カビール セガールの作品一覧

「カビール セガール」の「貨幣の「新」世界史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 貨幣の「新」世界史 ハンムラビ法典からビットコインまで
    4.0
    1巻1,188円 (税込)
    私たちはなぜこれほど「お金」に翻弄されるのか?――2008年の金融危機の渦中でこんな疑問を抱いたウォール街の投資銀行家が、日本を含む25カ国以上を訪れ、脳科学、行動経済学、歴史学、宗教学、古銭学などの専門家に取材を重ね、「お金」の起源とその魔力に迫る。ポール・ヴォルカー、リチャード・ブランソン、ジミー・カーターら名だたる著名人が賛辞を寄せ、《ニューヨーク・タイムズ》、《フィナンシャル・タイムズ》などの主要メディアで絶賛を浴びたベストセラー。序文・ムハマド・ユヌス(グラミン銀行創設者、ノーベル平和賞受賞者)。

ユーザーレビュー

  • 貨幣の「新」世界史 ハンムラビ法典からビットコインまで

    Posted by ブクログ

    こんなに「買う価値のある本」に出会うのは久しぶり。素晴らしく地味な作業の積み重ねと、あらゆる視点からの考察が所狭しと羅列されている。
    お金に関わる方とそうでない方両方にオススメしたい本。

    0
    2016年06月17日
  • 貨幣の「新」世界史 ハンムラビ法典からビットコインまで

    Posted by ブクログ

    人類が誕生してから我々は800世代目にあたる。
    火を使って肉食ができるようになって胃袋は小さくなった。食料を保存できるようになった。

    認知バイアス(ヒューリスティック)によって合理的行動仮説は崩される。利用可能性ヒューリスティック、スキルの錯覚、損失回避、貨幣錯覚。

    イギリスからアメリカに渡った人の大半は債務者で、債権者から逃れるために船に乗った。

    金属主義者=ハードマネー。物々交換によって貨幣が生まれた。
    表券主義者=ソフトマネー。債務や信用供与の手段として生まれた。金の裏付けがない。

    ヤップ島のフエ。遠くの石灰岩の島から切り出してきたもの。海に沈んでも貨幣として流通した。

    古代の

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    2018年02月11日
  • 貨幣の「新」世界史 ハンムラビ法典からビットコインまで

    Posted by ブクログ

    オススメできる。この本を通して、1)お金について考えるべき観点を多く得られる、2)歴史を通してお金というものを全体的に見る事ができる。それによって、お金とは一体何なのか、人間にとってそれが何を意味しているのか、深く考えるキッカケになる。今我々が接しているお金の形が全てではなく、絶えず変化している。これからのお金というものを考える礎になると思う。

    ただし、一部説明が不足している(あるいはコンテキストが必要とされており難しい)部分はある。正確に理解しながら読み進めるには時間がかかるかもしれない。また、何か明快な「答え」を探しているのであれば、それは自分で考える必要があるだろう。

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    2017年12月30日
  • 貨幣の「新」世界史 ハンムラビ法典からビットコインまで

    Posted by ブクログ

    もう1週間経過しましたが、先日行われた英国でのEU脱退を問う国民投票がありました。当日(2016.6.24)オフィスで仕事していましたが、同僚からの中間結果を聞いて、事前情報との相違に驚きました。あっという間に確定情報となり、その前後から為替がものすごい勢いで動き出して、円がドルに対して1日で4円程度動いたのを記憶しています。貨幣の価値というのは、ニュース一つでこのように大きく変わるのだと実感できた貴重な一日でした。

    この本には貨幣という観点から見た世界史が、カビール氏によって解説されています。貨幣の本質とは「債務」を明確にしたもの、というのは簡潔かつ明確な文言でした。これを満たすのであれば

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    2016年07月03日
  • 貨幣の「新」世界史 ハンムラビ法典からビットコインまで

    Posted by ブクログ

    数ヶ月前にビットコインが暴落した時に貨幣について興味が湧いたので、読んだ。筆者が貨幣について調べたありとあらゆることが書いてある。
    大変勉強になった気がするが、いかんせん色々な教科書をたくさん抜き書きしてる感じで、いささか退屈なで読み進めるのが辛い時もあった。けど、当初の目的はかなり達成されたので、総じて良い本だと思います。

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    2018年03月03日

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