天沢退二郎のレビュー一覧
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小学生の時何気なく手に取った本が、日本を代表する名作であることは大変うれしい。
ファンタジーとリアリティーが乖離せずに、かといって融合もしない気持ちの悪さも良し。
当時、雨の日は何とも不思議な気持ちになったものでした。Posted by ブクログ -
闇の中のオレンジより話がわかりやすい。不穏な所も少年少女が活躍するので少なくなり希望に向かっていく、しかし、独特な不穏な感じは、やはりある。ドキドキというかモヤモヤというかあの言い表せない不穏な感じが好きだ。次巻も期待したい。Posted by ブクログ
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天沢退二郎さんの児童文学の不穏な感じがとても好きだ。天沢退二郎さんでしか読めない独特の不穏。素晴らしい読書体験だ。これから積読になっていたオレンジ党シリーズを読んでいきたい。Posted by ブクログ
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久しぶりに読み返してみても、まったく色褪せることのない魅力に溢れている。学校をはじめ、舞台はあくまでも日常に終始している。自分のすぐ隣りで、不思議な出来事が起こっている。子供の頃ならば尚更、そんなことに魅かれるだろう。先生が敵、というのは、小学生にしたらかなり恐ろしいことなんじゃないだろうか。Posted by ブクログ
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赤ずきんにシンデレラ、青ひげ、長靴をはいた猫などなど、有名なお話がずらり。
なんで今頃改めて読んでいるかというと、天沢退二郎訳の文字を見かけたから。挿絵はマリ林。素敵。Posted by ブクログ -
オレンジ党シリーズ一作目。
相変わらず全体に漂う気持ち悪さがとても子ども向けとは思えない。
現実的な地道な作業の部分と、非現実的な戦いの描写の乖離が特徴的。Posted by ブクログ