ボブ・ディラン ロックの精霊

ボブ・ディラン ロックの精霊

836円 (税込)

4pt

ディランの歌は深読みを誘う。聴けば聴くほど憶測をよぶ。意味を問えば問うほど意味が逃げていく。謎多き現代の吟遊詩人。「風に吹かれて」「ライク・ア・ローリングストーン」など、数々の名曲で人びとを魅了しながらも、つねに人びとの理解を超えていく。その人生の足跡と作品の軌跡をたどりながら、幻惑するトリックスターの核心に迫る。

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ボブ・ディラン ロックの精霊 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ボブ・ディラン初心者でもよくわかる入門書です。時代背景とその時代のディランの心情が、どのようにアルバムに反映されているかが分かりやすく解説されています。この本と歌詞カードを読みながらアルバムを聴くとさらに楽しめます。

    0
    2014年05月02日

    Posted by ブクログ

    湯浅さんのディラン本だったら読んでみたいと思った。誕生から現在に至るまでのディランの足跡をコンパクトにまとめた労作だった。

    特に60年代の前半、デビューしてたちまち人気者になり、エレキを持つと裏切り呼ばわりされ・・・。「追憶のハイウェイ61」、「ブロンド・オン・ブロンド」というロック史に燦然と輝く

    0
    2014年01月30日

    Posted by ブクログ

    ボブ・ディランに関する本は日本でもいろんな人がいろんな視点で書いている。ディラン本人が多面的なので、観る角度によってそれぞれ面白いん。湯浅学が岩波新書という堅い処から出した本は湯浅氏らしくなく堅い。堅いがディランのディランたるポイントを捉えた上で、新鮮な視点も与えてくれるので、これはディラン入門書と

    0
    2013年12月14日

    Posted by ブクログ

    デビューから今日に至るまでの40年を越える長いキャリアを簡潔にまとめられてているため、ボブ・ディランの変遷を楽しく読み通すことができた。2018年フジロックの公演が楽しみだ。

    0
    2018年06月05日

    Posted by ブクログ

    ノーベル賞取ったので読んだ
    文学賞の下馬評に毎年のようにあがっていたのは知らなかった(248ページ)
    とにかく大量の曲を作っており、様々な歌手と曲を共作していることには驚かされる。
    どういう頭をしてるのだろうか。
    徹底的に自分をつかませないその姿勢にすごく憧れる
    洋楽には疎いので出てくる人の大部分は

    0
    2017年01月25日

    Posted by ブクログ

    謎の部分が多かったボブ・ディランの活動も、自伝、評伝、ガールフレンドの回想録などの出版物やスコセッシ監督のドキュメンタリー映像、ブートレックシリーズとして発表されてきた未発表音源など、近年上梓された資料により、かなり見通しが良くなった。これらを上手に整理してまとめた評伝で、先行する類書では60年代の

    0
    2014年03月13日

    Posted by ブクログ

    ディランの半生をコンパクトに、かつ、その価値を伝える好著。
    天才故に色んな見方があるが、詰まるところしの物言わずにディランのライブを楽しめば良いということじゃないかな?
    日本だけで今年再演してくれるキャパの小さい場所でのライブツアーは、英語がよく理解されていない場所だからこそ純粋にその音、リズムに反

    0
    2014年01月19日

    Posted by ブクログ

    ボブ・ディランは不思議だ…どんな曲が?…と問われると
    絶句してしまう。でも、聴けば必ずディランだとわかる。
    いいなぁ…と思う。ずっと、聴いていたい…と思う。
    でも、ディランを歌いたいとは思わない。他の誰でも違う。

    それは、ボブ・ディランが取り替えることができない
    唯一無二の存在だからだ…そんなシン

    0
    2014年01月14日

    Posted by ブクログ

    ボブの伝記的記述から各アルバムのレビューにとよどみなく流れ、最後は宇宙的な広がりすら見せる湯浅節ともいうべきディラン論に圧倒される。

    0
    2013年11月30日

    Posted by ブクログ

    3.5 ディランの生き方をたどる内容。映画を見たのでもう少し知りたくて読んだ。血の轍の中の雨のバケツと言う歌が好き。やらなきゃならないことをやるだけさ。だから上手くいくんだよ。落ち込んだら聞く曲。

    0
    2025年08月10日

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