孫大輔の作品一覧

「孫大輔」の「対話する医療」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 対話する医療
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    あらゆる病を緩和させる、対話する医療! 今、医療現場で「対話」が必要とされている。「対話」するということは、患者も医師も対等の立場に立ち、お互いの考えを深く理解できるような関係性を構築することを意味する。 本書では、著者が実践している家庭医療、医療コミュニケーション、地域・コミュニティー活動、医学教育などについて、「対話」をキーワードに、様々なトピックを紹介。第1章は、人間全体を診る医師として「家庭医」を取り上げ、家庭医がどんな視点で患者や家族のケアを実践しているかを紹介。第2章は、患者と医者のコミュニケーションにおける様々な課題やアプローチについて、フィンランドのオープンダイアローグや精神科病院の改革を行ったイタリアのフランコ・バザーリアの活動を取り上げながら解説。第3章は、健康における社会的側面について、人のつながりが健康に及ぼす影響、銭湯のようなソーシャルキャピタルが果たす役割や日本で最も自殺率の低い町(徳島県・旧海部町)の地域の特徴を考察しながら紹介。第4章は、患者の立場からみた理想の医師像、医師の雑談やユーモア、共感力による治療効果、医学教育における「対話型教育」の意義、などについて解説。全編にわたって、医師と患者の対話が生み出す、新たな医療のカタチを明示する!

ユーザーレビュー

  • 対話する医療

    Posted by ブクログ

    社会的処方のために単なる「情報共有」ではない「対話」の重要性を説いています。
    家庭医とはどうあるべきかの原点と思います。
    高度専門医療の追求とは全く異なるアプローチであり、超高齢化を迎える日本社会においてますます重要になってくると感じました。

    0
    2019年10月30日
  • 対話する医療

    Posted by ブクログ

    オープンダイアログのワークショップや研修会で何回かお見かけし、家庭医もオープンダイアログに興味があるのかと思い、対話もないまま日々が過ぎ去っていく中で、この書籍に出会った。著者がいかにして家庭医を目指したか、そして、その中で「対話」の重要性に目覚め、オープンダイアログにつながっていく経緯が理解できた。私が日々興味を持っている分野、つまり「ゆるやかなつながり」や「健康格差」や「不確かさ」などに重なる部分もあり、読みやすかった。また参考文献も参考になった。個人的には、体系的に地域診断を行う「コミュニティ・アズ・パートナー・モデル」をさらに深めて勉強したいと思った。

    0
    2018年07月01日
  • 対話する医療

    Posted by ブクログ

    対話という切り口の医療の本。
    対話、ゆるいつながり、まちあるき

    漠然と自分が大切と思ってたことを、言語化してくれて居る本だと感じました。

    対話する医療 ―人間全体を診て癒すために

    0
    2018年11月04日
  • 対話する医療

    Posted by ブクログ

    家庭医であり、町に出て屋台を引いたりする中で健康を高める“まちけん(谷根千まちばの健康プロジェクト)”という活動を行っている、町に飛び出すお医者さん孫大輔先生の著書。
    読んでいて、患者としての自分や、医療者としての自分、地域で生きる一人の人間としての自分など、いろいろな角度の自分に響いた。助産師である前に、自分自身も一人の「生活者」であることを改めて感じた。正岡子規やら黒ひげまで登場する多岐に渡る視点が読んでいて飽きない。

    以前、目が痛くて眼科に行った時、医師の話がよく理解できなかったので沢山質問をしたところ「いいから黙って言うことを聞いてください!」と怒鳴られたことがあった。生活者として「

    0
    2018年05月24日
  • 対話する医療

    Posted by ブクログ

    ★★★
    今月3冊目
    医療には対話が大切ってこと。このドクターは地域と色々なコミュニティを作ってる素晴らしいドクター。
    が、読み物としてはどうも入りにくい本

    0
    2020年02月04日

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