作品一覧

  • 東方見聞録

    東方見聞録

    小説・文芸

    3.9
    1巻2,178円 (税込)
    ヴェニスから小アジア・パミール高原を経て中国に入り、元が席捲するアジア各地を行脚、16年に及ぶ見聞を克明に記して、西洋人に東洋への眼を開かせた旅行記の古典。
  • 東方見聞録

    東方見聞録

    ビジネス・実用

    -
    1巻770円 (税込)
    中国元朝のフビライ・ハーンの時代、ヨーロッパから中国におもむいて長年フビライに仕え、26年ぶりに故郷ヴェネチアに帰国した商人マルコ・ポーロ(1254~1324)の大旅行記・博物誌。たまたまマルコが帰国した時期はヴェネチアがジェノアと争っていたため、軍艦に乗っていたマルコはジェノアの捕虜となって、その後の講和で釈放されるまでの約1年間ジェノアの獄にあった。その獄中で知り合ったのがピサ出身のルスティケロという物語作者で、「東方見聞録」はこのルスティケロの手によって初めてまとめられた。マルコはフビライの使者として、または商売で長期間、中国各地を旅行したので、モンゴルの歴史や風習、中国や中央アジアに関して、きわめて幅広い知識をヨーロッパに初めてもたらすことになり、そのアジア観に深い影響をあたえた。

ユーザーレビュー

  • 東方見聞録

    Posted by ブクログ

    史料として楽しみました
    思った以上にインチキ記述が多くてこれは信用できるものにはならないなあ
    面白いけど

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    2023年04月03日
  • 東方見聞録

    Posted by ブクログ

    マルコポーロです。モンゴル全盛期に東洋をぐるっと回った記録で、モンゴル大帝国時代の凄さが分かります。例えば、共通紙幣の発行、使者や通信のための駅の整備、キリスト教徒・イスラム教徒を平等に扱うなど。十字軍時代に有名だった幻のプレスター・ジョンが実在しているように描かれています。

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    2024年11月24日
  • 東方見聞録

    Posted by ブクログ

    フビライ・ハーンは、現在この世界にいる、いや、今までにこの世界にいた王の中で最も偉大な王。モンゴル帝国の都ハンバリク(中国名:大都、現在の北京)。

    ザイトゥーン(泉州)。膨大な胡椒が運び込まれている世界最大の港。高価な宝石や大粒の真珠を積んだインド船が次々とやってくる。アレクサンドリアの100倍の数の船が入港している。

    プレスター・ジョン(キリスト教徒の王)はモンゴル高原の覇者だったが、チンギス・ハーンとの戦いに負けて戦死してしまい、プレスター・ジョンの王国もモンゴル帝国に併合されてしまった。

    ジパング。マンズ(中国の南)から東へ1500マイルの大洋中にある。とても大きな島。住民は皮膚の色が白く、礼節の正しい優雅な偶像教徒。独立国であり、自らの国王を戴いている。黄金がいたるところで見つかり、人々は誰でも莫大な黄金を所有している。国王の宮殿の屋根はすべて純金でふかれており、床も指二本幅の厚さの純金で敷き詰められている。この国に行ったことがある大陸人はおらず、商人も訪れないため、豊富な黄金はかつて一度も国外に持ち出されていない。また、バラ色をした大きな真珠が大量にとれる。真珠を死者の口に入れて弔う習慣がある。

    フビライ・ハーンはジパングの富を聞き、二人の重臣(アバカンとヴォンサニチン)に命じてジパング征服に乗り出した。モンゴル軍はザイトゥーン(泉州)とキンサイ(杭州)から出港し、途中、暴風雨で多くの船を失ったが、3万のモンゴル軍がジパングに上陸した。モンゴル軍はジパング王の国旗をつけ、ジパング軍になりすまして首都に入城した。ジパング人は自国軍と間違えて、モンゴル軍の首都入城を許した。モンゴル軍は首都を7ヶ月にわたり死守したが、ジパング軍に包囲されてしまった。モンゴル軍は「命を助けてくれれば」という条件でジパング軍に降伏した。これを聞いて怒ったハーンは遠征軍を指揮した二人の重臣を処刑した。ジパングは最後までハーンに従わなかった。

