作品一覧 2015/07/24更新 シオニズムとアラブ ジャボティンスキーとイスラエル右派 一八八〇~二〇〇五年 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 森まり子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー シオニズムとアラブ ジャボティンスキーとイスラエル右派 一八八〇~二〇〇五年 森まり子 シオニズムの理論的支柱となっていた ジャボティンスキーという人物に焦点を当てながら その後のシオニズムの変遷についてもカバーした力作である。 国家主義から排斥された民族主義の活路として シオニズムが打ち立てられ、 他民族への徹底的な非妥協の姿勢を打ち出す。 その実現物こそが「鉄の壁」であった。 ...続きを読むそれと同時に民族主義運動として 他民族への共生(去勢を前提としてたとしても)も 視野に入っていたことは驚きとともに納得もする。 あれほどに苛烈で野蛮な排外主義が 横行するとは理解し難いものがあったから。 しかし理論は現実の政治においては たやすく歪められ敵ー味方の認識だけが残ってしまう。 何かを線引きするような姿勢はどこにあっても 利用だけされてしまうだろう。 Posted by ブクログ 森まり子のレビューをもっと見る