作品一覧

  • ライク・ア・ローリングカセット ~カセットテープと私 インタビューズ61~
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    1巻2,475円 (税込)
    今も残るカセットテープと時代の記録集! カセットテープは、音楽聴取の「革命」であり、何よりも超個人的な「人生」の記録メディアだった! 昨今、再びブームだとも言われているメディア、カセットテープ。 サブスク全盛でスマートフォンで誰もが簡単に音楽録音/聴取ができる現代とは違い、1960年代に登場し初めて大衆にプライベートな録音/編集の愉しみを普及させたカセットテープというメディアは、革命的だった。 その登場から数十年、もし今も捨てられず、手元に残っているプライベートなカセットテープがあるのならば、そこに込められているのは一体いかなる録音であり、いかなる時代なのか? かつて(今なお?)カセットテープに親しんだ各界の人々の手元に残る秘蔵カセットをここに公開! そして、その音源と作られた時代の情景を探る超刺激的インタビュー集!!
  • 現在(イマ)ここで、ちゃんとやれ!そして、夢よ叫べ!
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    *底本に掲載された歌詞は、著作権の都合上、本電子版には掲載しておりません。 壁にぶつかった時にこそ聞きたい 不滅の男=エンケンの言葉 1969年にシングル「ほんとだよ/猫が眠ってる」でデビューを果たして以来、フォークやロックやジャズやクラシックや演歌といった、如何なるジャンルにも捕らわれず、自分の魂に描く「画」を形にしてきた“エンケン”こと遠藤賢司の、初となる著書。本書は、彼の力強い言葉の数々を一冊にまとめようと、生前から企画されていたものだ。 エンケンが、これまでに語ってきたインタビューやライブMCでの発言、雑誌や新聞などに寄稿された直筆文、さまざまなアイディアが書きためられた創作スケッチブックなどから構成された一冊だが、そこにはあらゆる芸術に通じる「創作」の原点が詰まっている。 「いつだって初な気持ちで死ぬほど一生懸命やらなきゃ、他人の気持ちなんてものは、決して撃ちはしないよ」、「あらゆる創造の本場は自身の魂にあり」、「努力は才能である」、「幾つになっても甘かあねェ!」「すべての音楽は平等だ」、「ラブソングは創造性の根本」など、“不滅の男”が遺してくれた音楽観/人生訓は、音楽や芸術の道を志す者達なら思わずハッとしてしまうものばかり。人生の苦難にぶつかった時、きっとエンケンの言葉が背中を押してくれるはずだ。
  • ボブ・ディラン ロックの精霊
    3.8
    1巻836円 (税込)
    ディランの歌は深読みを誘う。聴けば聴くほど憶測をよぶ。意味を問えば問うほど意味が逃げていく。謎多き現代の吟遊詩人。「風に吹かれて」「ライク・ア・ローリングストーン」など、数々の名曲で人びとを魅了しながらも、つねに人びとの理解を超えていく。その人生の足跡と作品の軌跡をたどりながら、幻惑するトリックスターの核心に迫る。

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ユーザーレビュー

  • ボブ・ディラン ロックの精霊

    Posted by ブクログ

    ボブ・ディラン初心者でもよくわかる入門書です。時代背景とその時代のディランの心情が、どのようにアルバムに反映されているかが分かりやすく解説されています。この本と歌詞カードを読みながらアルバムを聴くとさらに楽しめます。

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    2014年05月02日
  • ボブ・ディラン ロックの精霊

    Posted by ブクログ

    湯浅さんのディラン本だったら読んでみたいと思った。誕生から現在に至るまでのディランの足跡をコンパクトにまとめた労作だった。

    特に60年代の前半、デビューしてたちまち人気者になり、エレキを持つと裏切り呼ばわりされ・・・。「追憶のハイウェイ61」、「ブロンド・オン・ブロンド」というロック史に燦然と輝くアルバムを発表した後のバイク事故。よく知っている話だけれどもまるで物語を読んでいるかのように引き込まれる。約35年間ディランから遠ざかってしまっている自分にとって、80年代以降のディランの流れを知る事ができたのも大きな収穫。

    ディランって、いつの時代も変わっていないのだな。表面上はころころ変わるよ

    0
    2014年01月30日
  • ボブ・ディラン ロックの精霊

    Posted by ブクログ

    ボブ・ディランに関する本は日本でもいろんな人がいろんな視点で書いている。ディラン本人が多面的なので、観る角度によってそれぞれ面白いん。湯浅学が岩波新書という堅い処から出した本は湯浅氏らしくなく堅い。堅いがディランのディランたるポイントを捉えた上で、新鮮な視点も与えてくれるので、これはディラン入門書としてもディラン好きとしても買いだと思う。「地下室」から「新しい夜明け」までの流れの一貫性とか、キリスト教三部作の評価とか、最近のブートレグシリーズや自伝などの新しい資料からの再評価とキャリアの再編成が反映されていておすすめ。

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    2013年12月14日
  • ボブ・ディラン ロックの精霊

    Posted by ブクログ

    デビューから今日に至るまでの40年を越える長いキャリアを簡潔にまとめられてているため、ボブ・ディランの変遷を楽しく読み通すことができた。2018年フジロックの公演が楽しみだ。

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    2018年06月05日
  • ボブ・ディラン ロックの精霊

    Posted by ブクログ

    ノーベル賞取ったので読んだ
    文学賞の下馬評に毎年のようにあがっていたのは知らなかった(248ページ)
    とにかく大量の曲を作っており、様々な歌手と曲を共作していることには驚かされる。
    どういう頭をしてるのだろうか。
    徹底的に自分をつかませないその姿勢にすごく憧れる
    洋楽には疎いので出てくる人の大部分は分からなかったが、ボブディランの独特な生き様を知るには問題ない

    0
    2017年01月25日

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