    ムトフィリ王国。南インド。良質のダイヤモンドが豊富にある。そこでは谷底にあるダイヤモンドを採取するため、生肉の塊を谷底に投げ込む。すると谷底にあるダイヤモンドが生肉に突き刺さる。白い鷹がやってきて、谷底の生肉をくわえて谷から出てくる。鷹が地面に降りたところで、近づいて行って脅かすと、鷹は生肉を置いて立ち去る。生肉に突き刺さったダイヤモンドを回収する。※船乗りシンドバッドの物語と類似。

    マルコ・ポーロ『世界の記述』1300

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    2024年05月10日
  • 東方見聞録

    Posted by ブクログ

    『東方見聞録』を読んでみる日が来ようとは…!笑
    本書は1978年刊同名タイトルを昨年復刊したものらしく、新たに加わった解説も相まって読みやすかった。実際仕えていたとはいえフビライ・ハン(以下本文に倣い、大ハーン)を必要以上に崇拝していたり(「君主のうちの大君主」)、旅行先の描写も誇張されていそうで胡散臭さはあったけど、国外どころかアジア方面なんて未知の領域だったヨーロッパ人にはこれが全てだったんだろうな。

    マルコ・ポーロ(以下、ポーロ)は故郷ヴェニスへの帰還後、国同士の小競り合いに巻き込まれて1年間捕虜として獄中にいた。その間同室だった大衆作家に、自身が旅してきたアジア諸国(日本・東南アジアを除く)や大ハーン治世下の情勢や暮らしぶりを語ったのが『東方見聞録』の原型である。ヴェニス帰還までのダイジェスト→旅行先の詳細を順番に述べていく構成だ。

    しかし後世の人物が加筆したことにより見聞録はボリュームアップ。(内容については真偽の程が怪しい箇所が増えたかもだけど…)
    四方田氏(比較文学者)がまえがきで述べていた「数百年の間に形成された、東方世界をめぐるアーカイヴ」は、最適な見聞録の捉え方かもしれない。

    我々日本人にとって『東方見聞録』といえば、やはり「黄金の国ジパング」。
    …なのだが、あれだけ大々的に、しかも割とインパクト強で習ったわりには、意外と「チパング」(本文中の表記)の項はあっけない。その僅かな内容もやはり胡散臭いし…。
    「チパング」支配者の宮殿は、窓に至るまで金で出来ている。バラ色の真珠を多量に産出する。住民は人喰い人種。(!)
    どうやらポーロは実際「チパング」に行っておらず、元寇の経緯までもチグハグに伝え聞いているという。例えば北風が激しく吹いて小島に逃れた元の兵士達が、追討に来た日本の船に忍び込み「本島の首都」(鎌倉?京?)に向かったとか…。これもこれでインパクト強だな笑

    元寇といえば…でもう一つ。
    「戦闘前に名乗り口上をする習慣(?)が元側になく、あっという間に日本側が追い込まれた」と昔授業で習った。(気がする)
    しかし大ハーンが臣下ナヤンと対決する際、元寇みたいに有無を言わさず攻め入るような真似をしていないことに気づいた。陣営が整うや、鳴物が響き両軍全員が声高らかに歌うのだと。しかもそれがタタール人(蒙古人のこと)の習慣なんだと。
    名乗り口上ではないにせよ、彼らにも戦闘前の習慣があって士気を高めていた…。知られざる歴史の1ページを覗いたような、教科書より一歩先をリードしたような優越感に浸る(笑)

    釈放後のポーロは、大旅行家として人々から尊敬されると同時に大法螺吹きと呼ばれた。国外を出たことがないヨーロッパ人からしたら全てが出来すぎた話だったからだ。(まぁ「チパング」といい、伝聞で済ませた場所は確かにいい加減だったし…)数世紀を経てようやく探検家がその正確性を見出し、見聞録は真価を認められることになる。
    信憑性はともかく、彼が生涯をかけて辿った旅路は嘘ではないのだろう。

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    2023年08月04日
  • 東方見聞録

    Posted by ブクログ

    歴史の授業で出てきたマルコポーロの東方見聞録。
    その内容が読めるなんて感慨深いです。日本は鎌倉時代。フビライハーンの元寇のくだりが出てきます。マルコポーロはただの商人だと思っていたらフビライハーンに仕えていたらしい。そしてフビライさんの治めていた地がとにかく広い!
    飛行機で行き来できるようになった今もすごいなぁ面白いなあと思うくらいだから、当時の人たちはいろんな土地の話を聞いてもっと面白かっただろうなあ。

    0
    2023年06月25日

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