作品一覧

  • 現代語訳 学問のすゝめ
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    日本近代におけるマニュフェストともいえるもので、明治の精神形成の一方の旗幟をなした古典的名著。文語体としては画期的に平易な文章で書かれていたが、本書では全17篇を読みやすい現代語に全訳した数少ないもの。

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  • 学問のすゝめ
    3.8
    1巻1,375円 (税込)
    天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず。近代日本を代表する思想家が説く、国民の精神革命。自由平等・独立自尊の理念を掲げ、西洋的「実学」を奨励する不朽の書に、より多くの読者が親しむことを企図し、本書は流麗な文語調の原文に長年の研究成果を結実させた丁寧な語釈・解説を付した。国際社会の中の日本、日本人のあり方を考えるうえで、いまなお重要な指針を示す現代人必読の一冊である。(講談社学術文庫)

ユーザーレビュー

  • 学問のすゝめ

    Posted by ブクログ

    学問のすすめというのは冒頭の文がえらく不自然に切り取られたことでだいぶ有名な本ですが、それにしても「といへり。」を削ってしまうのはずいぶんな暴挙ではないか。
    高校時代に一読したきり再度読まないものだから、今になって中身を説明せよと言われてもなんだっけという情けない有様ですが、けれどもこの本が、現代にも通ずる本だというのは今でもハッキリと信じており、当時の激動の時代にこういう人がいたということをみんなもっとよく(決して紙幣を通じてだけでなく)知っておくべきだとも思うわけです。

    こういった知識人をきちんと生かしておける社会というのがよい社会だと思います。
    こういった人間を再生産できる社会というの

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    2017年03月13日
  • 学問のすゝめ

    Posted by ブクログ

    「学問のすすめ」をひとつすすめるとしたらコレ。解説が充実していて、時代背景や当時の用語の意味合いを知ることができ、「学問の~ワールド」が大いに拡がる逸品。

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    2010年03月12日
  • 学問のすゝめ

    Posted by ブクログ

    解説が良い!福沢諭吉の考えを紐解くの多い参考になる。

    実学=実用or実験実証

    賢者と愚者、富者と貧者をわけるのは学問をしたかしないかである。

    学生頒布の趣意書(1872)に綴られてる
    ?教育の機会均等
    ?実学主義
    ?個人主義
    と福沢諭吉の考えとを関連付けて述べられてる箇所がわかりやすく興味深かった。

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    2009年10月04日
  • 学問のすゝめ

    Posted by ブクログ

    大学時代に輪読したのを、読み返してみた。

    結局、「賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとにより出来るものなり」の一文に尽きる。
    「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」が一人歩きしてしまってる。。
    本来は平等なはずなんだけど、実際は貴貧の差が出てしまっていて、その原因は学の有無だから、学問に精を出しなさいっていう、意味なんだけどなぁ。。

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    2022年06月13日
  • 学問のすゝめ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今にも通じるものがたくさんある本だった。もちろん「天は人の上に人をつくらず、、」の言葉とか、ノートに書き留めたいことがたくさんあった。ちょっと難しいイメージだったけど、注釈もあってなんとか読めてよかった。

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    2021年07月12日

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