作品一覧

  • ありがとう自衛隊 ~ヒゲの隊長が綴る日本再興奮闘記~

    ありがとう自衛隊

    ビジネス・実用

    3.9
    1巻671円 (税込)
    2011年3月11日に突然日本を襲った東日本大震災。そんな未曾有の事態が発生した直後から、被災地でまさしく命を賭してさまざまな救援活動を続ける自衛隊。テレビや新聞では報じきれていない現地におけるその活躍と、自衛隊員への感謝のメッセージを佐藤正久議員が綴る。 さらに自衛隊OBでもある“ヒゲの隊長”だからこそ知りうる自衛隊員の心身の驚異的な強さの秘密や、ベールに包まれた訓練内容、さらには自衛隊がもっと好きになる知られざる彼らの素顔まで完全網羅。自衛隊への感謝の気持ちと親近感が増す1冊です。
  • 高校生にも読んでほしい安全保障の授業

    高校生にも読んでほしい安全保障の授業

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    集団的自衛権を認めると日本が戦争に巻き込まれるの? 自衛隊員が危険地域に出かけて命を落とすのでは? 「安保法案」によって徴兵制が復活するって本当ですか? いいえ、違います。すべては「戦争」しない国づくりのために―― “ヒゲの隊長”が綴る世界平和のためのやさしい講義。 「平和安全法制」がよくわからない、という高校生にもぜひ読んでほしい1冊です。 第1章 集団的自衛権ってなに? 第2章 日本の身近にある脅威とは? 第3章 戦わずに国を守る方法はあるの? 第4章 自衛隊員のリスクをいかに下げるか? 第5章 スッキリわかる! 安全保障Q&A
  • 高校生にも読んでほしい海の安全保障の授業 - 日本人が知らない南シナ海の大問題! -

    高校生にも読んでほしい海の安全保障の授業 - 日本人が知らない南シナ海の大問題! -

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻990円 (税込)
    ※電子書籍版には、紙書籍版の2限目 対談「教えて!ヒゲの隊長」が含まれておりません。ご了承ください。 今、南シナ海では何が起こっているの? 日本と南シナ海問題はどんな関係があるの? そもそも領海や排他的経済水域ってどういう意味? 東シナ海にも危機が迫っているのは本当? 平和な日本と平和な世界のために私たちにできることは? ――中国による人工島などの建設により対立が続く南シナ海、中国による尖閣諸島への領海侵犯が続く東シナ海……海に関する基礎知識、現状、中国の狙い、さらに解決策まで、“ヒゲの隊長”佐藤正久議員がどの本よりもわかりやすく徹底解説! 前作「高校生にも読んでほしい安全保障の授業」に続く、第2弾です。
  • 高校生にも読んでほしい平和のための安全保障の授業

    高校生にも読んでほしい平和のための安全保障の授業

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻1,210円 (税込)
    「外交」だけで戦争のない世界は実現できますか? 自衛隊員の日々の努力を教えてください! 平和安全法制の仕組みが難しい……。 学生たちから寄せられた質問や意見に、 “ヒゲの隊長”がわかりやすく答える陸・海・空の集中講義! 「戦争がなかった平成と同じように、令和の日本も戦争のない平和な時代にするために、私たちはどうすればいいのでしょうか。 この本は、みなさんと一緒に日本の、そして世界の平和を考えていくための教材です。 できることなら、これからの日本を担っていく、若い世代のみなさんが一緒に考えてくれることを心から願っています」(著者より) 【目次】 オリエンテーション 戦争のない令和にするために 1限目 平和安全法制ってなんだろう? 2限目 基礎から学ぼう 日本の安全保障 3限目 日本に迫る脅威・危機 4限目 戦わずに国を守る方法を提案します 5限目 日本を守る自衛隊と海上保安庁 おわりのホームルーム 平和のためにできることは身近にあります
  • 小学生でもわかる 国を守るお仕事そもそも事典

    小学生でもわかる 国を守るお仕事そもそも事典

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻1,514円 (税込)
    「自衛隊って強いの弱いの?」「軍事技術の開発は悪いこと?」「どうして被災地に自衛隊が一番乗り?」「なぜ戦争やテロはなくならないの?」...etc 大災害時に命がけで駆けつけ、外国からの侵略を防いでくれる自衛隊。子供はもちろん大人でもわかっていそうで実はよく知らない国民の命を守るというお仕事をヒゲの隊長こと佐藤正久さんがQ&A形式でイラストを豊富に使ってわかりやすく解説しています。

