作品一覧

  • ペロー童話集
    3.7
    1巻704円 (税込)
    ドイツのグリム童話と並んで有名な,17世紀末フランスの物語集.「眠りの森の美女」「赤頭巾ちゃん」「青ひげ」「長靴をはいた猫」「サンドリヨン(ガラスの靴)」「おやゆび小僧」「ロバの皮」など.

    試し読み

    フォロー
  • オレンジ党と黒い釜
    3.6
    《あらすじ》幼い頃にお母さんを亡くし現在はお父さんと二人暮しのルミは、以前両親が住んでいたという家へ引っ越してきた。ある日、二人で森へピクニックへ出かけると、お父さんはなぜか突然姿を消してしまう。必死でお父さんを探すルミは、近くの墓地で不気味な“黒いもの”に遭遇するが、何とか逃げ出したところを「とき老人」と李エルザらに助けられる。 少年少女5人組の「オレンジ党」の仲間となったルミは、黒い魔法の根源「黒い釜」を探す戦いに身を投じる。 世界を司るという三つの魔法、「時の魔法」「黒い魔法」「古い魔法」とは?そして5つの「黒い釜」とは何か? 日本が生んだファンタジー文学の傑作!「三つの魔法シリーズ」第一部。
  • 闇の中のオレンジ
    3.5
    《あらすじ》クラスメイトのエルザと道也は、ある日、謎の帆船「金龍丸」の金船長に出会う。 船長が探しているという「物言う泉」とは果たして何なのか? 「オレンジ党」結成のルーツを描く表題作のほか、日常とすぐ隣り合わせに潜む奇妙で不思議な世界へと誘い込む、珠玉の短編童話、12編を収録。 【三つの魔法】シリーズの原点がここにある!
  • オレンジ党、海へ
    3.0
    《あらすじ》ある日、「オレンジ党」のもとに救援を求める不思議な手紙が届いた。 差出人は「鳥の王」とあり、<黒い魔法>から助けて欲しいのだという。しかし、時を同じくして「鳥の王」に囚われているという「カモメ」と名のる者からも助けを求める手紙が届く。 はたして、どちらが真実なのか?<黒い魔法>の罠かもしれないと思いつつ、「オレンジ党」の少年少女は「鳥の王」が住むという「八ツ岡」へ向かうことに。そこに待ち受けているのは・・・? 日本が生んだファンタジー文学の傑作!「三つの魔法」シリーズ最終巻!
  • 魔の沼
    -
    《あらすじ》ルミが夢で見た不気味な黒い沼が、ある日突然、現実となってその姿を現した。沼のほとりにひとりでにでき上がってゆく不思議な住宅群……、あの<黒い魔法>の仕業なのか? その正体をつきとめようと行動を開始した「オレンジ党」の前に「沼の王」がその姿を現した。強力な「沼の王」との戦いに挑む勇敢な少年少女5人組の「オレンジ党」の仲間達の前に、黒々と広がる無気味な世界。 謎の「白衣の男」は敵なのか味方なのか?<古い魔法>のねらいとは?戦いのゆくえはいかに!? 日本が生んだファンタジー文学の傑作!「三つの魔法」シリーズ第二部。

ユーザーレビュー

  • ペロー童話集

    Posted by ブクログ

    「眠りの森の美女」「赤頭巾ちゃん」「長靴をはいた猫」など、お馴染みの話10編収録。改めて読み返すと新たな面白みに気付かされますな。訳文の調子にも因るのでしょうが、簡潔でリズムよい文章が心地よいです。グリムと同じ材の話もあるのですが、ペローの方が好みですね。それもこの簡潔さから思うのかも。それでいてある意味耽美的な部分もあるんですな。これは別の訳文も読んでみたくなりますね。澁澤龍彦訳のものなんか、興味津々ですね。

    0
    2010年07月20日
  • オレンジ党と黒い釜

    Posted by ブクログ

     小学生の時何気なく手に取った本が、日本を代表する名作であることは大変うれしい。
     ファンタジーとリアリティーが乖離せずに、かといって融合もしない気持ちの悪さも良し。
    当時、雨の日は何とも不思議な気持ちになったものでした。

    0
    2009年10月04日
  • 闇の中のオレンジ

    Posted by ブクログ

    天沢退二郎さんの児童文学の不穏な感じがとても好きだ。天沢退二郎さんでしか読めない独特の不穏。素晴らしい読書体験だ。これから積読になっていたオレンジ党シリーズを読んでいきたい。

    0
    2018年12月24日
  • オレンジ党と黒い釜

    Posted by ブクログ

    闇の中のオレンジより話がわかりやすい。不穏な所も少年少女が活躍するので少なくなり希望に向かっていく、しかし、独特な不穏な感じは、やはりある。ドキドキというかモヤモヤというかあの言い表せない不穏な感じが好きだ。次巻も期待したい。

    0
    2018年12月24日
  • ペロー童話集

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『眠りの森の美女』『赤ずきんちゃん』など、有名な作品がいっぱい。

    お話の最後ごとに【教訓】が書かれているのですが、
    子供向けとは思えないほどはっきりと生きる上での注意勧告がなされています。

    【赤ずきんちゃん】
    「おとなしくて人なつこくてやさしいオオカミが、若いお嬢方についてきたりする。そんなやさしげなオオカミこそがおよそオオカミの中で一番危険なのですよ」(抜粋)
    【長靴をはいたネコ】
    「知恵と技術のほうがたなぼた式の財産よりずっと価値がある」
    「服装と顔立ちと若さというものも相手の恋心をよびおこすのに必ずしもばかにできない手段ではあるよ」(抜粋)


    昔の児童文学書ではこういうのが結構あっ

    0
    2014年01月14日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!