作品一覧

  • ギリシア・ローマ神話 付 インド・北欧神話
    3.7
    1巻1,276円 (税込)
    西欧の文化芸術に親しもうとする人にとってギリシア・ローマ神話の知識は不可欠である。この分野の学問的研究は長足の進歩をとげたが、しかし神々と人間の豊かで興味つきぬ世界を描いたブルフィンチ(一七九六―一八六七)のこの書物はすこしも価値を減じていない。『伝説の時代』の中から神話篇の全部を収めた。

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  • シャルルマーニュ伝説
    -
    1巻990円 (税込)
    大帝シャルルマーニュのスペイン遠征にまつわる勇壮な騎士物語「ロランの歌」(フランス中世文学の傑作)をはじめ、シャルルマーニュの十二勇士の活躍を縦横にえがく壮大な冒険物語。 ヨーロッパ中世の文学遺産をてぎわよくまとめた好著。

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ユーザーレビュー

  • ギリシア・ローマ神話 付 インド・北欧神話

    Posted by ブクログ

    19世紀の米作家トマス・ブルフィンチによる神話入門書。1913年の翻訳時には、夏目漱石が序文を寄せている。

    Wikipediaによると、翻訳者の野上弥生子は夏目漱石の門下生と結婚した縁から作家デビューし、1985年に99歳で亡くなるまで文壇で長く活躍したとのこと。っ全然存じませんでしたスミマセン。原書が1855年、その翻訳が1913年で、その後改訳で手を入れられているとはいえ、さすがに古めかしい雰囲気の漂う本書。しかし手にとってみると、文章自体は読みにくくはない。ただ翻訳はいいとして、やはりギリシャ神話は人物名が多すぎて、ある程度知っていないと読む進むのはなかなか大変。とはいえ、結局読まない

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    2023年04月10日
  • ギリシア・ローマ神話 付 インド・北欧神話

    Posted by ブクログ

    ギリシア神話・ローマ神話は西洋文学の至るところに出てくるので,その知識が必要になる。本書ではギリシア神話・ローマ神話の概要が一通り書かれており,知識とする分には良い辞書になると思う。

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    2021年02月14日
  • ギリシア・ローマ神話 付 インド・北欧神話

    Posted by ブクログ

    教養として手元に置いておいて損はない1冊。読んでみると神々のえげつなさが目立って、読み物として普通に面白い笑 『イリアス』『オデュッセイア』の復習にもいい。

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    2016年09月01日
  • ギリシア・ローマ神話 付 インド・北欧神話

    Posted by ブクログ

     本書は野上弥生子女史の訳書なのだが単行本として世に出たのが1913年である。百年以上前の本なのだ。序文は夏目漱石、いやはや凄い時代のものだ。
     約450頁あるので時間はかかったが、ですます調なので読みやすい方ではないかと思われる。ギリシア神話が影響を与えた例は挙げたらキリがないが、絵画や文学のみならず、ポップカルチャーの方面で言えばゲームとかアニメとか、この頃は競馬の競走馬名などにもその影響が見える。サートゥルナーリアの意味を初めて知ったりとかエトセトラエトセトラ。そういったものの元ネタ、きちんと言えば由来を知れることは実に楽しいことだ。
     注釈が付されていないように、そう難しいものではない

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    2021年02月12日
  • ギリシア・ローマ神話 付 インド・北欧神話

    Posted by ブクログ

    ブルフィンチの広範すぎる西洋神話の知識が読み手に圧倒的に迫ってくる。しかし、古代ギリシャの神々はあまりにエコ贔屓であり、翻弄される人間が哀れであり、滑稽さも現れる。特にトロイア戦争のヘラの振舞いは…

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    2020年08月29日

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