平岡敏夫の作品一覧

「平岡敏夫」の「漱石日記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 漱石日記
    3.9
    1巻836円 (税込)
    漱石は明治三十二、三年から大正五年の死の年まで断続的に日記やメモを書き残しており、それは全集版で八百ページを超す大部のものである。そのうちからここにはイギリス留学の日記、修善寺大患時の日記、明治の終焉時の日記など、漱石の生涯の節目となった時期の日記七篇を収録。行文から人間漱石の内奥の声が響いてくる。

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ユーザーレビュー

  • 漱石日記

    Posted by ブクログ

    726

    漱石日記、日記というより一日一日ツイッターのつぶやき並みに短い文章なんだけどw漱石今生きてたらツイッター廃人だと思う。

    1.ロンドン留学日記(明治33年9月~34年11月) 
    2.『それから』日記(明治42年5月~8月)
    3.満韓紀行日記(明治42年9月~10月)
    4.修善寺大患日記(明治43年8月~10月)
    5.明治の終焉日記(明治45年6月~大正元年8月) 
    6.大正三年家庭日記(大正3年10月~12月)
    7.大正五年最終日記(大正5年4月~7月)

    五月九日(木)
    TootingCommon に行く。読書。夜、池田氏と英文学の話をなす。同氏はすこぶる多読の人なり。

    九月九日

    0
    2023年07月25日
  • 漱石日記

    Posted by ブクログ

    多分もう1年以上前に買って、他の本を読む合間合間に繋ぎとしてちびちび読んでいた。日記文学はこう言うところが良い。
    初っ端から「夜、下痢す。」である。ロンドン留学へ船で旅立って2日目、1ページ目から、だ。いきなり面白い。下痢と、食べ物のことと、お金のこと。
    ヴィクトリア女王が亡くなった際ちょうどロンドンにいたので、葬式見物に行くが人混みが凄すぎて見えない。ハイドパークの「園内の樹木皆人の実を結ぶ。」ほどで、下宿先の「宿の主人、余を肩車に乗せてくれたり。」に笑える。
    修善寺での日記は痛ましい。ついに「吐血五百ガラム」の後、「皆朝までもたぬ者と思う。」と、奥さんが代筆した。ただ、その後回復していくに

    0
    2026年05月28日
  • 漱石日記

    Posted by ブクログ

    どの日記もほとんど毎日つけられています。少し短いところや日付だけ書いてあるところもありますが、そうしてまで夏目先生は書いておきたかったのかもしれません。先生の几帳面さが伝わってきました。

    0
    2023年03月29日
  • 漱石日記

    Posted by ブクログ

    「漱石の感受性に立てば、漱石夫人の態度、女中たちの言葉遣い、人前で奥歯を鳴らす人たちへの嫌悪等々はもっともなことである。この日記ほど生身の漱石を感じさせるものはなく、ある意味でこの『漱石日記』中の圧巻といえるほどのものがある」(解説 平岡敏夫 p.278)

    0
    2023年02月06日
  • 漱石日記

    Posted by ブクログ

    イギリス留学中や修善寺大患時、家庭のことについての日記など抄録らしいがとても興味深かった。イギリス人だからといって偉そうにしていても自分より知識があるわけではないと憤懣やる方ない記述はあるが、それほどノイローゼの片鱗は見えないと思ったら、精神衰弱時は一年半日記も書けなかったとのこと。家で働く下女をはなから見下す記述にはいくら明治時代のこととはいえ、さすがに鼻白む。

    0
    2021年03月31日

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