作品一覧

  • ふしぎなカメラ
    3.5
    1巻1,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 リュウタのお父さんが、古道具屋さんで大きなカメラを買ってきました。リュウタは、初めてみるカメラに興味津々。カメラの使い方をみてみると……。(1)とりたいものにカメラをむけて「トッテ・トッテノ・トッテーナ!」と呪文を唱える。 (2)カラコロロンと鐘がなる。 (3)10かぞえると写真が出てくる。早速カメラを使ってみたくなったリュウタとお父さんは、街へ出かけました。まずは、ケーキ屋さんにカメラを向けて写真を撮ります。10秒後に出てきた写真には、おいしそうなフルーツケーキだけが写っていました。次に、縁日に行ってお面屋さんのお店を撮ると、出てきた写真には店主の顔だけが写っていました。それから、動物園に行ってキリンを撮ると、出てきた写真には鳥の姿だけが写っていました。最後に、リュウタはお風呂場の鏡に写った自分を撮ってみますが、その写真に写っていたのは……!? 本当にこんなカメラがあったらおもしろい! 夢が広がる絵本。
  • あいつとぼく
    4.3
    1巻1,400円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ぼくは、あいつが すきじゃない。だって、いっつも いばってるし、らんぼうだし、じぶんかってだし。 それに かおが なんか おっかないんだ。」「ひるやすみ。 あいつは グラウンドで ヒロキたちと ドッジボールをする。 ぼくは きょうしつで タカシくんや ショウちゃんと けしピンだ。」「きょうの ごごの たいいくは、ににんさんきゃく。 うんどうかいの れんしゅうだ。 ぼくは あんまり やりたくない。 はしるのが とくいじゃないから。せんせいが いった。 『せのたかさの じゅんばんで 2れつに ならんで。 おとなりのひとと ふたりひとくみに なりましょう』うわ、あいつとだ。」――タイプのちがう二人の少年が、二人三脚の練習をとおして近づいていきます。でも、仲良しになるわけではありません。その微妙な距離感をえがいた、さわやかな絵本です。

ユーザーレビュー

  • あいつとぼく

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    学生時代あるある、が伝わった

    インドア派な「ぼく」
    アウトドア派な「あいつ」が
    二人三脚で協力することで親密になった。

    競技が終わったあと
    名残惜しそうな「ぼく」の心の変化が可愛らしかった。
    本当は素直に自分の気持ち、考えを伝えたいはずなのに、変に気を使いすぎて言えなかったり照れたりしてたのかな。

    0
    2020年09月17日
  • あいつとぼく

    Posted by ブクログ

    いばっていて、乱暴で、顔が怖くて…と、なんとなく苦手に思っていたクラスメイトの「あいつ」と運動会で二人三脚をすることになった「ぼく」。練習を通して友情を育んでいく様子がよかったです。

    言葉を交わさなくてもピースサインだけでお互いの気持ちが通じ合えたラストも素敵でした。男の子なら共感できる本だと思います。

    0
    2016年07月21日
  • あいつとぼく

    Posted by ブクログ

    読み聞かせ使用。ゆっくり読んで7分30秒程度。
    運動会の話であり、クラスのちょっと苦手な子と交流する話でもある。
    二人三脚の絵が迫力あってよい。
    運動会後のエピソードも丁寧でよい。
    子どもたちも一生懸命聞いてくれた。

    0
    2015年10月15日
  • あいつとぼく

    Posted by ブクログ

    男の子って、複雑なようでいてシンプル。
    こういう関係っていいなあ。
    どうってことない物語なのだけど、絵の雰囲気と躍動が引っ張っていく。

    0
    2020年08月29日
  • あいつとぼく

    Posted by ブクログ

    息を合わせ、心を合わせ。
    それが難しいならいっそ何も考えなければいい。


    走ってる場面は大迫力です。
    友達の本であり、運動会の本であり、お兄ちゃんの本でもあります。

    0
    2015年08月20日

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