青木直己の作品一覧
「青木直己」の「勤番グルメ ブシメシ!」「美しい和菓子の図鑑」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
借りたもの。
読んで楽しい、美味しそうな和菓子イラストも眼福な一冊。
菓子の名称から歴史的な変容の経緯、庶民の菓子まで。
中には当時、そのお菓子を描いた浮世絵も掲載。
章立てが興味深かった。
茶会などで出される主菓子が四季折々の花々、季節感を表現している事は、よく取り上げられると思うが、それ以外――「人生の節目」「神仏」「歴史」という切り口――に、お菓子が人々を楽しませる“ハレ”の要素であることを強く意識させられた。
そこには無病息災や幸福……ご利益を望む人の願掛けを見る。
神への供物であった餅。禅僧が持ち込んだ饅頭(これ、中国では人身御供の代りとして考案された、とか無かったっけ?)。神饌菓子だった団子、
小豆をよく用いるのは、小豆が赤(魔除けの色)い豆だからではなかったか?
そういえば、禅僧が持ち込んだものの中にある羊羹は、本来は羊肉のスープだったものを小豆を用いて見立てたものだった。
昔は砂糖なんて高値すぎて、小豆餡は今のように甘くはなかったと聞くが、その当時の甘みのものを口にしてみたい、とも思う。
江戸時代には黒砂糖餡?それも気になる……
最後には掲載されている和菓子を販売している、菓子店リストも!
Posted by ブクログ
これまで何も考えず「うまいうまい」と食べてきた和菓子ができた背景や季節感の取り入れ方などを知ることができ、とても面白かったです。
確かにカラーじゃないページがちょっと残念に感じる箇所もあったけど、おおむね楽しく読めました。
【餅】
もともと神に捧げるためにつくられたお供えもの、豊穣を願う祭りなどにかかせないもの
【葛切り】
古くは水繊(水仙)と呼んでいた。昔は黄白二色で、水仙の花に似ていたことから名付けられたとされる。
【葬式饅頭】
甘いものが贅沢の象徴だった時代、故人の財産の一部を饅頭に変えて会葬者に配るようになったという。故人が安らかに成仏できるよう、喪主が故人に代わって功徳を積むという意味もあったとされる。
【どら焼き】
起源は諸説あるが、菓匠・笹屋伊織が東寺から「僧の副食となる菓子を作ってほしい」との依頼を受けて江戸末期に考案されたものが有名。
寺でもつくれるように鉄板の代わりに銅鑼の上で焼いたことからその名がつく。
動物性食材は使われず、薄皮の生地に棒状のこし餡をのせて巻き、竹の皮で包む。円柱型をしているのが特徴。
【糸切餅】
蒙古軍の戦勝記念としてつくられたという説(青赤青の三本線は元軍の旗印)と、力士・大海が考案したという説がある(化粧まわしと妻の名「三縞」にちなんだ三本線を書いて売り出した)。