伊勢英子の作品一覧
「伊勢英子」の「子どもの文学」「旅する絵描き」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「伊勢英子」の「子どもの文学」「旅する絵描き」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
(あっ…)
と、心をつかまれた瞬間、
人は誰もが画家になっているんだと思う。
ただ、
そのときめきを白いキャンバスの上に描くだけの技量があるか、どうか。
それがある人は『絵描き』と呼ばれ、
形にも、言葉にもならない天使達を捉える使命を担っている。
本書の中の絵描きを、
私は良く知っている。
パリを旅するその絵描きの心を捉えた天使達とは、
以前にも彼(?)の画集の中で見かけた様な気がするからだ。
古い窓越しに見たその風景。
美しい本が並べられたその奥で、
一心に本をかがっている白髪の老人。
アカシアの樹の絵、
三本足の黒い犬。
何を美しい、と感じるのかは、
人それぞれであるが、
私は
Posted by ブクログ
大好きな伊勢さんのエッセイ風物語。登場する主人公は男性の想定になっていますが、伊勢さんそのものでしょう。絵本になっていないスケッチも多数掲載されています。手紙の相手Yとは誰か?
伊勢さんはフランスの街並みを舞台に、多くの作品を描かれています。「ルリユールおじさん」「大きな木のような人」「あの路」これら作品の背景が旅人の物語として、絵本のシーンとともに描かれている。
伊勢さんを魅了したアカシアの木はどんな姿なのだろう。街角に佇む3本足は実際に伊勢さんが出会った存在なのだ。「にいさん」で描かれるゴッホの暮らした世界もそこかしこに見えてきます。
Relieurおじさんから言われた「いつか君もこ