谷口恵子の一覧
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ユーザーレビュー
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リーディング力アップの決定版
前作から長文を載せ替えて大幅リニューアル。圧倒的に読みやすくなった一方、洋書に挑戦する語彙力レベルを読者に突きつける良いレベル感。和訳や単語リストもしっかりしていて、程良く区切られた「長文」を毎日少しずつトレーニングできるようになっている。
語彙力が不十分な状態でスピ
...続きを読むードを上げて英文を読む「体験」や「トレーニング」について、限界まで言語化して読者に伝えようという姿勢にコーチとしての愛情と経験値を感じる。本書の中で用意された方法と教材で、試行錯誤しながら自分なりの経験値を積み上げることが出来る極上のワークブック。
Posted by ブクログ
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リスニング力、スピーキング力をアップするためのシャドーイング法が丁寧に説明されているほか、TOEICを100点アップするためのレベル別対策法や、英語力アップに役立つサイトやアプリも紹介されている。
著者自身がシャドーイングにより、TOEICでもTOEFLでもリスニング満点を取ったということで、説得
...続きを読む力がある。
そして、シャドーイングの練習教材がかなり易しいレベルのものから12回分ついているので、これだけでレベルアップできるわけではないが、様々な英語力の人が試してみようという気になりやすいと思う。
Posted by ブクログ
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タニケイの熱い想いが伝わってくる
初級者が入りやすいように、すごく短いフレーズを一日30分ずつ1週間でシャドーイング練習できるように導く本。スモールスタートするには、万人受けする内容になっている。
自身がシャドーイングにより、リスニングスキルが飛躍した実体験を語る章が圧巻。みんなにも同じ手応えを
...続きを読む感じて欲しいという熱い想いが伝わってくる。
教材になるリソースの紹介も豊富だが、ネイティブの話す生の英語には、知らないと理解のしようがない言い回し、イディオムなども多数含まれるため、意味が分からないまま発話練習を突き進むしかない状況に追い込まれるという課題がある。このあたりの克服方法も示して貰えると英語コーチらしさ全開のベストセラーになると感じた。
Posted by ブクログ
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シャドーイングの方法にとどまらず参考になるアプリ、サイトをシェアしていて◎
7段階のシャドーイングの方法以外にも有益情報あり。ただ、トータルの内容としては少し薄め。
Posted by ブクログ
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外国語の本を開いてほしい。
わからない、単語や語句、表現はどれくらいあるだろうか?「1つもない」という人は少ないではないだろうか?
外国語の本を読む過程で、
①「外国語の本を読むのが好きになる」
②「外国語の本を読むのが、習慣になる」
以上を身体レベルで感じるまでに、
一番経験することは
...続きを読む、
数多の「わからない」という経験です。
「単語の意味がわからない」
「語句の意味がわからない」
「文の意味がわからない」
「全体的に書いてあることがわからない」
日本語の本を読む時には、あまり感じたことがない「わからない」という経験を、
外国語の本では嫌というほどします。
「この嫌な感じ」が、いつしか、「やめた」につながります。
日本語の本では、本を読むことが、娯楽なのに、外国語の本では、
苦痛になる。これは、なぜだろうか?
