ユーザーレビュー 「時刻表」はこうしてつくられる 活版からデジタルへ、時刻表制作秘話 時刻表編集部OB 久しぶりの鉄道本。時刻表は当然のことながら各駅の正確な発着時刻が掲載されて当たり前。しかし、その編集・校正作業は他の書籍とは格段に違う大変な作業である。自分は日本交通公社の時刻表を愛用してきたが、A4版の大時刻表は気になる存在であった。JR時刻表が発売された時には、記念にJTB時刻表と一緒に購入した...続きを読むが、JR時刻表は後発のものという印象だった。 Posted by ブクログ 「時刻表」はこうしてつくられる 活版からデジタルへ、時刻表制作秘話 時刻表編集部OB 20年くらい前までの鉄道弘済社時刻表の作成裏話。なぜ、監修時刻表が、JR発足時にJTB版から鉄道弘済社版に変更となったのかという部分などは、とても興味深かった。 Posted by ブクログ 「時刻表」はこうしてつくられる 活版からデジタルへ、時刻表制作秘話 時刻表編集部OB <目次> 序章 鉄道の夜明けと時刻表の誕生 第1章 活版時代の時刻表制作 第2章 活版から電算写植へ 第3章 『大時刻表』から『JR時刻表』へ 第4章 『JR時刻表』で比較する50年今昔 <内容> 弘済出版社(現交通新聞社)は、JTBと共に時刻表を発行していた。最近時刻表を買わないので...続きを読む知らなかったが、JTBは、国鉄がJRになったときに時刻表から手を引いていたんだ。現在は『JR時刻表』一本なんだね。鉄道がどんどん無くなっていく中、今後の時刻表はどうなるんだろう。発売は約10年前で、もう変わっているんだろうね。 Posted by ブクログ 「時刻表」はこうしてつくられる 活版からデジタルへ、時刻表制作秘話 時刻表編集部OB イタリアでは15分までの電車の遅延は遅延に入らず、ニューヨークでは到着予定時刻に「will be」と書かれている、では日本はというと、1分で遅延扱い。そんな日本の緻密な鉄道運行を支えた、というか期待させたのが、時刻表。ダイヤを組む、という意味ではなくて、利用者の手に渡る印刷物です。その時刻表の制作背...続きを読む景の今昔と、それに伴って鉄道サービスの変遷を語る、というか懐かしむ本。僕は鉄道にそれほど思い入れはないけれど、いつも時刻表って作るの大変だろうなあ、と思っていた。想像どおりというか、想像以上に大変そうだ。デジタル化されてスピーディになった部分はあるけれど、活版時代のもくもく(は、黙々と、紫煙にひっかけてみた)とした作業に、嫌だなあと思いながら憧れてみたりして。印刷、鉄道のどっちかにヒットすれば面白く読める、と思う。 Posted by ブクログ 時刻表編集部OBのレビューをもっと見る