作品一覧

  • ディスカヴァー文庫 青春ロボット
    3.0
    1巻880円 (税込)
    中学生のなかに紛れ込んだ、人間そっくりの「ロボット」手崎零は人間を幸せにするために、常に最適な行動をとっていた。だが、ある出来事により自身がロボットだと周りに気づかれ、友人たちとの関係が壊れてしまう。高校に進学した零は、ひとりの少女、珊瑚と出会う。彼女と付き合いながら、ふたたび人間との交流を深めていく零。順調な日々を送るも、卓球の試合当日、突然、気を失ってしまう…。―第1回CRUNCH NOVELS新人賞大賞作家デビュー作。 ※本書は2015年に小社より刊行された著作を改稿し、文庫化したものです。
  • 青春ロボット
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    中学生のなかに紛れ込んだ、人間そっくりの 「ロボット」手崎零(てざき・れい)は 人間を幸せにするために、常に最適な行動をとっていた。 だが、ある出来事により自身がロボットだと 周りに気づかれ、友人たちとの関係が壊れてしまう。 高校に進学した零は、ひとりの少女、 珊瑚(さんご)と出会う。 彼女と付き合いながら、零は卓球を通じ、 ふたたび人間との交流を深めていく。 順調な日々を送っていた零だが、 卓球の試合当日、突然、気を失ってしまう。 目覚めた零が気づく、自身も知らなかった秘密とは……。
  • ドラッグカラーの空
    -
    1巻1,760円 (税込)
    「坊主頭が鉛のように重い」 統合失調症を患った伊知郎は、デイケア施設で無為に過ぎていく時間に絶望していた。 そんなとき、社会復帰をめざす希望として、障害者技能競技大会、通称「アビリンピック」の存在を知る。 伊知郎は病気を馬鹿にする弟の弐郎や父に、「お前のような奴が大会に出ても意味が無い」と 罵倒されながらも、すがるようにしてプログラミングを学び、地区大会へ出場する。 この日を境に、伊知郎の人生は前進するはずだったのだが……。
  • 青春ロボット

    Posted by ブクログ

    一気読みでした。せつない。苦しい。悲しい。でも、その感情があるからこそ、生きてるってことなんんだって。うまく言えないけど、胸の奥のしこりが溶けていく感じがしました。何があっても、支えてくれる人の大切さ。愛することの壮大さに、感動しました。佐久本さん、ありがとう!

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    2016年02月23日
  • 青春ロボット

    Posted by ブクログ

    ロボットが人間と共生し、周りを幸せにするため…というミッションのもと、人間に紛れて中学、高校と過ごしていくよくあるようなSFまじりの青春ストーリー…
    と思っていたら、いい意味で裏切られました。5分の4くらいまではさくさく読めるラノベ風な感じ…と思っていたけど、いいテーマでした。

    作者の佐久本庸介さんも統合失調症を抱えながら作家をしていると知り、納得の内容。
    これはそういう病を抱えている人はもちろん、いろんな人が共感できるところがあるんじゃないかなぁと思った。

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    2017年03月27日
  • ディスカヴァー文庫 青春ロボット

    Posted by ブクログ

    ベタな感動でつまらないことはないけれど、父からあれだけの虐待を受けていながらあんなに軽い謝罪で許してしまう、というかサラッと流したような描写なのがあまり現実感がないと感じた。もっと葛藤があってもよかったと思うし、死にかけたのだから許さなくてもよかっただろうにと、自分の感覚との差を感じた。

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    2024年02月16日
  • ディスカヴァー文庫 青春ロボット

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    さらっと読んだが、不思議な読後感。ロボットが人間社会に溶け込めるのかというものか、と思いきや、実は人間でした。でも、そこには理由があって…。
    単に意外性をてらっただけではないと思える。むしろ、後半の立ち直りが描きたかったのか。
    作者はきっと卓球経験者。執拗なほどの卓球の描写は、やったことのある人にしか楽しめないのでは。

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    2017年04月04日
  • 青春ロボット

    Posted by ブクログ

    ロボットが実験的に人間社会の中学生として生活を始める。
    恋、部活、色々とあるが、実は心に病を持つ少年の話だった。
    面白い。

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    2015年11月29日

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