峠三吉の作品一覧
「峠三吉」の「現代語版 原爆詩集」「原爆詩集」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「峠三吉」の「現代語版 原爆詩集」「原爆詩集」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
〇詩の抱えるおかしみと、それを上回る描写と。朗読がおすすめ。
本日は終戦記念日。
1945年8月15日に、天皇陛下が終戦宣言を出してから、はや75年。
そんな節目の年に、読むことが意義があると思い、読み始めた。
有名な部分は、「序」の、「にんげんをかえせ」という一節だ。教科書でも目にした方は多いだろうか。その「序」から始まる25編の詩集。
この原爆詩集は、あの日のヒロシマのことを、住んでいた筆者が書いた詩集である。
広島に原子爆弾が落ちたのは、終戦の少し前、1945年8月6日、8時15分。
峠は、爆心地から3kmほど離れた町で、被爆している。
その彼が書いている詩であるから、現場の生々しい