、自宅でイタリア料理教室を運営すると