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  • 国家とインターネット
    3.0
    1巻1,485円 (税込)
    グローバリゼーションの時代、国家とメディアの関係は敵対か、はたまた共存か? IT技術は〈人間〉への福音か、それとも呪いか? ──来るべき世界における権力・メディア・人間の関係を根底から考察する。(講談社選書メチエ)

ユーザーレビュー

  • 国家とインターネット

    Posted by ブクログ

    インターネットの成り立ちについて、1.国家、2.資本主義、3.創造的生産集団の3つをキーに読み解いていく。

    その初期段階において、国家の秘密裡のプロジェクトとして産声を上げ、
    冷戦のなかで、資本主義体制側のイノベーションを推進させ(社会主義体制側においては管理しようとする)、勝利するが、それは同時に「管理の水漏れ」を生み、国家に大きな「外部」とのかかわりを生むことになった。ただ、そもそも国家とは非公式に外部とのかかわりを持つものであり、切り離せるものではない。

    しかし、その外部=過剰さは残されたままインターネットは民生化される(⇔ラジオ、テレビなど20世紀のメディア)。そして新自由主義経済

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    2013年07月30日

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