作品一覧

  • すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く

    すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻946円 (税込)
    スズメバチにうまく擬態しきれないアブ、他種のメスに求愛してしまうテントウムシのオス。一見不合理に見える生き物たちのふるまいは、進化の限界を意味しているのか。それとも、意外な合理性が隠されているのだろうか。1970年代に生物学に革新をもたらした「ハンディキャップ理論」「赤の女王仮説」から、教科書には載っていない最新仮説までたっぷり紹介。わたしたちの直感を裏切る進化の秘密に迫る!
  • ダーウィン 「進化論の父」の大いなる遺産

    ダーウィン 「進化論の父」の大いなる遺産

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    『種の起源』で進化論を唱え、科学に革命をもたらしたチャールズ・ダーウィン(1809~82)。後代の思想、社会観にも影響を与え続けてきた。だが、大発見は進化論にとどまらない。人類の起源、感情の由来、性淘汰、動物の心理、新種の化石の発掘、サンゴ礁の形成、家畜・作物の品種改良、花と昆虫の関係――。本書は、ダーウィンの劇的な生涯を辿り、進化論の本質、彼の偉業を紐解く。旧来のイメージを刷新する。
  • 博士の愛したジミな昆虫

    博士の愛したジミな昆虫

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻968円 (税込)
    カブトムシもクワガタも,アゲハも,トンボも出てこない.スター昆虫ではないけれど,ジミな虫たちだって,やってることはスゴすぎる…!! SFみたいなびっくり生態,植物やほかの虫たちとの複雑怪奇なからみ合い.その謎を解いていくワクワクを,10人の昆虫博士たちが愛した,とびっきりジミな昆虫の研究から熱く語る!

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  • 「本当の教科書」シリーズ3―「進化生態学/今まで知らなかった! これが進化の真実!!」

    「本当の教科書」シリーズ3―「進化生態学/今まで知らなかった! これが進化の真実!!」

    ビジネス・実用

    -
    1巻748円 (税込)
    この本は進化生態学者の鈴木紀之さんと、『2ちゃんねる』創設者のひろゆきさんによる対談本です。“進化生物学”や“進化生態学”と聞くと、「ああ、ダーウィンの進化論ね」「環境に適した生物が生き残ってきたってやつでしょ」と思いますよね。それは間違いではありません。でも、そう単純なものでもないんです。環境に適していない生物も生き残っています。ムダなものが多い生物もたくさんいます。それはなぜなんでしょうか。それから、深く考えた人は多くないと思いますが、なぜ、オスとメスというふたつの性の生物が多いのでしょうか。なぜ、オスとメスの比率はほぼ1対1なのでしょうか。よーく考えてみると不思議なことはたくさんあります。そして、“進化論の父”と呼ばれる自然科学者のチャールズ・ダーウィン(1809~1882年)は、どんな人物だったか知っていますか? 人間だって生物のひとつです。進化生物学を知ることは、自分を知ることでもあるのです。そこで進化生態学者の鈴木紀之先生に、あまり知られていない進化生物学の基礎を教えてもらいました。進化生物学を知ると、身近にいる生き物がちょっと愛おしくなるかもしれません。そして、生き物ってすごいなと思うはずです。

ユーザーレビュー

  • すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く

    Posted by ブクログ

    昆虫の一見すると不思議に見える生態も進化の自然淘汰の結果、こうなったというような事例がいろいろ紹介されていて、まさに進化って凄いなと思わされます。
    有性生殖よりも無性生殖のほうが種の個体数を増やすのには2倍も有利なのに、有性生殖が広く採用されている理由についての仮説が目からウロコでした。

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    2025年07月13日
  • 博士の愛したジミな昆虫

    Posted by ブクログ

    虫の生態系は多様性があって、人間界にも応用出来るような生き方があるのが面白いと思った。虫は宇宙だと思った。虫に夢中になる科学者多いけど、虫の世界は宇宙に思いを巡らすみたいな豊かさと楽しさがあるんだなと思った。

    金子修治(かねこ・しゅうじ)
    1969年生。京都大学大学院理学研究科博士課程中退。理学博士。これまで、静岡県農林技術研究所と大阪府立環境農林水産総合研究所で農作物の害虫と天敵の研究に従事。多種多様な生物の共存を可能にするしくみが知りたくて昆虫の研究を始めた。好きな虫はテントウムシとアリ。

    鈴木紀之(すずき・のりゆき)
    1984年生。京都大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。現在、高知大学農林海洋科学部准教授。子供の頃からチョウが好き。研究のメインはテントウムシの生態と進化。著書に『すごい進化』(中公新書)、『繁殖干渉』(分担執筆,名古屋大学出版会)

    安田弘法(やすだ・ひろのり)
    1954年生。名古屋大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。現在、放送大学山形学習センター所長。自然のバランスの機構の解明をライフワークとし、現在は、無肥料・無農薬・無除草剤で淡水生物の機能を活用しておいしいお米を多く収穫する研究に従事。著書に『生態学入門』(共著、東京化学同人)など。