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  • 知らないと後悔する 日本が侵攻される日

    知らないと後悔する 日本が侵攻される日

    小説・文芸

    4.2
    1巻940円 (税込)
    2027年、日本がウクライナになる――。決して脅しではない。習近平国家主席が4期目を決めるこの年に、世界は大きく動くことになるだろう。ロシア、中国、北朝鮮に囲まれた我が国の危険性は、日増しに高まるばかりである。ロシアはなぜ北方領土を手放さないのか、中国が尖閣を執拗に欲しがる背景、北朝鮮のミサイル発射の脅威……。AIや衛星が主流の現代の戦争においては、海は陸地化しており、島国は安全という理屈も通用しない。元自衛官で「戦場を知る政治家」である著者が指摘する日本防衛の落とし穴。
  • 図解 令和自衛隊大全 「隊」格大改造 「防衛力抜本的強化」の深層

    図解 令和自衛隊大全 「隊」格大改造 「防衛力抜本的強化」の深層

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    2021年のウクライナ侵攻、2023年のパレスチナ‐イスラエル戦争、そして間もなく確実に訪れる中国による「台湾・日本侵攻」…ゴラン高原を経験した「ヒゲの隊長」こと佐藤正久氏が分析する最新の「戦時」。その状況で日本の国防環境は急速に進化している。戦火から日本人を守る盾「自衛隊」は令和でどう生まれ変わったのか、その課題は何か、自衛隊の「全て」を解説した一冊
  • 中国に勝つための地政学と地経学 日本人に隠されている真のチャイナクライシス

    中国に勝つための地政学と地経学 日本人に隠されている真のチャイナクライシス

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,485円 (税込)
    2022年2月24日、ロシアはウクライナへの軍事侵攻を決定。同月26日には制裁として国際決済システムSWIFTからロシアが排除された。この意味は西側世界が資源大国ロシアからのエネルギー輸入を捨てたということで、資源価格は暴騰。コストプッシュによる強烈なインフレなどの返り血による経済混乱を伴い、東西デカップリング(分断)が加速し続けている――。このように明日のビジネス、国際状況を読むために「安全保障」を知らなければならない時代がやってきた。 「日本国民はもっと中国の脅威を認識すべきだ。その点を国民に発信することが今の私の最大の務めだと考えている」 外交、安全保障、経済安全保障の最前線に立つ現職の自民党外交部会長・佐藤正久氏が日本人の知らない「今」日本列島に迫っている危機を余すことなく伝える。「安全保障」や「国防」は日常生活から遠いところにあるものだった。だがついに「軍事力」というパワーが日本経済を揺るがす時代に突入した。安全保障や経済安全保障を理解することが、これから先の経済、あるいはビジネスを予測するためにも必要になってしまったのだ。その理由は中国だ。かつての中国と、習近平政権の中国はまったく違う。膨張主義を隠さず軍事一辺倒の実効支配だけではなく、経済圏構想「一帯一路」を通じて経済圏・情報圏を拡大し続けている。もはやアメリカ一国では対抗できないほどの「脅威」は日々増大。自由主義陣営も「地政学」と「地経学」をミックスさせながら、中国への抑止力を高めているのが現実だ。「地政学」とは地理学と政治学を合成した言葉で、国際政治を考察する上で地理的条件を重視する学問である。「地理」の「地」が使われていることから「国家のパワーは領土の広さ」と誤解されやすいのだが、海が物流の鍵であることから地政学とは「領海」やシーレーンも含めて考えられなければならない。「地経学」とは地政学的な目的を、経済を使って達成しようという新たな学問だ。中国の「一帯一路」はまさに「地経学」の実践である。この「中国の脅威」を正確に評価するためには日本列島を「地政学」的に考え、その価値を理解しなければならない。 第1章 地政学から見た日本列島の価値 第2章 アフガニスタンを見れば明日の日本がわかる 第3章 「345+11」中国多重包囲網 第4章 バイデン政権の憂鬱 第5章 日本人が知らない中国の軍事技術の脅威 第6章 地経学を利用した日本の「シン」防衛構想
  • 中国の侵略に討ち勝つハイブリッド防衛 日本に迫る複合危機勃発のXデー

