パトリック・レドモンドの作品一覧

「パトリック・レドモンド」の「霊応ゲーム」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 霊応ゲーム
    4.1
    1巻1,540円 (税込)
    1954年、イギリスの名門パブリック・スクールで学ぶ14歳の気弱な少年ジョナサンは、同級生ばかりか教師にまでいじめられ、つらい日々を送っていた。しかしある時から、クラスで一目置かれる一匹狼のリチャードと仲良くなる。二人が親密になるにつれ、ジョナサンをいじめる悪童グループの仲間が一人、また一人と不可解な事件や事故に巻き込まれていく……彼らにいったい何が? 少年たちの歪んだ心を巧みに描いた幻の傑作。「復刊ドットコム」で絶大な支持を得た傑作サスペンス、待望の文庫化!

ユーザーレビュー

  • 霊応ゲーム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ジョナサンとリチャードの美しく怪しい関係性に心奪われ青春を感じるが、気がつけば1人また1人と心が壊されていく。独占欲の恐ろしさを巧みに描き、誰一人として幸せになれない結末は見事。

    0
    2025年06月17日
  • 霊応ゲーム

    Posted by ブクログ

    とても分厚いけれど、先が気になって分厚さは気にならないくらい面白かった。 ただ自分はカタカナの登場人物名がスッと入ってこなくて、誰だっけ..となりながら読んでました笑

    0
    2025年01月15日
  • 霊応ゲーム

    Posted by ブクログ

    再読だったけど、やっぱりこれはわたしにとって傑作だったな。
    心優しいけれど気弱で、自分が虐げられる側であることを受け入れているジョナサン。眉目秀麗で誰とも馴れ合わない、けれども圧倒的なカリスマ性を持つ孤高の青年リチャード。全寮制の男子校という狭い世界でふたりが通じ合ってしまったその瞬間から一気に歯車が狂い始める恐ろしさ!すべてが木っ端微塵になるまで、もう誰にも止められない。
    ずば抜けて切れる頭でなんでも思い通りにできてしまうリチャードの冷酷で残忍な容赦のなさが、どうしてかほんとうに魅力的に見えてしまう。読んでいるあいだ、リチャードの敵はわたしの敵だった。あんなに恐ろしい男の子だったのに、リチャ

    0
    2024年09月19日
  • 霊応ゲーム

    Posted by ブクログ

    良すぎだろ
    ああ良すぎだろ
    良すぎだろ
    オタク心の俳句
    ディオジョナっぽいと話題だったらしい一冊。確かにリチャードの異常な執着はもう、自分としては悪役(と言ってもいいのかな?)に求めるものの理想である。

    0
    2022年06月07日
  • 霊応ゲーム

    Posted by ブクログ

    ・面白かった所
    リチャードのジョナサンに対する執着
    物語中盤からの歯車が狂い始めるところ
    付箋回収
    最後のモヤモヤもいろいろ考察のしがいがあって好きです

    ・こういう人にオススメ
    当時「ジョジョの奇妙な冒険第1部のディオとジョナサンみたい」と騒がれていたのでこのお2人が好きな方はハマると思います
    ヤンデレ・依存・双子・英国のパブリックスクール、この辺りが好きな方にもオススメです

    何度も読み返したくなる作品です(*^^*)

    0
    2020年07月20日

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