    大崎直太(おおさき・なおた)
    1947年生。名古屋大学大学院農学研究科博士課程中退。農学博士。京都大学農学部在職中は、チョウを題材に、食性の進化や擬態の進化を研究した。子供の頃よりチョウは好きだったが、世の中の熱狂的なアマチュア研究者に比べると、本物とは言い難い。著書に『擬態の進化』(海游舎)、『蝶の自然史』(編著、北海道大学出版会)など。

    東樹宏和(とうじゅ・ひろかず)
    1980年生。九州大学大学院理学研究府博士課程修了。理学博士。現在、京都大学生態学研究センター准教授。昆虫だけでなく、植物や真菌、細菌、原生生物たちが生態系内でどのように関わり合っているのか探っている。多様な生物たちが息づく農業生態系の設計や、自然生態系の再生を目指している。著書に『DNA 情報で生態系を読み解く』(共立出版)など

    村瀬 香(むらせ・かおり)
    名古屋大学大学院生命農学研究科博士課程修了。農学博士。現在、名古屋市立大学大学院理学研究科准教授。健全な生態系の維持・促進に貢献する研究に従事するとともに、特定の研究領域・材料・手法などに縛られない、統合的で自由な研究を目指している。

    塩尻かおり(しおじり・かおり)
    1973年生。京都大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。現在、龍谷大学農学部准教授。植物の出す「かおり」が様々な生物にもたらす作用に注目し、植物や昆虫の形態や行動の研究をしている。著書に『生物多様性科学のすすめ』(分担執筆、善)など。

    辻 和希(つじ・かずき)
    1962年生。名古屋大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。現在、琉球大学農学部教授と鹿児島大学連合大学院教授を兼任。社会性昆虫の生態学を専門とし、行動生態学と群集生態学の融合に取り組んでいる。著書に『生態学者・伊藤嘉昭伝 もっとも基礎的なことがもっとも役に立つ』(共編著、海游舎)、『シリーズ進化学6 行動・生態の進化』(共著、岩波書店)など。

    田中幸一(たなか・こういち)
    1955年生。名古屋大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。現在、東京農業大学農学部嘱託教授。昆虫やクモを対象に、農地の生物多様性の評価と活用、環境変化に対する生物の適応の研究に従事。著書に『生物間相互作用と害虫管理』(共編、都大学学術出版会)など。

    桐谷圭治(きりたに・けいじ)
    1929年生。京都大学大学院農学研究科博士課程中退。農学博士。和歌山県、高知県、農林水産省農業環境技術研究所を経て、アジア・太平洋地区食糧・肥料技術センター副所長をつとめる。日本応用動物昆虫学会賞、日本農学賞、科学技術庁長官賞、紫綬褒章などをうける。


    「 「ケンカするほど仲が良い」ということわざがあります。これは単によくケンカしあう人たちをからかっているのではなく、他のことわざと同じように、私たちの生きざまの真理をうまく言い当てているように思えます。ケンカしてもお互いの関係を保っている(そしてまたケンカを続けてしまう)ということは、結局そこまで仲が悪いわけではなく、なんだかんだ一緒にやっていける間柄ということです。反対に、もし本当に仲が悪かったら、顔を合わせるのもイヤで別々の行動を取るはずです。その結果、そもそもめったに会うこともなく、そのためケンカなんて起きないでしょう。  生物にも同じようなことがあてはまるのではないか。つまり、本当に仲の悪い種類どうしは一緒にいないことがあるのではないか。ことわざにも裏付けられたそんな現象を解明できたとしたら、おもしろい研究になるはずです。」

    —『博士の愛したジミな昆虫 (岩波ジュニア新書)』金子 修治, 鈴木 紀之, 等著


    「セミのメスは、樹皮に産卵することが知られています。孵化した幼虫は、土のなかにもぐり、根から吸汁して何年もかけて成長します。もしかすると、樹皮から土のなかに移動するときにすでに菌が幼虫に取り付き、その幼虫がやがて成虫となって地上に現れるまでセミの体内に潜んでいたのかもしれません。木の幹にとまったセミから胞子(無性胞子)を飛ばせば、広範囲に生息域を拡げることができるでしょうから。  人知れず虫は死ぬ。ジミに死んでいく。しかし、そこに隠されたドラマに生態系の真髄があるような気がしてなりません。」

    —『博士の愛したジミな昆虫 (岩波ジュニア新書)』金子 修治, 鈴木 紀之, 等著

    「昆虫は、人為的な環境破壊なしには、地球を傷つけるようなことはありません。  森に行けば、自然の調和を感じることができるでしょう。飛び交う虫の羽音を、ふみしめる落ち葉の音を聞いてください。すべてがリサイクル可能で、皆がつながっていて調和を生み出しています。雨が降り、川となり、植物の一部となり、それを食べた虫や鳥の一部になり、またヒトの身体をうるおします。私たちは、皆つながっていて、同じ酸素や炭素をリサイクルしているのです。森の昆虫たちから学ぶことは多いと思います。」

