作品一覧

  • 雨やどりはすべり台の下で
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一郎たちのアパートに越してきたふしぎなおじさん、雨森さん。もしかすると魔法使いかも? だってみんなで集まったら、信じられないような話がどんどん出てくるんだ。心に静かに響く、情感あふれる物語。
  • 旅する絵描き
    4.3
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 絵本『絵描き』『ルリユールおじさん』(平成19年度講談社出版文化賞絵本賞受賞)はどのようにして生まれたか。未公開スケッチを多数収録した最新エッセイ。
  • はじまりの記憶
    4.0
    1巻660円 (税込)
    心の原風景を探す旅。それは単なる回顧ではない。明日をより良く生きるための、不可欠の作業なのだ。仰ぎ見る空、ぽっかりとあいた心に吸いこまれていく音……。当代随一のノンフィクション作家と画家が、それぞれの記憶の深層を掘り起こし、「私という現象」の核心、自己形成の決定的な瞬間に迫る。刺戟的で稀有なコラボレーション。人はみな持っている、「失われた風景」を――。

ユーザーレビュー

  • 雨やどりはすべり台の下で

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私は、「ナマズの恩がえし」ーー園美の話が、一番好きです。
     ナマズが、小・中・大の地震が起こせる事と、園美の願いが、ナマズと友達になりたい事に、びっくり

    0
    2022年05月14日
  • 旅する絵描き

    Posted by ブクログ

    「ルリユールおじさん」「大きな木のような人」「絵描き」に続いて読みました。
    これらは作り話ではなく、どれもが伊勢英子さんご本人の体験から湧き出てきた物語だったのですね。

    絵本だけでは描き切れなかったルリユールおじさんの話が満載です。
    どれだけルリユールおじさんに魅了されたかが伝わってきます。

    最近出版された「旅する絵描き タブローの向こうへ」も読もうと思いますが、しばらく楽しみに取っておきます。

    0
    2020年01月09日
  • 旅する絵描き

    Posted by ブクログ

    (あっ…)
    と、心をつかまれた瞬間、
    人は誰もが画家になっているんだと思う。

    ただ、
    そのときめきを白いキャンバスの上に描くだけの技量があるか、どうか。
    それがある人は『絵描き』と呼ばれ、
    形にも、言葉にもならない天使達を捉える使命を担っている。

    本書の中の絵描きを、
    私は良く知っている。

    パリを旅するその絵描きの心を捉えた天使達とは、
    以前にも彼(?)の画集の中で見かけた様な気がするからだ。

    古い窓越しに見たその風景。
    美しい本が並べられたその奥で、
    一心に本をかがっている白髪の老人。

    アカシアの樹の絵、
    三本足の黒い犬。

    何を美しい、と感じるのかは、
    人それぞれであるが、
    私は

    0
    2014年08月26日
  • 旅する絵描き

    Posted by ブクログ

    10代の頃のパリへの憧れがまた強く胸に迫ってきてしまった。

    サンジェルマンデプレを、セーヌ河岸を、カルチェラタンの街を歩くぼく。

    Yよ、元気かい。と、まるでゴッホのテオへの手紙のようにつづった日記。完成された挿絵、スケッチ、エスキス、あの大きな木。いせひでこさんの絵本の世界が、こうした旅の中から生まれたんだと胸が熱くなる。

    パリの美意識。ショパンは「フォルテッシモで悲しみを打つ」

    0
    2014年08月01日
  • 旅する絵描き

    Posted by ブクログ

    大好きな伊勢さんのエッセイ風物語。登場する主人公は男性の想定になっていますが、伊勢さんそのものでしょう。絵本になっていないスケッチも多数掲載されています。手紙の相手Yとは誰か?

    伊勢さんはフランスの街並みを舞台に、多くの作品を描かれています。「ルリユールおじさん」「大きな木のような人」「あの路」これら作品の背景が旅人の物語として、絵本のシーンとともに描かれている。

    伊勢さんを魅了したアカシアの木はどんな姿なのだろう。街角に佇む3本足は実際に伊勢さんが出会った存在なのだ。「にいさん」で描かれるゴッホの暮らした世界もそこかしこに見えてきます。

    Relieurおじさんから言われた「いつか君もこ

    0
    2014年07月09日

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