作品一覧

  • 12人の悩める中学生
    4.0
    1巻770円 (税込)
    都心から電車で1時間ほど。鹿ノ丘中学は、埼玉県所沢にある郊外のごくごく平凡な中学校だ。悩める少年少女たちが。少しでも人生を満喫しようとしのぎを削り日々を過ごしている。4月、ポジションが大きく左右される恐怖の不確定要素、クラス替えが発表された。同じ組に集められた、ボスチューバンガリベンドーテー……。3F24名の命運はいかに?
  • りはめより100倍恐ろしい
    3.7
    1巻462円 (税込)
    中学時代に「いじられ」続けた羽柴典孝は、高校入学と同時に一念発起し、バスケ部に入部する。そこでは「おな中」の澤村一城の協力もあって、うまいこと「いじる」側にまわることができたのだが……。――巧妙、かつ陰湿に仕掛けられる、学生生活のおとし穴。「いじり」は「いじめ」より100倍恐ろしいものなのだ。各紙誌書評で話題を集めた、第1回野性時代青春文学大賞受賞作。

ユーザーレビュー

  • りはめより100倍恐ろしい

    Posted by ブクログ

    最高にコワイ小説。

    あとがきにもあったけど、バトルロワイアルよりずっとコワイ。

    最初の書き出しから最後の終わりまで一瞬たりとも気が抜けなかった。


    ホラー映画が見たくなったら
    代わりに読もう。

    0
    2012年06月24日
  • 12人の悩める中学生

    Posted by ブクログ

    新しい世代だ、と思う。
    今までに読んだ中学生についての本で、一番リアルだった。
    舞台が所沢だったり、著者が同い年ということもあるのかもしれないけれど、
    本当に、リアル。
    個人的には8月の紺野君が最高です。女の子だとやっぱり恵ちゃんが好き。
    菜穂ちゃんと丹沢君は実際に会ったら苦手なタイプ。確実に。
    かなり登場人物は多い方だけれど、読んでいるうちに
    本当にどのキャラクターにも愛着が出てくる。

    『りはめより100倍恐ろしい』を読んだ時には
    彼の文体は苦手かもしれない、と思ったけれど
    今はむしろ好感をもっている。

    色んな人の感想が聞いてみたい本。傑作だと思う。

    0
    2009年10月04日
  • りはめより100倍恐ろしい

    Posted by ブクログ


    ストレートに面白かった第一回野生時代青春文学大賞受賞作。

    いじ「り」はいじ「め」より100倍恐ろしい。

    「すべてがケータイで書かれた世界初の小説」と銘打たれただけあって、驚くほど読みやすい。

    (とか言うと、「あんたケータイ小説嫌いじゃん」とか絶対言われるんだけど、いや、だから私は、ケータイ小説が嫌いなんじゃなくて日本語が好きなのー。これ以上の説明はいらないだろ?☆)

    細部の言葉一つ一つまで拾って、誇張でなく普通に、声出して笑ったし「○○!(←キャラ名)」って言ったし、戦慄した。


    馬鹿騒ぎしてる高校生も意外と色々考えてんだな、攻防戦が繰り広げられてるんだな、

    と、思わ

    0
    2009年10月04日
  • りはめより100倍恐ろしい

    Posted by ブクログ

    題名が気になって読みたかった本。

    りはめより恐ろしいのかも。
    途中これはめじゃない?って思ったけど。
    高校生が書いたらしくリアル。

    後味はめっちゃ悪い。そして怖い。
    でも嫌いじゃない。

    0
    2011年12月29日
  • 12人の悩める中学生

    Posted by ブクログ

    リアルな中学校生活が書かれている思います。
    クラス替えって生徒にとっては重大ですし、人間関係も複雑になってくるし。
    ちょっと中学生にしては行き過ぎな所もあるけど、全体的にやっぱりリアルです。

    0
    2011年01月26日

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