この問いに答えるのは、外国語学習をする上で、
非常に大切になる。
答えを言えば、それは、「わからない」ことが多いからです。
それを克服するには、単純化すれば、
「わからない」→「調べる」→「考える」→「わかるようになる」
これは、多読を開始した頃は、
エンドレスで行わないといけない。
ただ、語学の天才とか才能があるという人が、学習者の中には一定数いて、
それは、サッカーや、野球をやる人に天才的に上達がうまい人がいるのと同じで、「わからない」のに、すぐにわかってしまう人がいる。
また、学習の初めから、その「わからない」ことが少ない人もいる。しかし、そんな人は、学習者の中のせいぜい1%ぐらいです。
ちなみに、この本の著者も、おそらくは、その1%に入ると思います。
推測ですが、中学校上がる前には、かなり外国語の本を読むトレーニングや、
知らぬうちに読んでいたの部類だと思います。
自分の実力にあった語彙レベルの本が身近にあればいいのですが、
実際は、面白くない場合が多い。
面白い本と思われる本は、どれも、自分の語彙レベルを、遥かに超えている。
ただ、語彙レベルを抑えれば、確かに1か月で外国語の本を読めるようになると思うが、
大事なことは、半永久的に、習慣として、外国語を読む習慣を獲得することで、
数ヶ月や、資格を取得したから、やめるでは、あまり意味がない。
多くの語学学習者は、「わからない」をひたすら経験して、
「わからない」→「調べない」→「わからなくなる」→「やめる」→「諦める」
という事態に陥り、いつの間にか、外国語の本から、遠ざかり、「日本語の世界」の住人に戻る。
だって、日本語の世界の方が、「わかる」から。
多くの人は、「わからない」ことが怖い。
できたら、「わかる世界」にいたいと思う。
しかし、経験から言うと、
あまりに「わかる」世界にいると、個人の成長はない。
「わからない」世界にいた方が、個人的な成長につながる場合が多い。
外国語の学習は、この「わからない」ことを簡単に経験できる価値ある行為
だと思いますが、なんせ、あまりに「わからない」ことを多く経験するために、
多くの人が挫折する。
ただ、厄介なのは、「わかる」世界にいながら、
自分は、外国語をできますとか、外国語の必要性を声高に説く、人が、日本にはたくさんいるということです。
仮に留学しようが、資格試験で、高い点数をとったとしても、外国語を使わない環境にいると、培った外国語の能力は「すぐに落ちます」。
つまり、わからない世界を抜け出して、わかる世界にいると、能力をすぐに落ちます。
それは、経験者なら、誰もが知っています。
外国語は技術であり、その技術を使わないでいると、さびれると。
野球も、サッカーも、水泳も、練習や試合をしなかったら、勘がにぶったり、技術が落ちるのと似ています。
なんで、こういうことを、もっと喧伝しないのでしょうか?
外国語を使いたいのたなら、わからない世界で、ずっと暮らさなければいけません。
実は、それが、どれほど、豊かな世界を自分自身で、築けることができるのかを、知らないといけません。
外国語の能力をさびさせないためには、使うことが一番肝心で、使うのに、一番適した、トレーニング方法の一つが、多読だということも、語学の上手い人は、経験的に理解しているはずです。
つまり、語学は一種の技術なので、
それを向上維持するためには、日ごろのトレーニングが大切ということです。いきなりランニングすると疲れるけど、ランニングを習慣にして、マラソン大会に備えたり、良いタイムを出すために日々研鑽するのと同じです。
よって、語学学習における幾多の「わからない」という経験は、語学技術を向上させる上で、もっとも大切なことだということです。
この経験なくして、つまり、自分に負荷がかかる状況(わからないという経験)なくして、
技術の向上はあり得ません。
よって、「わからない」単語や語句、表現、内容に遭遇すればするほど、語学学習者は、テンションが上がらなくてはいけません。
「やった!、全然、わからない、でも、これを理解すれば、覚えれば、また、
技術があがるぞ」と思わないといけません。
大事なことは、語学学習を、単なる勉強だと思うと、かならず嫌になります。
語学学習は、語学技術を向上するためのものであり、
もっと大事なことは、自分の人生を豊かにするための手段の一つです。
テストのため、留学のため、仕事のため、昇進のためでは、続けることは難しいでしょう。それは、語学の性質上、勉強ではなく、技術で、その技術を向上させるか、させないかが、大事です。
技術を向上させたいなら、積極的にわからないことを経験する。こういう態度を半永久的に続ければ、その過程で、多読が、語学技術を向上させる上で、欠かすことができない、優れた手段かわかるはずです。
問題集をひたすらやるよりも、
よほど、語学技術が向上できます。
Posted by ブクログ
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