作品一覧

  • マネロン 二億円の行方
    4.5
    1巻660円 (税込)
    2億円を手に入れたとき、あなたならどうしますか?孤独なフリーターの青年が手にしたのは、強奪された2億円だった!人生の一大転機を賭けた計画は果たして?純愛と大金の行方を巡るヒューマン・サスペンス!【あらすじ】フリーターとして毎日を退屈に過ごしていた和樹は、ある日山の中でとんでもない物を掘り出してしまった。それは銀行強盗が強奪し、隠し埋めた二億円近い金。大金を手に入れた和樹は札の番号から足がつく危険を回避すべく、自ら「資金洗浄(マネー・ロンダリング)」を画策する。人生の一大転機を賭けた計画は果たして?キャバ嬢との恋愛、二人を追う刑事、更にはヤクザ、銀行員等の思惑が複雑に絡み合う、ヒューマン・サスペンス!
  • 文豪たちの友情
    値引きあり
    3.5
    1巻825円 (税込)
    彼らの関係は、とてもややこしくて、とても美しい。 文豪同士の友情を追ったエッセイ集。 佐藤春夫と堀口大學は仲良しすぎて男色関係を疑われた? 室生犀星と萩原朔太郎の出会いは最悪だった? 国木田独歩と田山花袋は同居していてもケンカばかり? 最近再び注目を集めている、日本の文豪たち。学生時代、教科書で彼らの存在を知った、という人も多いでしょう。でも、教科書に載っているから、後世に名をのこしているから、彼らはわたしたちにとって遠い存在なのでしょうか?文学で成功してやろうとがんばっていた若き日の彼らは、本当はどういう人たちだったのでしょうか? 本書では、文豪同士の友情にまつわる逸話を紹介しながら、彼らの人生と作品に迫ります。第一章は自他ともに認める「ニコイチ」の二人を取り上げました。第二章は若くして亡くなった文豪を取り巻く人間関係がテーマです。友人を代表して一人の作家を選んでいますが、他にも親しかった人たちの言葉を多めにピックアップしています。第三章は絶交のあと和解するなど、一筋縄ではいかない二人の複雑な関係を浮き彫りにすることを目指しました。全13組の文豪たちの「友情の履歴書」を、ぜひ味わってみて下さい。文豪がテーマのマンガやゲームの元ネタもわかります。
  • 小学館世界J文学館 サキ作品集
    -
    1巻880円 (税込)
    ※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 人間の日常の中にひそむ悪意と恐怖の物語。 サキの作品は、ごくごくありふれた普通の言葉が並んでいるだけで直接的な怖い言葉は何一つ使われていないのに、まるで背中に氷の固まりを入れられたようなゾクゾクする恐怖がじわっと押しよせてくる。結末も明言せず読者の想像に任せているため、読み方によっては底なしの恐怖の沼に落ちていくような気分になるかも。 「スレドニ・ヴァシュター」十歳の病弱な少年が、自分を過剰に厳しく育てる保護者の夫人に天罰がくだるように、秘密で飼っているケナガイタチを神様にして祈った結果……。その他、「イースターエッグ」「運命という猟犬」「モーズル・バートン村の平穏」「モルヴェーラ」「ラプロシュカの亡霊」「侵入者」「地獄に落ちた魂の像」「悔い改め」「夕闇」「ガブリエル・アーネスト」「話上手」「セルノグラッツのオオカミ」「あいたガラス戸」「四角い卵(アナグマの目から見た塹壕の泥仕合)」「トバモリー」「名画の背景」「ウズラのえさ」全18話の恐怖をぜひ体験してください。(新訳) ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • 小学館世界J文学館 ポー作品集
    -
    1巻880円 (税込)
    ※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 ようこそ、恐怖と幻想と怪奇の世界へ! 推理小説、SF小説の始祖といわれるアメリカの文豪、エドガー・アラン・ポーの短編7作品を新訳で収録!   「黄金虫」…金色に輝く甲虫を発見したルグラントは、その日からすっかり人が変わってしまった。黄金虫に導かれ、地面を掘るルグラントが見つけたものは……。暗号解読の魅力を満喫できる傑作! 「群集の人」…その老人は、ただひたすら「群集」を探しもとめて歩き続ける。尾行する「ぼく」がやがて気づいたのは……?  「盗まれた手紙」…重要な手紙はどこに隠されているか? 天才探偵デュパンは、冷静な推理で意外な隠し場所を見つけ出す。 「ウィリアム・ウィルスン」…素行の悪い青年の前に、自分とそっくりな顔をした同姓同名の人物が現れた。自分の行動をいちいち邪魔するそいつに腹を立て、青年はついに剣をふるって決闘するが……。 「アッシャー家の崩壊」…陰鬱な古城に暮らす、アッシャー家の兄妹。兄は憂鬱に沈み込み、妹は重い病に伏せっている。やがて妹は亡くなり、地下室に仮に埋葬される。さらに憂鬱を深める兄。そして最後の悲劇がアッシャー家を襲う……。 その他、「大渦巻に落ちて」「使いきった男」を収録。 ※この作品は一部カラーが含まれます。

ユーザーレビュー

  • 文豪たちの友情

    Posted by ブクログ

    小6のときこれで読書感想文書いた。
    十人十色なのは作品から痛いほど伝わるが、やっぱり共通するところはあるんだなと思わせられる本

    0
    2021年01月21日
  • マネロン 二億円の行方

    Posted by ブクログ

    お金についての小説を探していて、ぶち当たったので読んでみた。スリルを感じさせる展開で、主人公になったつもりで、入り込んで読んでみたらとても楽しめた。

    0
    2014年12月13日
  • 文豪たちの友情

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文豪たちの関係性は表面上でしか知らなかったから凄く興味深かった。
    作家の表現力でみる友人評は巧みな語彙力で色彩豊か。
    そこに愛あるツッコミが著者さんから入ってとても読みやすかった。
    時代さえ同じであればほとんど知り合いという世間の狭さは驚きだった。佐藤春夫、何者だ。

    0
    2022年01月04日
  • 文豪たちの友情

    Posted by ブクログ

    意外な文豪たちのつながり。
    現実は小説より奇なりを字で言ってる人たちばかりで、名を残す人たちって、これくらいじゃないといけないのかしら…と思いをはせました。

    0
    2021年02月24日
  • 文豪たちの友情

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     ニコイチな二人、短命に逝った友を思う、愛憎劇、の三つに分けた文豪達の友情を紹介。短命に逝った文豪との友情録は、切ないの一言。文豪達の途切れ途切れだったエピソードが、誰かとの友情を通して一つの流れとしてまとめられていて面白く読めた。
     どれも心惹かれるエピソードだったが、金田一と石川啄木との交友について知ると、啄木の作品を読み返したり、新しい作品を読んでみたくなった。つらっと数えるだけでも、太宰、荷風、谷崎などと揉めていた佐藤春夫のすっぱりばっきりな気性にうーんと唸りつつ、それだけの対人関係トラブルを繰り広げながらも門弟三千人だし、揉めるための人間関係に事欠かなかった佐藤春夫はよほど魅力的な人

    0
    2018年04月29日

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