寺島英弥の作品一覧
「寺島英弥」の「悲から生をつむぐ 「河北新報」編集委員の震災記録300日」「被災地のジャーナリズム――東日本大震災10年 「寄り添う」の意味を求めて」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「寺島英弥」の「悲から生をつむぐ 「河北新報」編集委員の震災記録300日」「被災地のジャーナリズム――東日本大震災10年 「寄り添う」の意味を求めて」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
地方紙の大先輩である河北新報社編集委員の寺島英弥さんによる、東日本大震災の取材記録。
容赦ない現実がつづられている。津波に流され、生きのびた男性。妻を失った農家。計画避難でいつ帰ることができるのか、不安に揺れ続ける女性。それでも、自責の念に苦しむ農家は「俺には、まだ、やることが残っている」と泣きしながらダイコンの種をまいた。女性も仮設住宅の仲間と、中古の着物を生かした服づくりを始めた。わかりやすい解決策や「ハッピーエンド」はない。その中で、一人一人の日々の繰り返しに宿る小さな希望や変化を、丁寧にすくいとっている。
河北新報の連載と並行して書かれた寺島さんのブログ「余震の中で新聞を作る」が基