作品一覧

  • 患者は知らない 医者の真実
    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    患者の悩みは、最適の治療に巡りあいたいということだ。 そこには、医者の言葉にすがりたい気持ちと、「ちゃんと診てくれるのだろうか?」という疑心暗鬼がいつもつきまとう。 一方、医者の側にも悩みがある。患者に寄り添いたいが時間がない、説明を理解してもらえない------。 「良くなりたいなら医師の言うとおりにしなさい!」といったパターナリズムも、「信用できない、セカンドオピニオンだ!」という行動も、どちらも医者・患者の双方を不幸にするばかりだ。 NHKの記者から医者に転身した著者が、ジャーナリストと医者の両方の目から見た医療の厳しい現実を紹介し、医者とい患者のより良い関係について考える。

ユーザーレビュー

  • 患者は知らない 医者の真実

    Posted by ブクログ

    総合病院とかかりつけの役割分担
    点滴・注射という「信仰」
    腫瘍マーカーはスクリーニングに適さない

    0
    2019年11月02日
  • 患者は知らない 医者の真実

    Posted by ブクログ

     著者は法学部を卒業し、NHKで記者として事件や選挙、行政の取材を担当した後、医学部に編入する。救急医療を実践する病院勤務を経て、現在はベトナム・ハノイの病院に勤務。患者と医師が抱えるわだかまりの正体を明らかにしたいとする。
     医師とはどういう人間で、上手なかかり方や「名医とは」。検査、薬、治療は本当に必要か「医者任せ」ではいけないことを説く。
     今後の高齢化、医療の国際競争、外国人医療スタッフの増加も視野に、医療の理想について考えさせられる一冊。

    0
    2018年05月30日
  • 患者は知らない 医者の真実

    Posted by ブクログ

    本当に医者の側から書いてくれないとわからない、知らないことたくさんあった。


    人は必ず病気になるがゆえに、健康番組や「名医」ランキングといった類のものが後を絶たない。
    確かに、我が国の医療制度は先進国でもトップレベルを牽引してきたという、国民レベルの自負がどこかにあるのではないか。
    「外国の病院に行かんでも◯◯病院に行けば〜」というふうに。
    しかし、同時に「医療不信」や少子高齢化社会に伴う医療保険制度の崩壊の予兆、アジア諸国の医療水準の上昇など、問題は山積。
    健康番組や雑誌ではどうしても取り上げられない医者と患者側双方のわだかまりも含めて、元NHK記者山口大学医学部を経て現在ベトナムで医師を

    0
    2016年07月18日
  • 患者は知らない 医者の真実

    Posted by ブクログ

    うんうんとうなずくところや
    えっ?って思うところ
    医師の仕事は見てるだけで大変
    でも患者は多くを望んでしまう
    個々の医師の問題ではなく
    保険制度とか教育制度とか
    高齢者の問題とか
    みんなの問題

    ≪ 医者も人 上から目線 ちとつらい ≫

    0
    2019年11月28日

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