作品一覧

  • 他人の墓の中に立ち
    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    一匹狼の刑事が退職する、それは人生の墓場に足をつっこんだも同然だ――警察を定年で辞してなお、捜査員として署に残る元警部リーバス。相棒だった女性刑事は昇進し、自分は捜査権限も減じた「手伝い」の身。が、そんな彼の前に特大の未解決事件が。1999年から2008年の間に三人の女性が失踪し、いまだ行方不明だという。最初の失踪者の母から、娘のことを諦めていないという強い想いをぶつけられたリーバスは、事件現場のA9号線に乗り込んだが……英国読者の熱烈な期待に応え、リーバス・シリーズ堂々の再始動。
  • 寝た犬を起こすな
    4.3
    1巻2,530円 (税込)
    女子学生が運転する車が起こした衝突事故。不自然な状況に気づいたリーバスは、車に同乗者がいたことを突き止めるが、彼女は頑として口を開かない。事故の影には、何かが潜んでいるようだが……いっぽう、組織改編で犯罪捜査部に送られることになったフォックスは、内部調査の最後の仕事としてリーバスが若き日に所属した署に、隠蔽された事件の痕跡を発見する。彼の捜査はリーバスの身におよぶのか? 独立の是非に揺れるスコットランドで展開する、人気シリーズ最新刊!

ユーザーレビュー

  • 寝た犬を起こすな

    Posted by ブクログ

     スコットランドを舞台にしたこのシリーズは四半世紀前から書き継がれたものとなるが、ぼくがジョン・リーバス警部シリーズに出会ったのはここ一二年である。最近はハヤカワ・ポケミスを軸に、海外の小説を読むようにしている。何より翻訳が早いのと、受賞作や話題作や鉄板シリーズ作を中心に出版してくれる、実に安心できる版元だからだ。

     ちなみに、ぼくがパソコン通信NIFty Serveの冒険小説フォーラムに入る少し前、早川書房ではロバート・B・パーカーを招き、その社屋にてぼくの前々SYSOP小城則子さん中心にフォーラムの有志が作家と出会い、挨拶をし、愛読書にサインをもらうなんて活動をやっていた。ぼくがSYSO

    0
    2018年01月31日
  • 他人の墓の中に立ち

    Posted by ブクログ

    相変わらずのギラギラしているリーバスで嬉しかった。娘さんとの関係も改善しているようでよかった。リバースVSマルコム・フォックス、リバースVSカファティ、リバースに安寧な余生などあり得ないね。いい人なのに、何故必ず新しい敵を作ってしまうのか。と言いつつ、味方や協力者も必ずできるんだけど。人徳と不徳を併せ持つ。そこが素敵。

    0
    2015年07月16日
  • 寝た犬を起こすな

    Posted by ブクログ

    女子学生が運転する車が起こした衝突事故。現場の不自然な状況に気づいたリーバスは、同乗者がいたことを突き止める。だが、当の女子学生は事故の状況について、頑とした口を開かない。事故の裏に、何かが潜んでいるようだが…いっぽう、組織改編で犯罪捜査部に送られることになったフォックスは、内部調査の最後の仕事としてリーバズが若き日に所属した署で起きた、隠蔽された事件の痕跡を追及する。彼の捜査は、リーバスの身におよぶのか?独立の是非に揺れるスコットランドで展開する。

    シリーズ第19作。ゆったりとしたテンポで物語は進行する。フォックス警部のシリーズはまだ読んでいないが、そろそろ読もうと思う。

    0
    2021年06月27日
  • 寝た犬を起こすな

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    海外ミステリベスト10の類で何度か見かけたことのあるイアン・ランキン。
    何となく敬遠していたが、初めて読んでみた。
    意外や意外自分好みのスタイル。

    シリーズものが進んでくると型ができてしまい、何が悪いというわけではないのだが、それまで積み上げてきたものに頼り、手抜き感を覚えさせられてしまうものだが、全然そんなことはなかった。

    この作数にして過去の自分の周辺の所業をほじくり返すというもっと早くに立ち向かっても良さそうな題材を使い、リーバスの昔気質な本物の警察官の姿を絶妙に描き上げた一作。

    シリーズ最初から読んでみたいと思った。

    0
    2020年04月17日
  • 他人の墓の中に立ち

    Posted by ブクログ

    「最後の音楽」から5年。リーバス警部シリーズ第18作。退職した警部は民間人として未解決事件を追う。

    一匹狼の刑事が退職する、それは人生の墓場に足をつっこんだも同然だ―警察を定年で辞してなお捜査員として署に残る元警部リーバス。相棒だった女性刑事は昇進し、自分は捜査権限も減じた「手伝い」の身。が、そんな彼の前に特大の未解決事件が。1999年から2008年の間に三人の女性が失踪し、いまだ行方不明だという。最初の失踪者の母から、娘のことを諦めていないという強い想いをぶつけられたリーバスは、事件現場のA9号線に乗り込んだが…英国読者の熱烈な期待に応え、リーバス・シリーズ堂々の再始動。

    うーむ。これだ

    0
    2021年06月27日

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