ユーザーレビュー こうして魔女は生きることにした。 文野はじめ / 蜂八憲 「滝くんはどこでても生きていけそうね」 「まあね。俺のいるところが、世界だ」 薄ら笑いにしっとりと滲む、傲慢。たった一言であっても、むせ返りそうなくらいに匂い立つ、自信。 (P.124) つたえたい、と思う。つたえられる、と確信する。 己が何者であるか、を思い出す。 「瑞季野の魔女は、――嘘...続きを読むは吐けども約定を違えはしない」 授けられた流儀のままに、俺は俺として在ればいい。 (P.325) Posted by ブクログ 蜂八憲のレビューをもっと見る