あらすじ
化学物質まみれの偽食品工場、劇薬すれすれの漢方薬、各地に点在する「癌村」……日本では考えられない杜撰な食の安全基準と環境汚染。「冷凍ギョーザ事件」は起こるべくして起きたのだ。十年以上にわたって現場に足を運び取材を続けてきた著者が、発がん性薬品で漂白する春雨、本物そっくりに作り上げる人造卵、冬瓜に合成着色料を入れて作られた月餅など、猛毒大国の驚くべき内情を徹底的に暴く――。
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Posted by ブクログ
恐ろしいの一言。
日本での賞味期限偽装などかわいいものです。
(でもこの国が関わっての生産地偽装はどうだろう・・・)
これを読んだらとてもあの国の食品には手を出せない。
「人が食べるもの」に対しての常識が違うとしか思えませんでした。
これが全てではない、と思いたいですが・・・。
Posted by ブクログ
ドキュメンタリーレポートとして読み物としても面白かった。
内容は想像以上。日本のメディアが報道しているものなぞ、氷山の上のホコリ程度しかないレベルだなと。
Posted by ブクログ
2008/8
毒入り餃子やダンボール製肉まんで一躍中国の食の安全に対して不信感が強まっているが、著者が中国内で潜入調査して、もっと深刻な食の安全の崩壊を明らかにしている。海外に輸出しているものはまだましなほうで、国内で流通しているもの、また毒によって集落自体がおかしくなってしまっていた記述に関しては背筋に寒いものすら感じる。
Posted by ブクログ
中国で加工食品がどのように作られているか、いくつかの事例を取材して書かれている。読むと中国製の加工食品は一切食べたくなくなる。取材対象の態度など見ても、モラルとかそういう次元の話ではないと感じた。
Posted by ブクログ
読んだのはちょうど色々と問題が起こった後。これは怖い!
これが本当なら、中国内部の闇とひずみは危険というレベルをとっくに超えています。とりあえずもう春雨は食べられない…。