安田純平の作品一覧
「安田純平」の「シリア拘束 安田純平の40か月」「自己検証・危険地報道」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
現代の民営化が進む戦争では、世界中の貧しい人々が集められ、基地や建設現場などの危険地帯に派遣され、労働者として働いている。
こうした出稼ぎ労働者なしでは、もはや軍事的なオペレーションは、成立し得ないのだ。
著者は自ら出稼ぎ労働者となり、イラク軍基地訓練施設に単独で潜入した。
グローバル化世界における、世界の貧困を前提にした戦争ビジネス、その実態に迫った貴重なルポルタージュ。
[ 目次 ]
第1章 イラク戦場労働への道(イラク行き急募;クウェート就労ビザが必要? ほか)
第2章 戦場労働の心得(拘束の三年間;バグダッド空港・基地 ほか)
第3章 戦場の料理人(激戦地ディワニヤ;居住区の衛生管理 ほか)
第4章 戦火の中で(奴隷労働;銃を突きつけられる ほか)
第5章 戦場で働くということ(戦争は「安い命」で;戦争の民営化と戦場労働 ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
「シリア」はるか彼方の国だ。
そこで行われている虐殺も、内戦も、
空から降ってくる砲弾も、爆弾も、
そして、そこで失われていく命のことも。
何にも知らないんだ。
2018年には、そういう国の現状を伝えようとする人々の映画もあった。
(『ラッカは静かに虐殺されている』”City of ghosts”)
知ることを怠ってはいけないと思う。
そして、そのためのわずかな手がかりがここにあると思う。
一人のジャーナリストの活動が、私には必要なのだと確信する。
私には何もできないかもしれないが、少なくともそのジャーナリストの声を聞くことはできるだろう。
それが、私のすべきことだと思う。
この本では、安田さんが帰国後インタビューなどで質問に答える形で、体験したこと、それらに対する考え、意見を述べておられる。
その中で、戦場からの報道の必要性についても述べている。
それは、国家が人を守ることもできずに、むしろ殺しているその事実について、私たちがそれをどう考えるか、そのための判断材料が必要であることを述べている。
つまり、現場を知ることから考えようと言うことだ。
知らなければ、始まらない。
そのことは、現場の人たち、現場に足を踏み入れた者たちの心からの叫びであり、その声を聞くのは私たちのやらなければいけないことなのだと受け取った。