平岡敏夫のレビュー一覧

  • 漱石日記

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    漱石日記、日記というより一日一日ツイッターのつぶやき並みに短い文章なんだけどw漱石今生きてたらツイッター廃人だと思う。

    1.ロンドン留学日記(明治33年9月~34年11月) 
    2.『それから』日記(明治42年5月~8月)
    3.満韓紀行日記(明治42年9月~10月)
    4.修善寺大患日記(明治43年8月~10月)
    5.明治の終焉日記(明治45年6月~大正元年8月) 
    6.大正三年家庭日記(大正3年10月~12月)
    7.大正五年最終日記(大正5年4月~7月)

    五月九日(木)
    TootingCommon に行く。読書。夜、池田氏と英文学の話をなす。同氏はすこぶる多読の人なり。

    九月九日

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    2023年07月25日
  • 漱石日記

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    どの日記もほとんど毎日つけられています。少し短いところや日付だけ書いてあるところもありますが、そうしてまで夏目先生は書いておきたかったのかもしれません。先生の几帳面さが伝わってきました。

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    2023年03月29日
  • 漱石日記

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    「漱石の感受性に立てば、漱石夫人の態度、女中たちの言葉遣い、人前で奥歯を鳴らす人たちへの嫌悪等々はもっともなことである。この日記ほど生身の漱石を感じさせるものはなく、ある意味でこの『漱石日記』中の圧巻といえるほどのものがある」(解説 平岡敏夫 p.278)

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    2023年02月06日
  • 漱石日記

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    イギリス留学中や修善寺大患時、家庭のことについての日記など抄録らしいがとても興味深かった。イギリス人だからといって偉そうにしていても自分より知識があるわけではないと憤懣やる方ない記述はあるが、それほどノイローゼの片鱗は見えないと思ったら、精神衰弱時は一年半日記も書けなかったとのこと。家で働く下女をはなから見下す記述にはいくら明治時代のこととはいえ、さすがに鼻白む。

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    2021年03月31日
  • 漱石日記

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    漱石は作品のほかに膨大な日記・その断片を残している。ロンドン留学時の日記・「それから」連載中の日記・修善寺大患時の日記・明治の終焉時の日記など、七篇の日記を収録。

    日記ってそもそも誰かに読まれることを想定されて書かれているものじゃないと思うので、いざ読もうと思っても結構難しかった。特に最初は文語文体っぽいもので書かれているので一苦労。倫敦の日記が一番読みものとしては面白いかも。満韓紀行記はよくわかんなくてほとんどスルーする感じで読んでしまいましたワ。すみません。
    修善寺の日記は「思い出すこと」の補完的な要素もある感じがした。いやしかし文章にしてみると相当漱石弱ってたんだなあとしみじみしました

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    2012年01月29日
  • 漱石日記

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    イギリス留学時代や修善寺の大患の時など、漱石の人生における重要な時期の日記を抜粋。だれかに見せるためのものでなくまとまっていないが、これがなかなかおもしろい。
    日記を読むだけでも、相当に気難しい性格だったんだなというのが伝わってくる

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    2020年03月01日
  • 漱石日記

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    夏目漱石が周りにイライラしてるのを楽しむ本だった。
    半分くらい面白い。
    残り半分はそんなに面白くない。

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    2012年02月14日