唐澤太輔の作品一覧
「唐澤太輔」の「南方熊楠 日本人の可能性の極限」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「唐澤太輔」の「南方熊楠 日本人の可能性の極限」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
昔から気にはなっていたけれど、なかなか読めていなかった
南方熊楠さんを読む入門として手に取る。
百科事典などを自分の中に刷り込み、
自然観察/交わりや本の渉猟でその知を複合的に組立て
粘菌への興味へと繋がる。
驚くべき知の力を発揮する人には、この
博学丸のみとも言えるエピソードの共通性も気になる。
空海の虚空蔵求聞持法も記憶術の一種かと思うが、
熊楠はとにかく百科事典の挿し絵まで書き写し、刻み込んだ。
グーグルで気になることを
さっと検索できるこのご時世でも
頭の中に知の回路/記憶の回路を作っておかないと
思考が深まることはきっとないのだろう。
Posted by ブクログ
熊楠については何一つ知らなかったし、名前聞いたことあるな~くらいの認識であったにも関わらず、すらすら読めて尚且つ、面白かった。
天才であるし、常軌を逸しているその行動ぶりから、変人・奇人扱いを受けるけれども、その実とてもシャイな性格で、人前で話すのが苦手で、お酒を飲んで柳田国男と会わないと話せないなど、可愛げのある人だなと、くすっとしてしまったほど。
今でいえば発達障害の類に類するのかな?とも思ったけれど、子供が統合失調症を患ったこともあり、なにかしら、特異な才能等があるのは否めないと感じました。
幽霊と幻覚の考察も面白くて、垂直or平行の違いってそれほんと?って思ったり、夢に対しての
Posted by ブクログ
「南方熊楠 日本人の可能性の極限」唐澤太輔
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百科事典を丸ごと暗記、二十以上の言語を解した、キューバ独立戦争参戦といった虚実さまざまな伝説に彩られ、民俗学、生物学などに幅広く業績を残した南方熊楠。「てんぎゃん(天狗さん)」とあだ名された少年時代、大英博物館に通いつめた海外放浪期。神社合祀反対運動にかかわり、在野の粘菌研究者として昭和天皇に進講した晩年まで。「日本人の可能性の極限」を歩んだ生涯をたどり、その思想を解き明かす。
「BOOK」データベースより
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会社の部長から「南方熊