    中国の侵略に討ち勝つハイブリッド防衛 日本に迫る複合危機勃発のXデー

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,870円 (税込)
    2023年3月10日 第三期習王朝樹立! 列島に迫る未曾有の複合危機 最新の安全保障の姿を50点以上の図版・288ページで詳説! 本書を読むことが抑止力の向上に繋がる 以下、目次より抜粋 序章 哀悼 安倍晋三元最高司令官 歴代で最も「自衛隊」を尊重した最高司令官 反対派を気遣って「裏門から出ろ」 「自衛隊の最高司令官が務まるか」が総理の資格 第1章 アメリカが導き出した開戦Xデー 日本列島と台湾島は中国の太平洋進出の壁 領土・領海の拡大を実現して「皇帝」を目指す習近平 粛清と制裁で第3期習王朝にこぎ着けた 中国共産党 第20期人事が示す野望 技術開発のギャップを狙う 原子力のテクノクラートを参画させた意味 中央軍事委員会メンバーの異様性 次期国防大臣選任の背景にある軍改革 党の軍から習近平の私設軍隊へ 侵攻のXデー 第2章 ウクライナが伝える「複合危機」の脅威 EUの東方拡大に21世紀欧州初の戦争を仕掛けた アメリカの姿勢と原油価格 親ロシア派とクリミア半島 「クリミア半島」はロシアの核心的利益 スターリンの呪縛がクリミア半島を譲渡させた たった1隻を残して寝返ったウクライナ海軍 ウクライナの国防改革 演説の天才 第3章 中国に攻めさせない日本の決断 撃墜スパイ気球が示す中国の非対称戦略 ロシアと中国の占領タスクが酷似 最重要課題は「中国に攻めさせない」こと 宇宙、サイバー、電磁波領域という新たな戦域 アメリカの軍民融合 安保3文書改定 「30+2対1」と「2対3」と「0対1」 韓国には期待できない 戦闘機の共同開発と経済安保 第4章 分断する世界と経済安全保障 「安保3文書」改定が生んだ新たな関係 345の包囲網 原潜のターゲットは中国 AUKUSの裏にあるJAUKUS メガFTAによる中国包囲網 「軍民融合」戦略が半導体の禁輸に繋がった 日米台韓の「Chip4」で中国と分断 セキュリティー・クリアランス グローバルサウスの争奪戦 第5章 その時、列島に何が起こるか――覚悟した日本国民こそ最大の抑止力 2023年秋に訪れる危機 CSISのシミュレーションの意味 その日、中国軍は台湾海峡を封鎖する 列島はウクライナ侵攻後のポーランドになる 立ちはだかる「武器輸出三原則」の壁 横須賀防衛学園都市 抑止力の土台「自衛官」の惨状 人任せ防衛から自立防衛の意識へ
  • 日本人だけが知らない ドローンとAIの戦争論

    日本人だけが知らない ドローンとAIの戦争論

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,045円 (税込)
    国民は戦争を直視せず AI・ハイテクで10年遅れ 弾も油も3日分しかない このままでは日本は やられる一方だ ドローンとAIの進化で戦場の様相は激変した。 いまウクライナやイランで起きているのは、小型で安価な機体が戦車や艦船を破壊し防空網を突破する、「小が大を喰う」戦争だ。さらに、サイバー攻撃、資源・関税を武器にした戦いなど、「見えない戦争」も迫っている。 だが日本の安全保障体制はこれらに対してあまりに脆弱だ。 本書では、元イラク派遣隊長が、極超音速ミサイル等の最新兵器、ホルムズ海峡の攻防、台湾有事など、日本が直面する脅威を徹底解説。 今ならまだ間に合う、日本人の生命と財産を守る一冊。
  • ヒゲの隊長 絆の道~果たしたい約束がある~
    完結

    ヒゲの隊長 絆の道

    少年・青年マンガ

    4.3
    全1巻838円 (税込)
    自衛隊では日本の国際貢献に命を賭け、ある約束を果たすために政治の道へ進んだ。そして我が国を襲った東日本大震災と福島第一原子力発電所事故…。“ヒゲの隊長”こと参議院議員 佐藤正久氏が激動の中で闘い続けてきた自身の半生を振り返りながら、日本の未来のために政治家として今何を為すべきか自らに問いかける。政治のあるべき姿を追求する佐藤正久氏のノンフィクション単行本コミック。
  • 守るべき人がいる

    守るべき人がいる

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻1,100円 (税込)
    「竹島、北方領土、尖閣諸島……先人から受け継いだ日本の領土は絶対に渡さない」 「PKO派遣、集団的自衛権の行使などヒゲの隊長だからこそ語れる自衛隊の今後」 「震災対応にもう想定外は許されない! 防災、減災におけるこれからの国の責任」 「教育勅語が教えてくれる日本が世界に誇る国家観」。 愛する我が国を様々な脅威から守るため、ヒゲの隊長・佐藤正久議員が日本に迫りくる危機と、 国と自衛隊のあるべき姿を緊急執筆!

