本年度11冊目。
mr.childrenのCDジャケットのデザインをしていることから、前々から知っておりましたが、文章は初めて読みました。
この方の書く文、自分は好きです。まっすぐな感じ、そしてデザインをされているということで、僕の仕事からかなり離れていることで、また新たな刺激をもらいました。とって
...続きを読むもいい一冊。
①ワークショップの在り方について、目的地、そこに向かうビジョンを見せて、あとはそれぞれの人がもつエネルギーを構築していく作業のこと。僕等がよくいうワークショップ型の授業については、この視点が足りないのではないか。
特に僕自身が持っている、自分の流れに沿うように進めてしまう授業ではなくて、子どもたちにビジョンを見せて、それに向かっていくのは子どもたち一人ひとりのエネルギー、ここを上手く引き出せたらいいな。
どうしても「やり方」に目がいってしまう自分。そこを一回捨てて、子どもたちをとことん信じて、エネルギーを構築していく方に力を注ぐこと。授業はもっともっと楽しくなる気がする。
②ご友人の絵を描いてはすぐに手放す人の話。上手くいったことは自分に持っていたいと思ってしまうんだけど、そこをあえて手放す。
手放せば、また最初から。でも0から創るということには、多くのエネルギーが生まれる。もちろん時間がかかるんだけれども、大切なエネルギーが生まれる。僕はもう一回そこを大切にして取り組んでいきたいなぁと思う。自分がもつ仕事を、やりきることができるように。