作品一覧

  • ムハマド・ユヌス自伝(上)
    3.8
    1~2巻968円 (税込)
    貧しい人に無担保で少額のお金を貸し、それを元手に事業を始めさせ、経済的に自立するよう支援する――バングラデシュで始まった「マイクロクレジット」は、世界中の貧困撲滅に大きく貢献した。次世代のビジネスモデルとして、ユニクロなどの大手企業からも注目を集めている。この画期的な手法を発案し、ノーベル平和賞を受賞したユヌスとは、どのような人物なのか? 社会を変えるために闘った男が自ら語る、真実の物語

ユーザーレビュー

  • ムハマド・ユヌス自伝(上)

    Posted by ブクログ

    バングラデッシュの女性の地位の低さ、貧困から抜け出せない国民も構造、それをマイクロクレジットにて解決しようとするユヌスの活動がよく分かる本であった。現状をどう変えていくのか考え方の上でも参考になる。朝から晩まで働いても悲惨な極貧状態、施しは金を受け取る者の尊厳を奪う、人口の75%が読み書きできない、貧困とは人々の周りを高い壁で取り囲む。日本でも貧富の格差は大きい。マイクロクレジットの制度を導入したらどうだろうか? 貧しい人に対して施しを与えるのが良いのではなくきちんとお金を貸して仕事をして返してもらうのが良い。日本はバングラデシュに援助をしているがそのお金は政治家にいっているだけで本当に貧しい

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    2020年11月21日
  • ムハマド・ユヌス自伝(下)

    Posted by ブクログ

    グラミン銀行によるマイクロクレジットを発想し、実現したユヌス自身がそのプロセスを書いたもの。
    自伝的要素は序盤にしかなく、グラミン史を書いた一冊という印象を受ける。
    そして、グラミンの理念を繰り返し繰り返し述べるので後半は「うん…そうだね。正しいよ…」という気分になる。

    なので読後感的には評価が下がりそうなのだが、前半(上巻)は間違いなく面白い。

    0
    2024年07月25日
  • ムハマド・ユヌス自伝(下)

    Posted by ブクログ

    将来、本当に「貧困博物館」ができるのかもしれない。

    「昔は貧困が世界に存在した」と学校で教えられ、
    子供が「そんなことはないだろう」と信じられない反応をする世の中が。


    2006年、ノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス。
    彼を知らないのは恥と言っていいだろう。

    私が彼に初めて会ったのは、大学での講演会の実施だった。
    (ユヌス氏の講演会にもかかわらず、100名足らずの部屋を
     使った事務局を恨みたい。立ち見で聞いた)


    ユヌス氏の信念の強さに驚かされた。

    彼は裕福な立場でありながら、あるがゆえに
    貧しい人々を助けている。
    その仕組みは世間からは馬鹿にされたかもしれないが、
    信じてつ

    0
    2019年01月27日
  • ムハマド・ユヌス自伝(上)

    Posted by ブクログ

    将来、本当に「貧困博物館」ができるのかもしれない。

    「昔は貧困が世界に存在した」と学校で教えられ、
    子供が「そんなことはないだろう」と信じられない反応をする世の中が。


    2006年、ノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス。
    彼を知らないのは恥と言っていいだろう。

    私が彼に初めて会ったのは、大学での講演会の実施だった。
    (ユヌス氏の講演会にもかかわらず、100名足らずの部屋を
     使った事務局を恨みたい。立ち見で聞いた)


    ユヌス氏の信念の強さに驚かされた。

    彼は裕福な立場でありながら、あるがゆえに
    貧しい人々を助けている。
    その仕組みは世間からは馬鹿にされたかもしれないが、
    信じてつ

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    2019年01月27日
  • ムハマド・ユヌス自伝(下)

    Posted by ブクログ

    世界のマイクロファイナンスの情勢と未来への展望、ユヌス教授の思いがつまった本。立ち上げる時にも多大な労力を費やしていたが、新興国に適応させるときにも分厚い壁が立ちふさがっていた。よく成功例にあげられるグラミンの本当に知りたい部分を知ることができた。個人的には下よりも上が好き

    0
    2016年11月16日

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