ユーザーレビュー

  • 知らないと後悔する 日本が侵攻される日

    Posted by ブクログ

    正しく現状の危機を教えてくれる地に足のついた解説に好感がもてる。台湾有事の第一人者といえる峯村さんの書籍と併せて理解をしても、現実の問題として台湾有事→日本の有事が2027年までに確実に訪れることが分かる。
    市民のレベルで今 何をすれば良いのかまでは教えてくれない。誰にも判らないから、と言える。日本人の心構えのなさ、精神的な軟弱性は事が起きれば間違いなく露呈する。危機を正しく伝える為の、政治家の国民へのメッセージが必要ではないだろうか。

    0
    2024年06月02日
  • 知らないと後悔する 日本が侵攻される日

    購入済み

    日本人としてどうする

    戦後の平和ボケに全く気づかず日本が運営されてきたことを大いに反省させられた。ロシアのウクライナ侵略に対して命を賭して自国を守る姿が日本人の平和ボケした心を覚醒させるきっかけとすべきと著者の危機感が伝わってくる。日本人ならどうするのか国を上げて議論すべき時となっている。~~

    2
    2022年09月10日
  • 高校生にも読んでほしい平和のための安全保障の授業

    Posted by ブクログ

    借りたもの。
    「安全保障」とは何か?その答えを世界のグローバルスタンダードと日本の現行法と照らし合わせ、問題点や平和安全法制が「戦争法などではない」こと、憲法第9条と対立関係ではないことを懇切丁寧に解説。
    TVなどのマスメディアが報道してない、そもそも国防と国家間の平和とは何かを、“ひげの隊長”が解説。

    平和安全法制が何故必要だったのか?
    現場で一番の悩みは武器の使用権限。
    法律に縛られているがゆえに、“自衛隊が”攻撃を受けていないから正当防衛ではないという理由で、武器を持たない文民やNGOの人々を護衛できないという。
    範囲を越える活動に該当し、守れないというジレンマ。
    イレギュラーをその都度許すなんてことになったら、法律の意味がない。だからこそ、恒久法が必要だということ。
    また、日本の国防は“米軍ありき”という事実、切れ目なく日米が相互に守り合うことで信頼や牽制になっていた。
    何故なら一国で国防するのはお金がかかるし、自国の軍事力だけで守る(個別的自衛権)のは軍拡競争を招く事を忘れている……それをWWⅠ,Ⅱで世界は体験した。
    さらに湾岸戦争の際、資金援助のみだった日本は諸外国から信用されなかったという苦い経験をしている。

    戦争を望まないのは自衛隊も同じ。
    そもそも自衛隊は「軍隊のようで、軍隊ではない」とはっきり言う。「警察の大きなもの」とも。(前身組織の名称が警察予備隊だからか?)

    日本の国防に関しての問題点も紹介。
    日本周辺に留まらない。日本のシーレーン(油の道)問題…その確保が生活に大きな影響を与えることに、どれだけの人が気づいているだろうか?
    極東アジアにとって、日本列島は太平洋進出を阻む邪魔な存在である事実。(地政学的に)
    中国の究極の目標は2040年まで太平洋をアメリカと二分することだと紹介。
    中国は「国境は国力に応じて変化する」という考えを持っており、時間をかけて少しずつ変えるつもりであること、それらは「世論戦」「心理戦」「法律戦」という。
    実際、これらが国際社会で問題視されている。
    その工作活動全てが上手くいくとは思わない……というより、周辺諸国の当然反発を食らうことは予想される。
    アメリカ「航行の自由作戦」、フィリピンの国際法に基づく「中国の主張と行動の違法性」を訴えていることをあげている。
    南シナ海で起きていることは東シナ海でも起こる。この危機感。
    以前問題になった、大群で押し寄せてくる漁民の下には潜水艦があること。
    北朝鮮の脅威。国際ルールから逸脱しているから、何をするかわからない。
    ロシアによる条約違反からの不法占拠にはじまる北方領土問題。
    韓国との竹島問題……
    日本は国防に関して、様々な問題を抱えている事実。
    それらを一般人も知ってほしいとひげの隊長は訴える。

    部隊の運用に関して、世間一般から受ける批判についても反論?諭している。
    自衛官の自殺率について、野党が「犠牲者」という言葉を使い印象操作とうわべだけの話で自衛隊員の身を案じていることを冷ややかに受け止めている。
    海外派遣から帰還した自衛官の自殺率一般のそれよりも低いとの事。

