作品一覧

  • 「猛毒大国」中国を行く

    「猛毒大国」中国を行く

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻660円 (税込)
    化学物質まみれの偽食品工場、劇薬すれすれの漢方薬、各地に点在する「癌村」……日本では考えられない杜撰な食の安全基準と環境汚染。「冷凍ギョーザ事件」は起こるべくして起きたのだ。十年以上にわたって現場に足を運び取材を続けてきた著者が、発がん性薬品で漂白する春雨、本物そっくりに作り上げる人造卵、冬瓜に合成着色料を入れて作られた月餅など、猛毒大国の驚くべき内情を徹底的に暴く――。
  • ルポ「中国製品」の闇

    ルポ「中国製品」の闇

    小説・文芸

    3.5
    1巻693円 (税込)
    いまや「中国」と無縁で経済活動を営むことは難しい。消費者も、さまざまな形で「中国製品」を購入している。それが日本の現実だ。しかし、その背後には、生産する中国の「無秩序」と、輸入する日本の「無責任」という図式がある……。著者は「義歯」という入り口から、中国製品をめぐる問題に切り込む。発がん性物質の検出が報告され、現地では健康被害が訴えられている「中国産」義歯を、日本は厳格な安全検査を行なうことなく、単なる雑貨物として輸入しているのだ。中国の現場を取材し、日本の医療の実態を調査して浮かび上がった「闇構造」とは? 迫真のルポルタージュ!【目次】はじめに/第一章 義歯とギョーザ/第二章 中国産義歯による健康被害の実態/第三章 日本の歯科医療を蝕む「安全神話」/第四章 技術権威主義からの脱却/おわりに

ユーザーレビュー

  • ルポ「中国製品」の闇

    Posted by ブクログ

    勿論、中国、の裏側、それは当たり前のように描かれているが、それを判っていながら、あるいは中国製品に関わらず、日本官民の癒着と言っていいのか、利権構造にも触れている。
    んでもって、やっぱり我々下々が、リテラシー能力に欠けてるんだと思わせてくれる。
    テーマは「義歯」だが、勿論それに止まらない。

    0
    2014年09月06日
  • 「猛毒大国」中国を行く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    恐ろしいの一言。
    日本での賞味期限偽装などかわいいものです。
    (でもこの国が関わっての生産地偽装はどうだろう・・・)

    これを読んだらとてもあの国の食品には手を出せない。
    「人が食べるもの」に対しての常識が違うとしか思えませんでした。

    これが全てではない、と思いたいですが・・・。

    0
    2012年04月16日
  • 「猛毒大国」中国を行く

    Posted by ブクログ

    ドキュメンタリーレポートとして読み物としても面白かった。
    内容は想像以上。日本のメディアが報道しているものなぞ、氷山の上のホコリ程度しかないレベルだなと。

    0
    2011年11月06日
  • 「猛毒大国」中国を行く

    Posted by ブクログ

    2008/8
    毒入り餃子やダンボール製肉まんで一躍中国の食の安全に対して不信感が強まっているが、著者が中国内で潜入調査して、もっと深刻な食の安全の崩壊を明らかにしている。海外に輸出しているものはまだましなほうで、国内で流通しているもの、また毒によって集落自体がおかしくなってしまっていた記述に関しては背筋に寒いものすら感じる。

    0
    2009年10月04日
  • ルポ「中国製品」の闇

    Posted by ブクログ

    「中国製品」を通じて中国および日本の問題点を指摘したルポ。
    著者はジャーナリストの鈴木譲仁氏。
    全四章構成。構成および章タイトルは以下の通り。
    第一章 義歯とギョーザ
    第二章 中国産義歯による健康被害の実態
    第三章 日本の歯科医療を蝕む「安全神話」
    第四章 技術権威主義からの脱却

    第一章では、近年日本で使用されている義歯の多くが中国で製造されていることにふれ、以前日本で起こり大問題となった所謂「毒ギョーザ」事件と対比しつつ、厚生労働省の対応を指摘し、問題点を指摘する。
    第二章では、中国での中国産義歯による健康被害について、被害者や弁護士らに直接取材をし、現状を明らかにする。
    第三章では、義歯の原料となる歯科材料について、「JISハンドブック」の『医療機器Ⅳ』などを調べ、その内容がISOによる基準と齟齬をきたしている点を指摘、なぜそのようなことになるのか、関係機関への取材を試みている。
    第四章では、「中国製品」自体の問題もさることながら、それを受け入れている日本の対応を批判。旧態依然とした企業や行政の組織は解体するべきで、「クリエイティブ力」をもった階層を出現させるべきだとする。

    読後感として、タイトルと内容に若干距離を感じた。結果的には興味深い変化球であったけれど。
    「中国製品」の問題を挙げつつ、実はより深い問題として、受入側である日本の制度及びその硬直化の原因を指摘しているわけで。まぁ「闇」といえばそうだろうけれど、タイトルだけの印象だと全ての問題が中国のみに集約され、今回はその暗部にメスを入れるルポルタージュなのかと勝手に考えてしまう。
    また、JISハンドブックの『医療機器Ⅳ』について、素人には理解しにくい「外国語」が散見するというような説明があり、所々分析をするために当該文章を掲載しているが、結局全文が掲載されているわけではないため、読者としてはどこまでを分析したのか不明なままである。一冊の値段が結構高いという評価をしているのだから、関係資料の全文抽出はしていただきたかった。

    とはいえ、現在の中国が抱えている問題や、硬直化している日本の企業や行政について指摘している部分はもっともなことで、新知見も得られた。

    最後の「クリエイティブ力」については、リチャード・フロリダの『クリエイティブ・クラスの世紀』から引用している。これも新知見ではあるけれど、堤未果『(株)貧困大国アメリカ』を読むと、とてもこのようなクリエイティブ力の階層が形成されているとは考えにくいのだが、次はこのあたりについて知りたいと思う。

    0
    2013年10月01日

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