岸恵美子の作品一覧
「岸恵美子」の「ルポ ゴミ屋敷に棲む人々 孤立死を呼ぶ「セルフ・ネグレクト」の実態」「ごみ屋敷に住む人の心理と支援がわかる本 ―セルフ・ネグレクト、孤立、ひきこもり、支援拒否に寄り添うアプローチ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「岸恵美子」の「ルポ ゴミ屋敷に棲む人々 孤立死を呼ぶ「セルフ・ネグレクト」の実態」「ごみ屋敷に住む人の心理と支援がわかる本 ―セルフ・ネグレクト、孤立、ひきこもり、支援拒否に寄り添うアプローチ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
■セルフ・ネグレクトの定義
①個人の,或いは環境の衛生を継続的に怠る
②QOL(Quality of Life)を高めるために当然必要とされるいくつか,或いは全てのサービスを繰り返し拒否する
③明らかに危険な行為により,自身が危険にさらされる
■セルフ・ネグレクトの特徴(以下の一つでも当てはまる場合セルフ・ネグレクトの疑いがある)
①身体が極端に不衛生
②失禁や排泄物の放置
③住環境が極端に不衛生
④通常と異なって見える生活状況
⑤生命を脅かす自身による治療やケアの放置
⑥必要な医療・サービスの拒否
⑦不適当な金銭・財産管理
⑧地域の中での孤立
Posted by ブクログ
『ゴミ屋敷』というタイトルだけ見た時は、まさか自分に関係ないと思い読み始めたら、そうでもなくて驚きました。
サブタイトルは、『孤立死を呼ぶ「セルフ・ネグレクト」の実態』とあるとおり、誰にでも訪れる可能性のある ”孤立死の本” です。
まず「セルフ・ネグレクト」ってなんだろう?と思いました。
個人的に分かり難いカタカナ語は苦手だし、広く一般的に普及させるのに、余計な時間がかかるので、どうしてこうも分かり難い名称を使うのだろう?と不思議で仕方ありませんが、本書はその謎も丁寧に解説してあります。
個人的に、セルフ・ネグレクトは、”孤立死の前段階” だと理解しました。
老化や病気で体が思うように動かなくなり、無気力、自分は駄目だ、生きる資格がない、死にたいという思想から、部屋を片づけなくなり、ゴミ屋敷と化す。
心理学の本や、犯罪の本、うつ等の本を読んでも、掃除できない人、物が必要以上にある人は、なにかの兆候だったり、SOSのサインでもあると必ずでてくるので、自分でも気をつけようと思いました。
私は掃除する時間があるなら、本読んでいたいと思うのですが、大量の本をどうにか整理整頓しないといけない!と強く感じました。あぁ。。。
Posted by ブクログ
実家の隣がゴミ屋敷なので、ゴミ屋敷住人のことをレポートした本
なのかと思って手にしたのだが少々違った。
ネグレクト。子供の虐待事件ではよく聞く言葉だが、本書が取り上げ
ている「セルフ・ネグレクト」は高齢から来る身体能力の低下や、
認知症が原因となり自身の生活に対して極度に無関心になることだ。
それがどんなことを引き起こすのか。衣食住に関わることをすべて
放棄し、発見が遅れれば孤立死に繋がる。
そんなセルフ・ネグレクトの研究の歴史、具体的な歴史を簡潔に記述
している。
以前、お笑いタレントがゴミ屋敷の住人を説得して一緒に片づけをする
というテレビ番組を見た。今思えば、あの番組で取り上げられたゴミ屋敷
の住人はこのセルフ・ネグレクトに該当するのではないだろうか。
自分に誰かの手助けが必要なのかを認知出来ない。プライドが高くて
支援を求められない・支援を拒絶する。親族を失ったことから来る
喪失感から無気力になる。家族・親族からの虐待で「自分はいらない
存在だ」と思い込まされる。
原因は様々だが、そう遠くない将来、私自身がなってもおかしくはない。
そう考えるのはいささか怖いのだけれど。でも、セルフ・ネグレクトは
誰にでも起こりうることなのではないか。
「死後○日経って発見されました」。孤立死を伝えるニュースは後を
絶たない。ライフラインが止められても、個人情報保護法の壁に
阻まれていると著者は言う。
情報は守られても命を守ることが出来ない。電気・ガス・水道と言った
事業主と、福祉などの行政の連携が取れるといいのにな。