カビール セガールの作品一覧
「カビール セガール」の「貨幣の「新」世界史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「カビール セガール」の「貨幣の「新」世界史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
人類が誕生してから我々は800世代目にあたる。
火を使って肉食ができるようになって胃袋は小さくなった。食料を保存できるようになった。
認知バイアス(ヒューリスティック)によって合理的行動仮説は崩される。利用可能性ヒューリスティック、スキルの錯覚、損失回避、貨幣錯覚。
イギリスからアメリカに渡った人の大半は債務者で、債権者から逃れるために船に乗った。
金属主義者=ハードマネー。物々交換によって貨幣が生まれた。
表券主義者=ソフトマネー。債務や信用供与の手段として生まれた。金の裏付けがない。
ヤップ島のフエ。遠くの石灰岩の島から切り出してきたもの。海に沈んでも貨幣として流通した。
古代の
Posted by ブクログ
オススメできる。この本を通して、1)お金について考えるべき観点を多く得られる、2)歴史を通してお金というものを全体的に見る事ができる。それによって、お金とは一体何なのか、人間にとってそれが何を意味しているのか、深く考えるキッカケになる。今我々が接しているお金の形が全てではなく、絶えず変化している。これからのお金というものを考える礎になると思う。
ただし、一部説明が不足している(あるいはコンテキストが必要とされており難しい)部分はある。正確に理解しながら読み進めるには時間がかかるかもしれない。また、何か明快な「答え」を探しているのであれば、それは自分で考える必要があるだろう。
Posted by ブクログ
もう1週間経過しましたが、先日行われた英国でのEU脱退を問う国民投票がありました。当日(2016.6.24)オフィスで仕事していましたが、同僚からの中間結果を聞いて、事前情報との相違に驚きました。あっという間に確定情報となり、その前後から為替がものすごい勢いで動き出して、円がドルに対して1日で4円程度動いたのを記憶しています。貨幣の価値というのは、ニュース一つでこのように大きく変わるのだと実感できた貴重な一日でした。
この本には貨幣という観点から見た世界史が、カビール氏によって解説されています。貨幣の本質とは「債務」を明確にしたもの、というのは簡潔かつ明確な文言でした。これを満たすのであれば