張イクマンの作品一覧 「張イクマン」の「辺境の思想 日本と香港から考える」「香港 中国と向き合う自由都市」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 評価高い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 香港 中国と向き合う自由都市 3.6 社会・政治 / 社会学 1巻880円 (税込) 2014年秋、大都市の中心街を市民が79日間も占拠した香港の雨傘運動。この選挙民主化要求は、軟着陸した中国返還後、金融危機で逆転した経済の「中国化」への猛反発だった。一国二制度の成功例「ノンポリ国際都市」は、なぜ政治に目覚め、何を求めるのか。日本と香港の気鋭が歴史背景と現代文化から緻密に解説する。 試し読み フォロー 辺境の思想 日本と香港から考える 3.5 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 1巻1,629円 (税込) 頼れる確かなものが失われた中心なき世界。 自由と民主が揺らぐカオスな時代。 未来への道は辺境にある――。 2011年3月の東日本大震災、2014年9月の雨傘運動。 日本と香港。 大きな転機を迎えた2つの「辺境」から未来へのヒントを探る、 往復書簡の記録。 【目次】 第1回 辺境(ホンコン)から辺境(ニホン)へ 第2回 言葉と民主主義 第3回 念じれば響く――都会のある祭りの灯 第4回 辺境の2つの顔 第5回 過去の辺境、未来の中心 第6回 香港――渦巻状の交通路 第7回 刻々と変化する文化速度 第8回 日本にとってサブカルチャーとは何か 第9回 話したいことが無数にあるようだけれど、残念ながら私には分からない 第10回 「きれい」は「きたない」――列島の周縁から 第11回 光と影の辺境文化――都会・映画・中国ナショナリズム 第12回 ナショナリズムから都市的アジア主義へ 第13回 真・自由の彼方へ 第14回 近代を広げ、豆を育てる 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 張イクマンの詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 香港 中国と向き合う自由都市 社会・政治 / 社会学 3.6 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 掴み所のない場所である香港を、①「一国二制度」というシステムの解説、②イギリスの遺産、③中国化の影響という歴史・政治上の解説を日本人の著者が、その文化、雨傘運動の解説を香港人の著者が行っている。 香港の民主や自由は、イギリスや中国、そして香港人自身の微妙なバランスによって現在のような形になったのであり、中国vs西洋民主主義という簡単な話でないということがよく分かった。この一冊でモヤモヤしていた部分がかなり整理され、 オススメの一冊。最後の、日本への忠告も的を射ていて、痛烈。 0 2016年02月21日 香港 中国と向き合う自由都市 社会・政治 / 社会学 3.6 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 香港の勉強しようかなと読んだ!香港のニセ普通選挙について詳しく書かれていた。 抵塁政策についてははじめて知って驚き。 0 2024年06月23日 辺境の思想 日本と香港から考える 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 3.5 (2) カート 試し読み こんぺいとう 購入済み 日本と香港の知識人の往復書簡です。腰を据えて何かを論じるというかはつらつらと思索を書き連ねていく感じなので難しくも読みにくくもあります。日本も香港も国際的で先進的な場所ですが、同時にそれぞれ中華文明の辺境・西欧文明の辺境という性格も持っています。そして辺境であればこそ文明の中心の古い要素が残るという、基本的にはそういうイメージが全体を貫いています。 香港が唐代の敦煌につながるようなアクロバティックな思索はカッコいい。何度か読み返してここから私も思索を広げたいなと思います。 0 2024年08月17日 香港 中国と向き合う自由都市 社会・政治 / 社会学 3.6 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 香港は155年の英国の植民地支配後、中国に返還され特別行政区で香港ドルという独自の通貨まである地区であり、一つの国家並みである。そんな中で、中国の共産主義には染まらず自由を守るという意識が国民全体で強く、独自の文化を維持している。巨体国家中国に今後どのように対応していくか、まだまだ返還後歴史が浅くどうなるか分からない国であり興味を持たされる国である。 0 2019年10月31日 辺境の思想 日本と香港から考える 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 3.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 難しかった、、、というか情報量の多さとカタカナ語の多さについていくのが必死やった。 「世界の世界性を瞬間的に生成するものは、テロへの恐怖と不安」 「文化には『統合する力』と『分離する力』がある」 っていうのはなるほどと思った。 何より、著者が数カ月前に書いたものを振り返ってみるともはや隔世の感がするっていうぐらいに、香港の文化風速は早い(速い?)ってことを知ったし、早く行って肌身で感じたいなって思った。絶対面白い都市。 0 2019年05月04日