    —『博士の愛したジミな昆虫 (岩波ジュニア新書)』金子 修治, 鈴木 紀之, 等著

    「このように、ニホンアブラバチのメス成虫はアブラムシコロニーのなかを素早く「ちょこまか」と動き回ることによってアリからの発見と攻撃を事前に回避し、加えてアブラムシに一瞬で産卵することで、アリが守っていてもアブラムシを利用できることがわかりました。  この「ちょこまか作戦」は、アリの動きを正確にとらえる優れた視力、アリとの遭遇を回避し続けるための走力、とっさの攻撃をかわす瞬発力、極めて短時間の産卵行動などをかね備えた、本種だからこそ実行できる戦術です。これらの特性は、アリが守っているアブラムシを利用するために、長い時間のなかで本種が進化させてきたものと私は考えています。」

    —『博士の愛したジミな昆虫 (岩波ジュニア新書)』金子 修治, 鈴木 紀之, 等著

    「この状況を簡単にまとめると、アブラバチ幼虫にとって二次寄生蜂は「敵」であり、その二次寄生蜂の「敵」であるアリは、アブラバチ幼虫にとって「味方」というわけです。これは、いわゆる「敵の敵は味方」という間接的な関係を示しています。」

    —『博士の愛したジミな昆虫 (岩波ジュニア新書)』金子 修治, 鈴木 紀之, 等著

    「ニホンアブラバチについて、ここまでに紹介したようないろいろなことがわかってきた頃のこと、私の勤めていた研究所の大先輩から「あなたのアブラバチとアリの研究は、小学生の夏休みの自由研究みたいだね」と言われました。その時私は三〇歳手前で、小学生あつかいされたことにすこし不満を感じました。  しかし今になって思うと、この大先輩の一言は、「あなたの研究は、〝子供のように〟、それが何の役に立つかなど気にもせず、純粋な好奇心に突き動かされ、これまでの考えにとらわれない自由な発想で解き明かしたもの」という最高のほめ言葉だったのかもしれません。  そういえば、この研究に取り組んでいた頃は、毎日がとても楽しく、ワクワクして、野外観察や実験のために汗びっしょりで動き回って、まるで小学生の時の夏休みみたいでした。その意味では、昆虫の研究に夢中になっていたら、「毎日が夏休み」なのかもしれません。」

    —『博士の愛したジミな昆虫 (岩波ジュニア新書)』金子 修治, 鈴木 紀之, 等著


    「そのおかげで一年生の時から研究室に通うことができ、虫三昧の生活を送りました。大学では下宿生で、当時の学生はテレビを持っていないのが普通で、おかげでたくさんの本を読むことができました。  その中の一冊が『アメリカシロヒトリ』(伊藤嘉昭編、中央公論社、一九七二年)でした。この本は、外来昆虫であるアメリカシロヒトリという虫を材料として、昆虫学の様々な分野の研究者によって共同研究された結果をまとめたものであり、中でも私は生態学の分野の研究に興味をひかれました。そのこともあって、卒業研究では生態学研究室を選びました。」

    —『博士の愛したジミな昆虫 (岩波ジュニア新書)』金子 修治, 鈴木 紀之, 等著

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    2025年06月11日
  • ダーウィン 「進化論の父」の大いなる遺産

    Posted by ブクログ

    ダーウィンの学説と共にダーウィンの生い立ちや性格を語ってくれる!多分後者がメイン。

    天才でありながら慈悲深いダーウィンの冒険や研究を追体験できてすごく楽しかった、進化論も読んでみようと思う

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    2025年01月23日
  • ダーウィン 「進化論の父」の大いなる遺産

    Posted by ブクログ

    これは面白い。ダーウィンがこんなに素晴らしい、多興味で多作な研究者であったとは、全く知らなかった。素晴らしい観察と実証実験に感服しました。偉大です。

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    2024年11月15日
  • ダーウィン 「進化論の父」の大いなる遺産

    Posted by ブクログ

    ダーウィンは、進化論だけでなく、珊瑚礁の形成に関する考察や、ミミズと土壌の関係、フジツボの分類に関する研究など様々など科学的業績を挙げていて、ほんとうに偉大な科学者だったことがわかります。
    ダーウィンの研究手法、いろいろな人に手紙を出してアンケートに回答してもらったり、雑誌に広告を出したりする様を現代ならばSNSやクラウドソーシングを使っているようなものだ、という例えがうまいと思いました。
    進化論でも珊瑚礁の形成でもミミズの土壌を耕す働きも全て、小さなことの積み重ねが大きなことを成し遂げるということが共通しているのが面白いと思いました、そしてこの小さなことの積み重ねが、というのはダーウィンの研究姿勢とも一致していると思いました。

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    2024年10月03日

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