ジョージ・ザルカダキスの作品一覧

「ジョージ・ザルカダキス」の「AIは「心」を持てるのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • AIは「心」を持てるのか 脳に近いアーキテクチャ
    3.7
    1巻2,420円 (税込)
    AI(人工知能やロボット)の歴史や現状を踏まえながら、AIと人とのかかわりを分析した解説読み物です。AIは人間の仕事を奪うという悲観論でも、夢物語でもなく、冷静に分析します。テクノロジーに偏ったり、感覚に訴える感情論でもなく、AIの在り方を探ります。 本書を貫くテーマは「AI・ロボットは人類を救うか?」です。これに対する著者の考えは、人類を救うためには、「心を持ったAIがカギとなる」というものです。処理能力の向上、扱えるデータの大容量化、テクノロジーの単なる組み合わせだけでなく、脳に近いアーキテクチャの進化が必要になると考えています。

ユーザーレビュー

  • AIは「心」を持てるのか 脳に近いアーキテクチャ

    Posted by ブクログ

    読むのに1年程度かかってしまったが、素晴らしい一冊だった。
    シンギュラリティ、コネクトーム仮設、人間原理、宇宙はコンピュータシミュレーション、といった様々な仮説をそれぞれ紹介するだけでなく一歩深堀していておもしろい。
    AIに関する思索について、これまで読んだ中では最先端で、「意識」や「心」の正体にも腹落ちする仮説であり、もって人工生命の可能性をよりクリアに捉えることができるようになった。


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    【目次】
    ・第1部 電気羊の夢
     −第1章 「新しい心」の誕生
     −第2章 ゴーストの森の生活
     −第3章 機

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    2018年10月11日
  • AIは「心」を持てるのか 脳に近いアーキテクチャ

    Posted by ブクログ

    AI、人工知能。最近、よく目にするようになったキーワードについて理解が深まるかと思ったが、「心」とは何か、「心」をプログラムによって再現できるか、という内容が印象的だった。(タイトルで気づくべき)
     
    科学技術としての側面だけではなく、哲学や脳科学の見地から考察と解説がされており、ぼんやりしたAIや人工知能のイメージがより具体化される。

    AIはビックデータの解析やアナリストのような機能的役割と映画に出てくるようなアンドロイドのような人間的役割の二つに分かれるが、本著は後者における考察がメイン。
     
    技術的な転用に対する考察について学ぶには、関連書籍を併読する必要がありそう。

    0
    2019年02月05日
  • AIは「心」を持てるのか 脳に近いアーキテクチャ

    Posted by ブクログ

    4万年前の洞窟の壁画からギリシャ時代をへて、「ロボット」や「人間の意識」についての考察をたどり、現代の「脳科学」や「人工知能」へたどり着く。巨人の肩の歴史を哲学やSFそして情報工学や脳科学などから数多くの引用を行い振り返ると共に未来を展望します。AIなどが普及して人間がいちいち判断しなり失敗が無くなると、失敗を通じて成長する私たち人間がどのように変化するのかがとても気になります。

    0
    2015年11月08日

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