    0
    2021年03月28日
  • 高校生にも読んでほしい安全保障の授業

    Posted by ブクログ

    借りたもの。
    2015年の平和安全法制定のバックボーンに何があるのかを解説。
    ‘これまでのように戦争放棄をアピールするだけでは、日本の平和と安全を保障することができなくなっているのが実情(p.4)’と、明言している。
    2000年代に入ってからの国際テロ、ホルムズ海峡の機雷掃海などを受け、法律の整備が曖昧な今の自衛隊では国際平和に貢献できない、自国民を守れないという危機意識があることを丁寧に解説。

    理由は、自衛隊はかなりの制限をかけられた法律に基づいて動くため。
    武器使用権限に関する正当防衛の範囲を越える活動に該当するため、駆けつけ警護ができないという衝撃の事実。東ティモールでは妙な理屈をこじつけて日本食レストランの調理人を救助した例(p.38)まで……
    ‘有事になってから慌てても遅い(p.21)’のだ。

    国民の危機意識の無さを懸念している。
    まず第一に日本人が領土問題に疎い(無知・無関心)こと。
    実は同盟国(アメリカ)とでさえ、(小笠原諸島周辺海域)排他的経済水域が曖昧らしい。
    さらに領土問題は一度譲歩してしまうと後は際限が無いことを訴える。

    日本の身近にある脅威についても紹介。
    地政学的な話にもなるが、日本地図を逆さにすると、日本列島は中国やロシアにとって太平洋進出にフタをしている邪魔な存在であること。

    それらを踏まえ、日本の安全はどのように守られているのかを解説。
    国防とは、自国だけで守っているのではなく「アメリカと相互に守り合っている」ことで成り立っている。それか集団的自衛権。

    NATOに加盟していなかったウクライナがクリミア危機を招いてしまったこと(結果、ロシア占領)、フィリピンが米軍から返還されたミスチーフ礁を自助努力を怠った隙
    に中国に奪取されたこと…これらは集団的自衛権を持っていなかったから起こった事態でもあった。

    集団的自衛権があることで大国へのけん制になり、‘戦わずに国を守る方法’となる。
    日米同盟、安保の本来の意味はそこだった。
    一方的にアメリカの傘下で抑圧されているわけでは無い。「守られているから相互に守り合う」ことが求められている。

    中国は明らかにアメリカの抑止力低下を狙っている……ランドパワーの中国が、2015年に陸軍偏重から海軍重視への切り替えを表明したことは、シーパワーの日本にとって衝突、主権侵害の脅威に他ならない。
    中国の軍事予算の上昇、無人航空機(UAV)運用とその対策の必要性がある。
    中国の2015年の『国防白書』の方針から、中国が作戦範囲を広げ先制攻撃をかける可能性を指摘している。

    現行の法律上での定義・解釈をQ&A形式で解説している箇所が読みやすい。有識者という、右左双方片寄った論者の持論と妄想の意見ではなく、定義の解説だった。

    集団的自衛権が認められる≠徴兵制
    集団的自衛権≠戦争がしやすくなる
    集団的自衛権≠侵略の武力行使
    日本の平和憲法≠他国は日本を攻撃しない

    ……冷静に考えれば別物なのに(定義されている法律が無かったり、違ったり)感情論ばかりが大きく、また私自身が知識をもっていなかったことで、それらにモヤモヤしていた。
    世界にあるのは戦争を“予防”する法律であり、法律があるから戦争が起こる/起こらないのではない。
    紛争解決は対話だが、対話のための対等な関係は、“対等な軍事力があって成り立つ”ということがグローバルスタンダードであることを認識する。

    外国からの脅威を防ぐのは国民の意識。
    竹島問題を報道機関が大きく取り上げたことで、韓国のり自国の主張を一方的に押し付ける外交が明らかになった。

    沖縄の基地問題。
    国外に移すとなれば調査・建設に莫大な時間とお金がかかること、他国の軍事戦略にも影響があること……
    それをまるっと無視して沖縄に口約束した民主党の鳩山。おかげでこじれてる。

    沖縄に基地があることで、自衛隊が持てない以上の軍備と米軍の後ろ楯がある。
    正確に言うと沖縄の防衛力は米軍ありきで、自衛隊だけでは補てんできないのではないか?

    0
    2021年04月02日
  • 小学生でもわかる 国を守るお仕事そもそも事典

    Posted by ブクログ

    自衛隊について書かれた、漢字にルビが振られた本。
    わかり易く書かれているが、大人にも対応できる内容の濃さ。
    内容は中道。

    0
    2017年10月27日

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