奥平康弘の作品一覧

「奥平康弘」の「未完の憲法」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 未完の憲法
    4.6
    1巻1,150円 (税込)
    「憲法は常に未完の体系である」とは、憲法を正視した二人の共通のコンセプト。近視眼的な改憲論議を超えて、憲法学の大家と若き俊英が「想像力」で示す未来への針路とは。

ユーザーレビュー

  • 未完の憲法

    Posted by ブクログ

    日本が改憲を議論していくならば、まずは国民ひとりひとりが、本書に書かれていることを踏まえるべきだと痛感させられる一冊。憲法の存在がリアリティをもって身近にあることに気付かされた。

    日本国憲法前文は「理想に過ぎる」との批判もあるそうだが、本書でも取り上げられていたので、じっくり読んでみた。現行憲法は押し付けられた産物との見方も理解はできるが、大戦で一度滅んだ国が目指すべき道筋を見事に示した素晴らしい理想だと思う。ここを目指すために1人の国民としてどうあるべきか、考えさせらる。

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    2026年03月14日
  • 未完の憲法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    対談形式で読みやすく、話の内容も分かりやすかった。日本国憲法の入門書として、憲法を身近なものとして、自由や平和について考えるきっかけになる。
    なにより理想や理念を大事にする立場でお話しされているのがとても良かった。理想がなければ良い国をつくることはできないと思う。戦争を手放して平和をいつまでも掴んでいたい。平和を世界に語っていく日本であってほしいと心から思う。
    具体的な話として、日本では革命やそれに近いものが起きていないのに、国民を焚き付けて憲法だけ改めようとする行為は不自然なのだなと思った。国民もある程度は学び議論を交わしていかなければ、権力者から都合よく扱われてしまう。安倍政権下で起きてい

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    2026年03月06日
  • 未完の憲法

    Posted by ブクログ

    202112/

    私は、日本国憲法には三つの顔--言い換えれば三つの性質があると考えています。/
    第一に、「法技術的文書としての性質」です。公法(個人と国家の関係を規律する法律)の一番の基礎となる法ではあるけれど、憲法もまた法技術的文書の一つであり、国内法典の一つであるということです。/
    第二に、憲法には諸外国に向けた「外交宣言」としての性質もあります。「サンフランシスコ講和条約」に連なる戦後の国際秩序の中で、「日本もそれに沿った行動をしいます」という宣言としての性質ですね。憲法九条や前文についていえば、法的な意味よりもそちらのほうがむしろ重要なのかもしれません。/
    第三に、日本神話に象徴され

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    2021年12月27日
  • 未完の憲法

    Posted by ブクログ

    集団的自衛権と憲法解釈、改憲の議論が持ち上がる中で、もっと勉強しなければと思い、まず手っ取り早く、私と同じ年で若手の憲法学者として活躍中の木村草太さんの本を読んだ。奥平康弘さんとの対談本で、第一章は立憲主義について、第二章は改憲論議について、第三章は現代の憲法をめぐる状況と課題、第四章は憲法の可能性と日本の進路についてまとめられている。

    いくつか個人的に面白いと感じた箇所について。
    なぜ日本人は天皇制に強く惹き付けられるのか?という問いに答えている部分。
    日本では、多くの人が今ある事象や体制に対して消極的肯定、消極的賛同とでも言える態度を示していて、それを変えようという人たちは、説得力のある

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    2014年11月25日
  • 未完の憲法

    Posted by ブクログ

    憲法改正は並大抵のことではないし、これを支配層が簡単に考えられるような時代ではもはやない。それよりも、日本国民が日本国を憲法貫く普遍的な原理を突きつめ、掘り下げ、そのことによって世界の平和に貢献していくべき時期ではないか。

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    2014年05月02日

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