和田伸一郎の作品一覧
「和田伸一郎」の「国家とインターネット」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「和田伸一郎」の「国家とインターネット」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
インターネットの成り立ちについて、1.国家、2.資本主義、3.創造的生産集団の3つをキーに読み解いていく。
その初期段階において、国家の秘密裡のプロジェクトとして産声を上げ、
冷戦のなかで、資本主義体制側のイノベーションを推進させ(社会主義体制側においては管理しようとする)、勝利するが、それは同時に「管理の水漏れ」を生み、国家に大きな「外部」とのかかわりを生むことになった。ただ、そもそも国家とは非公式に外部とのかかわりを持つものであり、切り離せるものではない。
しかし、その外部=過剰さは残されたままインターネットは民生化される(⇔ラジオ、テレビなど20世紀のメディア)。そして新自由主義経済